ワンルームに住んでいる人の大きな悩みの1つに、「ベッドや寝室スペースが丸見えになってしまう」ことが挙げられるかと思います。
ワンルームでは部屋が狭く、ベッドを設置するとどうしても生活スペースと寝室スペースが一緒になってしまいます。
今回は、ちょっとした工夫や家具の配置などで、上手にベッドを隠す方法を幾つか取り上げてご紹介していきます。
完全に隠すことは難しくてもスペースを分ける方法がありますので、お伝えしていきます。
ワンルームでスペースを分ける!棚を利用してベッドを隠す方法!
本棚などを利用して、部屋の間仕切りにする方法をご紹介していきます。
この方法を実際に活用している人も少なくないでしょう。
ワンルームでは、家具の配置を上手に利用することで、ベッドを隠すことができます。
棚を配置する向きなどについて考えて、目隠しにするアイディアを見ていきましょう。
まずは、ベッドの配置ですが、部屋の一番奥に配置するようにすると、棚も配置しやすくなります。
●ベッドの頭側に棚を設置する方法
部屋の奥にベッドを設置したら、ベッドの頭側を隠すように、本棚などを設置します。
この方法は、ベッドを完全に隠すことはできませんが、本棚が目隠しとなり、丸見えにならないので試してみてはいかがでしょうか。
また、この方法なら本棚やベッドを移動させるだけでできるので、本棚がある人はそれほど費用もかかりません。
さらに、本棚を複数並べることで、目隠しの効果を高めることもできるのでベッドをしっかりと隠したい人は試してみましょう。
●ベッドの足側に棚を設置する方法
次に、ベッドの足側に本棚などを設置して目隠しにする方法をご紹介します。
部屋の構造などによっては、こちらの方が適している場合もあります。
この場合は、ベッドを設置する向きは、部屋の入り口から見たときに足側が手前になるようにしましょう。
そして、ベッドの足側に本棚などを設置します。
これで、部屋の入り口正面から見たときに、ある程度目隠しすることが期待できます。
ただし、これらはあまり本棚を配置しすぎると、部屋に圧迫感が出てしまうので、注意が必要になります。
ワンルームの構造を利用してベッドを隠す方法!
こちらは、ワンルームなどの物件の構造を利用した方法になります。
例えば、部屋に柱などがあるワンルームの場合は、その柱を利用することで上手にベッドを隠すことができます。
全てのワンルームでできるわけではありませんので、ご了承ください。
しかし、この方法を応用すれば、部屋のデッドスペースを上手に活用できるかもしれません。
ワンルームの物件の中には、部屋の中にちょうど仕切れるような柱がある物件もあります。
部分的に壁が内側に、飛び出ていたりすることもあります。
そういった構造を利用して、上記でご紹介した棚を配置する方法を組み合わせてみるのもいいでしょう。
一見、不恰好な部屋の構造も、ベッドを隠すのに役立ちます。
今住んでいる部屋に何か利用できそうな部分がないか、探してみるものいいでしょう。
シンプルに間仕切りカーテンを利用してベッドを隠す方法!
次にご紹介するのは、シンプルに間仕切りカーテンを活用してベッドを隠す方法になります。
ワンルームでベッドを隠す際に使うアイテムと言えば、多くの人が「カーテン」と答えるかもしれません。
カーテンは、価格も手頃なものが多くあるので、手っ取り早くベッドを隠すことができます。
しかも、しっかりとカーテンレールを取り付けることができれば、上記の本棚を活用したものよりもしっかりとベッドを隠すことができるでしょう。
ただし、賃貸の場合だと、天井にカーテンレールを取り付けなくてはならないので、大家さんや管理会社などに必ず確認をするようにしましょう。
天井にカーテンレールを取り付けることが難しい場合には、つっぱり棒を活用するのがおすすめです。
壁から壁までの長さを測り、丁度いいサイズのつっぱり棒を用意しましょう。
その後、ベッドを隠したい位置に間仕切りのカーテンを取り付ければ、意外と簡単に隠せてしまいます。
注意点としては、使用するカーテンは、部屋の雰囲気や他のインテリアとの相性やバランスを考えたデザインにすることを忘れないことです。
カーテンだけが部屋の中で「浮いた」感じになってしまうと、ベッドを隠した意味も薄くなってしまいます。
そういった点にも気をつけながら、行ないましょう。
部屋の雰囲気に合わせて使いたい!ワイヤーフェンスでベッドを隠す方法!
部屋をおしゃれにしている人も多くいますよね。
そんな人の部屋では、その部屋の雰囲気に合わせたもので、ベッドを隠す方法がおすすめです。
せっかくおしゃれな部屋にしているので、それを大事にしてください。
例えば、ワイヤーフェンスを利用してベッドを隠す方法は、男性の部屋などにも合わせやすくおすすめです。
ワイヤーフェンスは、ホームセンターなどで購入することができます。
使い方は、本棚と同様にベッドの側面に設置して目隠しにします。
目隠し用のワイヤーフェンスも販売されているので、チェックしてみましょう。
ワイヤーフェンスは、下の部分に布など使ってベッドの頭側が直接見えないようにしたりすると、しっかりと目隠しになります。
また、ワイヤーフェンスなら上部が網越しに見えるので、狭いワンルームでも、ある程度の奥行を感じられるのでおすすめです。
アメリカンなスタイルの部屋にはぴったりの、ベッドの目隠しになります。
キャスター付きパーテーションでお手軽にベッドを隠す方法!
次にご紹介するのは、キャスター付きのパーテーションを使ってベッドを隠す方法になります。
キャスター付きのパーテーションであれば、移動させることが容易なので、特に、狭いことの多いワンルームとは相性もいいでしょう。
「必要なときだけ、ベッドを隠したい」という人には、ぴったりの目隠しと言えます。
急な来客時に備えて、キャスター付きのパーテーションを購入しておくのも、おすすめです。
キャスター付きのパーテーションの中には、折りたたみ式のものも多くあるので、場所を取りたくない人にとっても使いやすいのではないでしょうか。
また、デザインも豊富にあるので、自分の部屋の雰囲気に合わせたものを選んで、おしゃれさを演出することも可能です。
ワンルームを広く感じさせながら自然にベッドを隠す方法!
最後のご紹介となるのは、ワンルームを広く感じさせながらも、ベッドを自然に隠す方法になります。
ベッドを隠すことだけに気を取られすぎると、部屋に圧迫感が生まれ、より狭く感じてしまうこともあるかと思います。
「なるべく部屋を広く感じたい!」という人におすすめの方法をお伝えしていきます。
最後にご紹介するのは、ソファを利用した目隠しです。
しっかりとした目隠しではありませんが、ベッドの頭側、足側のどちらかに、ソファの背をつけて設置するのがポイントになります。
本棚と同じ考え方ですが、それよりも低いソファを使うので、はっきりとベッドを隠すことにはなりませんが、緩やかに空間の仕切りを作ることができます。
また、このような配置にすることにより、狭いワンルームでも抜けを感じられるようになるので、広く感じる効果も期待できます。
空間を上手に仕切ってベッドの目隠しを!
今回は、ワンルームでのベッドを隠す方法についてご紹介してきました。
ベッドの目隠しとして、本棚、カーテン、ソファなどを活用した方法をお伝えしました。
中には、すぐに実践できるものもあるので、気になった人は是非チャレンジしてみましょう。
空間を上手に仕切ることで、見られたくない寝室スペースを隠し、生活スペースと分けることができますよ。