ロフトベッドは、狭い部屋などでも、空間を上手に活用することができるので、使っている人も多いかと思います。
しかし、引越しの際や新しいベッドに買い替えたときなどには、それまで使っていたロフトベッドを解体しなくてはなりませんよね。
今回は、知らないと困ってしまうであろう、ロフトベッドの解体手順をご紹介していきます。
しっかりとマスターして、スムーズに解体できるようになりましょう。
ロフトベッドの解体は自分でできる?
ロフトベッドの「解体」と聞くと、「素人では難しいのは?」と思う人も多くいるのではないでしょうか。
確かに、簡単に誰でもできるとは言い切れません。
しかし、ロフトベッドの構造を理解し、手順を確認して作業することで、解体することはできます。
今回は、ロフトベッドを解体する上で、重要となるポイントなどをご紹介しながら、詳しく手順を追ってお伝えしていきます。
また、ロフトベッドを解体するということは、そのロフトベッドは必要なくなったという可能性も高いため、解体した後の、処理についてもご紹介します。
さらに、ロフトベッドを解体する際の注意事項についてもお伝えしていきましょう。
しっかりと確認して、安全に作業を行なうようにしてください。
ロフトベッドの解体手順を確認する前に道具を準備しよう!
ロフトベッドの解体手順をご紹介する前に、まずは、必要になる道具を用意しましょう。
ロフトベッドには、パイプでできているもの、木材でできているものなどがあります。
解体方法については、ロフトベッドの材質に関わらず、基本的にはどちらでも同じ方法で解体することが可能です。
では、必要になる道具をお伝えしていきます。
●ロフトベッドの解体に必要になる道具
・ドライバーセット
一般的に想像するであろうドライバーセットになります。
数種類のサイズのドライバーがプラス、マイナスで入っているタイプです。
持ち手のアタッチメントが付属されているものが多くあります。
もし、家にない場合には、ホームセンターなどで購入することができます。
・六角レンチ
ロフトベッドによっては、ネジなどに六角形の穴がある場合があります。
その場合は、こちらの工具を用意しましょう。
六角レンチには、サイズが数種類あるので、ロフトベッドのネジのサイズも確認しておくと安心です。
●あると便利なもの
・軍手
ゴム付きのグリップが効くものがあれば、そちらの方が作業しやすいので、あると便利です。
また、手を保護するためにも、用意した方がいいでしょう。
・ハンマー
もし、ネジが固くて回らない場合に、ハンマーを使うと作業しやすい場合もあります。
所持していれば、作業時に用意しておきましょう。
ロフトのベッドの解体手順をご紹介!
それでは、ロフトベッドの解体手順をご紹介していきます。
今回は、1人でもできる解体方法を取り上げますが、もし2人以上で作業が可能な場合には、2人以上で行なうと、安全面が向上するだけでなく、作業効率も上がります。
そのため、手伝ってもらえる人がいるのかということも、最初に確認しておきましょう。
布団などを取り除いた状態から、解体手順の詳細をお伝えしていきます。
<手順①>
ロフトベッドの床板の部分を取り外しましょう。
手で持ち上げることで、ほとんどが取り外せるので、ゆっくりと持ち上げ取り外します。
<手順②>
ベッドのサイドに手すりが取り付けられているタイプがほとんどです。
次は、その手すり部分を取り外しましょう。
ネジで固定されているので、ドライバーや六角レンチで外していきます。
使っているロフトベッドによって、使う工具が異なるので確認しましょう。
<手順③>
手すりを取り外すことができたら、床板を支えていた棒や板が残っているので、次はそちらを取り外します。
この場合にも、ドライバーや六角レンチを使い、ネジを外していきましょう。
本数は、そのロフトベッドによって異なりますが、4~8本ほどあるので、それらを全て取り外します。
<手順④>
残るパーツは、頭側と足側の大きめなフレームと、サイドのフレームになります。
まずは、サイドのフレームを取り外しましょう。
サイドのフレームを外せば、残りのパーツも解体されます。
これで、ロフトベッドの解体は終了になります。
もし、途中でネジが固くて回らない場合には、用意したハンマーを使います。
六角レンチをネジに当てて、六角レンチをハンマーで叩いて回す方法で、固いネジも回すことが可能です。
しかし、ハンマーを使う場合には、六角レンチのネジを使用しているロフトベッドに限るので、緊急時の参考として覚えておきましょう。
手順どおりにロフトベッドを解体した後は?
上記でご紹介した解体手順どおりにロフトベッドを解体できたら、その後について考えていきましょう。
引越しでロフトをベッドを解体した場合は、そのままパーツをまとめて荷造りすることになりますよね。
しかし、新しいベッドの購入などにより不要となった場合は、処分しなくてはいけません。
「解体したロフトベッドの処分をどうすればいいのかわからない」という人も多いはずです。
ここで、ロフトベッドの処分方法もご紹介していきます。
ロフトベッドは、粗大ゴミに指定されている地域が多いです。
そのため、各自治体や地域のルールを確認した上で、適切な方法で処分しましょう。
地域によっては、処分代が有料となる場合もあるので、覚えておきましょう。
また、回収が可能となっている地域もあるので、市役所やクリーンセンターなどに問い合わせてみるのもいいですね。
ロフトベッドの解体を業者に依頼してみよう!
引越しのためにロフトベッドを解体する必要がある場合には、業者に依頼することも可能です。
もちろん、引越しでなくても依頼することはできますが、多くの人は引越しに伴う解体で、業者に依頼することになるかと思います。
では、業者に依頼した場合には、費用はどれほどになるのでしょうか。
気になる人も多いかと思いますので、確認してみましょう。
特に、作業慣れしていない女性や、急な引越しで時間がとれない場合には、手順どおりに解体することが難しいですよね。
業者による解体料金は、その業者によって多少の違いがありますが、おおよそ8,000円ほどであることが多いです。
自分で解体作業をすることが難しい場合も多くあるので、業者への依頼も視野に入れておきましょう。
ロフトベッドを解体するときの注意事項は?
最後に、ロフトベッドを解体する際の注意事項についてお伝えしていきます。
ロフトベッドは大型の家具になるので、安全をしっかりと確保して作業することが重要になります。
必ず確認しておきましょう。
●複数人で作業可能な場合は、必ず複数人で行なう
ロフトベッドは、決して小さいものではありません。
むしろ大型の家具に分類されることが多いです。
そのため、1人でも手順どおりに解体することはできても、誰でも簡単にできる訳ではありません。
複数人が解体作業ができる場合には、安全面も考慮して、必ず複数人で行ないましょう。
●1人で作業する場合には、ゆっくり確実に解体しよう
1人で解体しなければいけない人もいると思います。
1人で解体する場合には、しっかりと時間を確保して、1つ1つ手順を確認して作業していきましょう。
無理をしたり、急いで作業することは、思わぬ怪我や事故にも繋がりやすいので注意が必要です。
慌てずにゆっくりと、確実に作業していきましょう。
解体手順はシンプルでも油断禁物!
今回ご紹介したロフトベッドの解体方法は、意外とシンプルなので、油断してしまう人もいるかもしれません。
解体手順はシンプルですが、ロフトベッドの種類によっては、重量のあるパーツを使用している場合も考えられます。
決して油断しないように、1つ1つの作業を慎重に、確認しながら解体していきましょう。
そして、手伝ってくれる人がいる場合には、お願いして一緒に作業するようにして、安全に解体しましょう。