ワイヤーネットは黒でクールに!おしゃれに見せる組み合わせ

最終更新日:2019/04/19

黒は目立つ分、インテリアに取り入れるときは上手にバランスをとることが大切です。

壁面収納で黒のワイヤーネットを選ぶことで、見せる収納をセンスアップさせ、リズミカルな空間にすることができるでしょう。

黒のワイヤーネットの目の粗さによる印象の変化や、ディスプレイのコツなどをご紹介します。

また、塗装する際の注意点やおすすめの収納アイテムについてもお伝えします。

無難な白より目立つ黒!ワイヤーネットで見せる収納

アルミやスチール製のワイヤーを、網目状に組み合わせてつくられた大小さまざまなパネルを、ワイヤーネットと呼びます。

網目が細かいものは、メッシュネットやメッシュパネルと呼ばれることが多いです。

こうしたワイヤー素材のネットは、収納スペースを増やすために役立ち、キッチンやクローゼットなどで多く使用されます。

つくりがシンプルな分、結束バンドやその他の連結できるパーツを使い、棚やゲージにアレンジできる便利なグッズです。

ワイヤーネットというと、白いネットを思い浮かべる方も多いでしょう。

壁が白っぽい部屋が多く、白いワイヤーネットなら壁となじみ、目立つことはありません。

白をベースとしたインテリアが好きな方も多いので、収納グッズをすべて白で統一している場合もあるでしょう。

しかし、あえてワイヤーネットを目立たせて、インテリアのアクセントとして考えるコーディネート方法もあります。

特に多く見かけるのが、黒のワイヤーネットを使った壁面収納です。

なぜ、黒のワイヤーネットが人気なのでしょうか。

黒のワイヤーネットがぴったり!クールなモノトーンインテリア

100均ショップなど身近なお店でよく見かけるワイヤーネットには、白や黒の他にも、ビビットなピンクやグリーン、ブラウンなどのカラーがあります。

ワイヤーネットを使った収納はカラフルにすることもできますし、同じ色で統一することもできますが、落ち着いた印象にしたいならモノトーンで揃えることをおすすめします。

白のワイヤーネットは、目立ちにくく清潔感もあり使い勝手がいいのですが、黒のワイヤーネットがしっくりくるインテリアもあります。

モノトーンと一口に言っても、北欧系やナチュラル系、ほとんど白でまとめるインテリアなど色々とあります。

もし黒のワイヤーネットで壁面収納したいなら、そうしたインテリアよりは、男前テイストのようなクールなインテリアのほうが合います。

家具や照明器具、その他の雑貨の色が黒、もしくは白黒のストライプで、全体的に黒を目立たせるモノトーンインテリアにしているときには、黒のワイヤーネットはぴったりです。

モノトーンインテリアの中で、黒には引きしめ効果、アクセント効果があります。

黒いワイヤーネットは目立つ分、ハイセンスな見せる収納に挑戦できるでしょう。

徹底的に生活感を見せない!黒のワイヤーネット収納のコツ

黒のワイヤーネットでおしゃれに見せるためには、生活感のあるものを飾ったり、たくさんのものを飾りすぎないことが大切です。

ワイヤーネットに引っ掛けるフックやクリップも黒やシルバー、もしくは木製の小さなハサミなどを使い、見せる収納に使うものは、すべてモノトーンでそろえるようにするとよいですね。

プラスチック製の生活感あふれる洗濯バサミを使ったり、輪ゴムやレジ袋を引っかけたりすると、生活感を目立たせることになってしまいます。

黒のワイヤーネットは事務的な印象もありますので、部屋のデスク周りの壁面収納はもちろん、キッチンや洗面所をクールに演出してくれるでしょう。

モノトーンのカレンダーや時計、文房具、メモ、写真、サングラスなどをディスプレイし、インダストリアルな雰囲気(無骨でかっこいい、工業的なテイスト)でまとめてみましょう。

