四畳半の子供部屋を広く見せるコツ!ベッドと机の選び方は?

最終更新日:2019/05/20

四畳半というと、かなり狭いお部屋というイメージがあります。

そのため、子供部屋にベッドと机、両方を置きたいという方にとってはレイアウトに悩むこともあるでしょう。

また、収納スペースも限られてしまうことが想定されますから、どうしてもごちゃごちゃとした印象になりがちです。

今回は、四畳半という狭いお部屋でも、広く見せるレイアウトのポイントを始め、ベッドと机の両方を置くとき、どこに注意して選んだらいいのかについてもご紹介していきます。

四畳半という狭いお部屋でも!お部屋を広く見せるレイアウトテクニック

四畳半という限られたスペースの中で、いかに広く快適に過ごすかは、レイアウトが非常に重要となります。

ベッドと机の選び方の前に、まずはお部屋を広く見せるためのポイントをお伝えしていきます。

お部屋を広く見せるポイントとして1つに「視線の抜けを意識」することです。

視線の抜けとは、余分なものを目立たなくさせるレイアウトテクニックで、この視線の抜けに重要なポイントとなるのが「窓」です。

四畳半という狭いお部屋でも、最低でも1つは窓が取り付けられていると思います。

窓は外の風景を映し、お部屋を広く見せる効果があります。

そのため、窓の近くに大きな家具を置かないようにすることがポイントになります。

窓の側に大きな家具があると、抜けの空間を邪魔するばかりか視界に入りやすく、お部屋を窮屈に感じさせてしまいます。

できれば窓の前には、何も置かないのが理想ではありますが、四畳半という限られたスペースの場合難しいこともあるかもしれません。

その場合は、できるだけ背の低い家具を窓際に置いて、窓から抜ける視線を遮らないように意識してみましょう。

お部屋を広く見せる色の使い方とは?

続いて、お伝えするポイントとしては「色の使い方」や「色を統一させる」ということです。

一般的に、白やベージュなどの明るい色はお部屋を広く見せ、茶色や黒色などの暗い色は狭く見せるといわれています。

四畳半の狭いスペースをなるべく広く見せたいのであれば、白やベージュなどの明るい色を積極的に使用していきましょう。

また、色を統一させることも部屋を広く見せるポイントになります。

複数の色を使ってインテリアコーディネートすると、ポップな印象を与えることもありますが、ごちゃごちゃとしてまとまりのないお部屋になる可能性もあります。

できるだけ、同じ色味で統一させて、指し色としてインテリアなどにカラーのものを取り入れる方法がおすすめです。

狭いお部屋におすすめのカラーとしては、寒色系があります。

基本的に赤などの暖色系は膨張色といわれ、青などの寒色系は後退色とよばれています。

入り口から遠くにある壁に、寒色系のカラーを取り入れれば、奥行き感を持たせることができます。

もし入り口から見て奥に窓がある間取りでしたら、男の子なら青色のカーテン、女の子なら淡い水色などを取り入れるとよいでしょう。

では続いて、四畳半の子供部屋設置するベッドと机の選び方について見ていきましょう。

四畳半のお部屋に置く机の選び方

四畳半という限られたスペースの中でも、「ベッドと机両方を設置してあげたい」という親御さんは多いと思います。

お布団は毎日の上げ下げが面倒ですし、ホコリや湿気でカビの問題も気になります。

また、子供のためにもきちんと勉強できる机は用意してあげたいものですよね。

しかし、四畳半という狭いお部屋ではどうしてもスペースに限りがあります。

ここからは、狭いお部屋でベッドと机を選ぶときのポイントをご紹介していきます。

●机は小さいものを選ぶ

子供部屋に机を設置しようと考えたとき、学習机を選択する人も多いのではないでしょうか。

学習机というと、机に収納ボックス、教科書を置ける棚などが一体となっていることも多いですが、ここはあえて学習机から選ばず、シンプルでコンパクトなものを選んでみましょう。

シンプルで飾り気のない机は、少し物足りない印象を受けるかもしれませんが、手元を照らすことができる照明や教科書、ノートなどを置くスペースが確保できていれば勉強するには十分です。

