新築を建てる際には決めることが本当に多く、理想のマイホームにするためにはどうしたらいいか悩む方も多いのではないでしょうか。
今は情報があふれているので、インターネットなどで調べようと思えばいくらでも選択肢が出てきます。
しかし、実際にイメージを膨らませるにはWEB内覧会がおすすめです。
マイホームの照明で後悔しないためにも、WEB内覧会を参考にしてご家族と話し合ってみましょう。
WEB内覧会を参考にしよう!
WEB内覧会は個人ブログで公開されているものもあれば、それ専用のホームページなどもあります。
新築ホヤホヤの内装や照明の様子、設備や間取りが画像付きで紹介されていて参考になります。
まるで内覧しているかのように玄関から始まり、キッチンやリビング、トイレ、バスルーム、階段などを見ていくと、リアルな雰囲気が伝わってきます。
不動産関係者ではなく素人の方が撮影し、きれいごとだけでなく、苦労したことなども書きつつ紹介していると親近感がわきますし、参考にしたいと思えますね。
最新の新築事情を学べますし、収納スペースや間取りなど気になるポイント別に、いろいろなアイディアに出会えます。
特に参考になるのは、やはり節約術ではないでしょうか。
「安いタイルでも、こんなに素敵に見えるんだ!」「ここにお金を使うのか…」など、実際に新築で役立つことを発見できるのがWEB内覧会なのです。
ここでは、WEB内覧会として住宅の中身をご紹介していくわけではありませんが、WEB内覧会を見てどんなことに気がつけるのかということをまとめましたので、ぜひお読みください。
新築の照明で失敗したくない!WEB内覧会で発見できること
WEB内覧会では、たとえばどんなことに気がつけるでしょうか。
●さまざまな照明の印象
新築前にカタログで見るだけでは、照明を点けた印象は分かりにくいものです。
WEB内覧会を見ることで、曇りの日や夜に照明を点けるとどんな風に見えるのか、イメージしやすくなるかもしれません。
照明の場所を考える時に、参考になるヒントが見つかることもあります。
いろいろな照明例を見ているうちに、理想のマイホームのイメージがわいてくることでしょう。
●照明の失敗例
「失敗した」という風に書かれていない場合でも、違和感を感じる照明の付け方に気がつくことがあると思います。
好みの問題なのですが、自分の理想の照明がどんなものか探りやすくなりますし、ご家族と相談する時の参考にもなるでしょう。
●照明と部屋との相性
照明そのものが素敵でも、部屋と合っていないように思えることがあるものです。
また、その逆で、個性的な照明が不思議としっくり合っている事例もあります。
WEB内覧会で、リビングやキッチン、トイレ、各部屋などの照明をチェックしてみてください。
WEB内覧会で真似したいアイディアがあったらコメントしてみよう
WEB内覧会を見ることで、照明だけではなく、土地の購入などのくわしい状況を知ることができたり、新築後少し期間が経ってからの状況なども知ることができる場合があります。
しかし、WEB内覧会の内容を読んで、気になる照明器具や、センスのいい照明の取り入れ方が見つかっても、情報が足りずに真似できないことがあるでしょう。
そんな時は、コメント欄から質問することをおすすめします。
個人ブログでは、コメントに返事をしてもらえなかったり、対応が丁寧ではない場合もあるかもしれませんが、コメントの仕方に気をつければ返信が来る可能性もあります。
特に、業者などのサイトで掲載されているブログ記事の場合は、記事が掲載されてから早めに質問すれば、スムーズにやり取りができる可能性があります。
コメントで質問する時には、ぶっきらぼうだったり、無礼のないように書くなど、好感を抱いてもらえるような文章を考えましょう。
具体的に褒めて、「参考にしたい」と思っていることを伝え、商品について知りたいならメーカーや型番を聞くことができます。
何らかの事情があり、返信がない場合もあると思いますので、その時は画像を参考に専門知識のある方に聞いてみましょう。
新築の照明で失敗しないためにはココに注目!
新築のWEB内覧会を見て、失敗しないために気をつけるポイントについて、もう少し具体的にお話しします。
■ダイニング照明はテーブルとセットでイメージする
ダイニングテーブルの真上にテーブルの大きさとイメージに合った照明を取り付けると、洗練された印象に見せることができます。
どんなテーブルを置くか、ということとセットでイメージしながら決めましょう。
■玄関照明は顔が明るく見えるような位置にする
玄関の照明の位置によっては、来客をお迎えした時に、お住いの方の顔が逆光になってしまうことがあります。
玄関だけでやり取りすることもありますので、できるだけよい印象を与えるためにも、顔が暗く見える位置に照明を取り付けないほうがいいでしょう。
かまち部分(玄関の段差のある横木)の真上くらいの位置に照明をつければ、来客のほうを向いて立った時に前からの光を確保できます。
窓の映り込みや洗面所の照明は失敗しやすい!?
■外が暗い時に照明が窓にどう映るか確認
さきほども少し触れましたが、新築前に参考にするWEB内覧会を見ていく際に、曇りの日や夜に照明を点けた時のイメージにも注意しなければなりません。
カーテンを開けた状態で、照明がどう窓に映り込むかということは意外と見落としがちです。
美しい照明をいくつも設置すれば、それが窓に映って奥行きを感じさせ、素敵に見えることもあります。
一方で、お庭をライトアップして見せたい場合に、室内の照明の窓への映り込みが邪魔に感じてしまうこともあります。
これは、照明が明るすぎたり、多すぎたりすることが原因かもしれません。
そうした点に気が付ければ、光を調節できる調光機能付き照明を取り入れたり、間接照明の場所を考えるなどの対策もできるでしょう。
■洗面所の鏡周りの照明はこだわろう
女性の方は特に、洗面所でメイクしたりメイク直しをすることがあると思いますので、顔がしっかり明るく見えるように照明を設置することが大切です。
赤みのある白熱灯よりは、細部までチェックしやすい昼白色や昼光色の照明を選んだほうがいいようです。
照明プランは改善の余地あり?新築前に情報収集
新築時には、メーカーから照明プランを提案されることもあるでしょう。
電気の配線図にもとづいて、照明器具を画像付きで図面にしているものを見たり、くわしく説明されたりすると、専門知識に圧倒されて、提案をそのまま受け入れてしまうことがあるかもしれません。
しかし、メーカーの都合に合わせて予算重視で選んだ照明器具で、好みとはちがっていたり、部屋と合わなかったりすることもあります。
中には「暗い」というクレームを避けたいために、必要以上に照明を明るく、多く設置してしまうこともあるようです。
建ってしまってから後悔するのでは遅いので、あらかじめWEB内覧会やその他のサイト、雑誌などで情報を集めたり、実際に新築された方の話を聞いて知識を得ておくことで失敗を避けることに繋がります。
ほかにも、SNSで情報収集するのもおすすめです。
また、照明プランをメーカーに任せきりにしないで、自社でも関わっている住宅会社がありますので、そうしたところを選ぶのもいいでしょう。
事前に細かな話し合いをしてイメージを共有し、理想の照明プランに近付けることができます。
センパイたちの成功例・失敗例を参考にしよう!
新築の照明で失敗しないためには、センスがいい成功例を少し真似してみたり、失敗例から学んだりしておくことが大切です。
「新築 ブログ」などで検索すると、WEB内覧会とは書かれていなくても、人気のあるブログを発見できます。
リアルな体験談やお得な情報などを知ることができますし、多くの方に読まれているブログはエッセイのように楽しく読めるものが多いので、ぜひ参考にしてください。