特に、白地に黒のロゴがプリントされたデザインの小物はよく合います。

どのように配置するか、遠目から見てもインパクトあるか、ということを考えながら飾っていきましょう。

目の粗さで印象がちがう!インテリアに合うネットやパーツを使おう

見せる収納で黒のワイヤーネットを選ぶ際には、目の粗さにも注目してください。

目が粗ければ、ポップなイメージ、クールなイメージが強いでしょう。

一つの柄として、よいアクセントになります。

一方、細かいものには、焼き網のような印象があります。

アウトドアテイストやナチュラルさを感じられますので、観葉植物やユーズド感のある木目の雑貨と組み合わせることで、男前なインテリアコーディネートにすることができます。

黒のワイヤーネットがお近くの店舗で販売されていない場合は、ネット通販を利用してください。

「ワイヤーネット 黒」で検索すれば、たくさんの商品がヒットします。

いろいろな大きさや形の商品があり、脚付きで自立できるタイプや、天井と床に突っ張るパーテーション型もあります。

また、ワイヤーネットと組み合わせて使うパーツも販売されています。

キッチンペーパーホルダーやまな板ホルダー、引っ掛ける棒が付いたフック、黒のジョイント金具などもありました。

特に、三連フックや調味料ラックとして販売されている横長の収納グッズは、さまざまな用途で活躍しそうです。

こうしたグッズを使えば、黒のワイヤーネットを簡単に使いこなすことができるでしょう。

ワイヤーネットを黒く塗装する時の注意点

黒のワイヤーネットを使いたいけれど、手元には他の色のワイヤーネットしかない、ということもあるかと思います。

それほど高価なものではないので、黒いワイヤーネットを購入するのが一番簡単な方法ですが、塗装して黒にしている方もいます。

DIYに必要なものは100均ショップやホームセンターで多くの種類が販売されていますし、自分でアレンジした小物には味わいがあって愛着がわくものです。

塗装方法としては、スプレー塗装が簡単ですが、ワイヤーネットの場合はムダになる量が多いため、ハケとローラーを使うほうがいいかもしれません。

小さめのローラーで大部分を塗り、塗り残しをハケで埋めていくように塗装すればきれいに塗れるでしょう。

もちろん、ハケだけでもOKです。

しかし、既製品にそのまま塗っていくと、うまく塗れなかったり、ハゲてきたときに見苦しい状態になります。

そのため、事前にやすりをかけて凹凸をなくし、シーラーなどで下塗りしてから塗装をはじめたほうが仕上がりもきれいになります。

モノトーンインテリアにマッチする収納アイテム

黒のワイヤーネットを使うなら、メタルラックや収納棚なども黒を選んで統一感を演出してみましょう。

おすすめの商品を2点、ご紹介します。

●an-non(あんのん) メタルラック

マットな黒のメタルラックです。

奥行きは29,5cmで、5段積み重ねると高さは151,5cm、耐荷重は400kg(棚板1枚は80kg)です。

十分な収納力、使いやすい高さ、丈夫さなどメリットが多く、一人でも組み立てることができます。

参考価格は、税込みで3,218円です。

5段でこのお値段ですから、コスパにも優れています。

●aimcube(エイムキューブ) S字オープンラック3段

S字、もしくは電卓の5の文字を横に引き伸ばしたような形の組み立て式のラックです。

S字の空いているサイド部分にはスチール製の柱があり、抜群の安定感があります。

黒、白、ウォールナットの3カラーがありますが、おすすめするのはもちろん黒。

いくつか購入して縦横に組み合わせて使うこともできます。

参考価格は、税込みで6,990円です。

モノトーンインテリアのスパイスに!黒のワイヤーネットを活用

スタイリッシュなモノトーンインテリアに、黒のワイヤーネットはよく合います。

組み合わせ次第でオリジナルな空間や、便利なものをつくりあげることができるので、ぜひワイヤーネットを活用してみてください。

今回は、クールで男前なインテリアやインダストリアルインテリアを取り上げましたが、カラフルでポップなインテリアにも、和風インテリアにも使えるでしょう。