なにより一般的な学習机と違って、圧迫感を感じにくいというメリットがあります。

また、学習机は大きくなると使用しなくなることも多く、処分に困ることも多いです。

その点シンプルな机でしたら、飽きずに長く使用することもできますし、折りたためるものを選べば簡単に物置などに収納することも可能です。

その上、シンプルな机は比較的安いものも多く、中には1万円もしない価格で購入できるものもあります。

四畳半でのベッド選び

机に続いて、ベッドの選び方をご紹介していきます。

●ベッドも小さいものを選ぶ

一般的に一人用のベッドとされるのはシングルベッドですが、さらにコンパクトなサイズのベッドがあるのをご存知でしょうか。

このようなコンパクトなベッドをセミシングルベッドといい、シングルベッドよりも幅を狭くしたのが特徴です。

ベッドは家具の中でも大型家具になりますから、四畳半のお部屋に置くと大きく場所を取ってしまいます。

しかし、このセミシングルベッドは、およそ80cm前後の幅ですので、シングルサイズよりもおよそ10~20cmと幅が狭くなっており、お部屋のスペースを広く取ることができます。

また、ベッドの中では少ないながら長さも選ぶことが可能です。

ベッドの長さは、主に3つあります。

・ショート丈:約180cm
・レギュラー丈:約195cm
・ロング丈:約200~210cm

四畳半のお部屋をなるべく広く使いたい場合は、ベッドの幅に加え長さもに注目してみましょう。

ただし、このセミシングルベッドを選ぶ際は、注意点がいくつかあります。

基本的にセミシングルベッドが適してるとされるのは、細身の女性や小さな子供です。

コンパクトなセミシングルベッドは、子供が小さいうちは不自由なく睡眠を取ることができるかもしれません。

しかし、成長期になり一気に背が伸びると窮屈に感じてしまうことがあります。

特に男の子の場合、大きくなるにつれ体格ががっちりとして身長がグンと伸びることが想定されますので、のちのちベッドを買い換える必要が出てくる可能性も考えられます。

ロフトベッドなら机を置く場所も確保できる

四畳半という狭いスペースにおすすめのベッドは、ほかに「ロフトベッド」があります。

ロフトベッドは、ベッドに上がるための梯子や階段が取り付けられているもので、高い位置にあるためその下の空間を有効的に使用できるのが特徴です。

ベッド下の空いた空間には机はもちろん、ソファや棚を設置することも可能です。

また、ロフトベッドといっても、見た目やカラーも種類が豊富で、素材も木製のものやパイプ製などさまざまです。

ただし、小さいお子さんがロフトベッドを使用する際には、安全面も考慮してあげましょう。

ロフトベッドは通常のベッドに比べると、高さもありますし、梯子に足を滑らせ怪我をしてしまう恐れも考えられます。

ロフトベッドを選ぶときは、梯子のステップが広く滑りにくいものを選ぶと安心です。

また、基本的にパイプよりも木製のベッドのほうが強度があり、地震にも強い設計となっていることが多いです。

それに加え、支柱の太さが太いほど揺れに強くなりますので、これらの点も考慮しながらロフトベッドを選んであげましょう。

子供にピッタリ!ベッドと机がセットになったロフトベッド

四畳半とはいえ、どうせなら子供が喜ぶようなデザインのものを選んであげたいですよね。

ロフトベッドの中では、子供向けのデザインで、ベッドと机がセットになった便利な商品がいくつかあります。

最後になりますが、おすすめの机付きロフトベッドをご紹介していきます。

● Karno(カーノ) システムベッド4点セット

参考価格:55,896円(税込)

3段チェストと机、キャスター付きチェアがセットとなったこちらのベッドは、収納力も抜群です。

階段さえも、ベッドの下にすっきりと収納することができるので、狭いお部屋にもおすすめです。

また、こちらのベッドは寝相の悪いお子さんでも、安心して寝返りを打つことができるよう、高さ29cmのサイドフレームが付いている安全設計です。

高さのあるサイドフレームがあることにより、寝ているときに転落してしまう危険性もありません。

カラーはオールホワイトと、ナチュラル×ホワイトからお選びいただけます。

狭い部屋でも快適に!ベッドと机選び

四畳半というスペースが狭く限られたお部屋では、レイアウトなどにも工夫しなければなりません。

子供部屋として使用するのなら、机やベッドは用意してあげたいのが親心ではあります。

しかし、どちらも場所を大きく取りますので、購入する際にはよく考えて購入しないと家具でいっぱいになってしまうことも考えられます。

机やベッドをコンパクトなものを選んだり、狭いお部屋に定番であるロフトベッドなどを採用して、快適なお部屋を作ってあげましょう。