エアコンは現在、人々の生活に欠かせない家電の1つになってきています。
多くのご家庭でエアコンが使われているのではないでしょうか。
今回は、4畳の部屋で使うエアコンについてご紹介していきます。
比較的狭い4畳ですが、通常では、4畳用のエアコンというものは見つけられません。
どのようなエアコンを選べばいいのか、迷っている人は是非参考にしてみてください。
エアコンにはどのような性能がある?
現在では、エアコンにも様々な種類があり、対応している畳数は、通常の6畳ほどの部屋から20畳などの広い部屋まであります。
同様に性能も様々で、省エネ性能などによっては、価格も大きく異なります。
Aランクと呼ばれるエアコンだと、最先端の技術を駆使して製造されていることも多くあり、省エネ性能が非常に高いです。
省エネ基準達成率「114%」以上のエアコンが、このAランクに区分されています。
また、省エネも気になりますが、除湿機能や加湿機能の搭載されたエアコンが販売されています。
中には、マイナスイオン発生機能付きのエアコンなどもあり、新しくエアコンを購入使用と考えている人は、どのエアコンがいいのか迷ってしまいやすいでしょう。
今回は、そんな数多くのエアコンの中から、4畳という比較的狭い部屋で使うのに適したエアコンをご紹介していきます。
どのようなエアコンが4畳の部屋で使うのに適しているのか、チェックしていきましょう。
4畳の部屋に適したエアコンはどれ?
4畳の部屋に適したエアコンとは、どのようなものになるのでしょうか。
多くの畳数に対応しているエアコンですが、4畳用のエアコンというものは見当たりません。
1番小さいものでも6畳からで販売されています。
そのため、必然的に4畳で使うエアコンは6畳用のエアコンということになります。
実際に、6畳用のエアコンを4畳の部屋で使っても、特に問題はありません。
ただし、通常だと6畳で使う目的で出力なども考えられているため、4畳の部屋で使う場合には、少し注意しなければならないことがあります。
これについては後述するので、そちらを参照にしてください。
基本的に、4畳の部屋でエアコンを使う場合には、オーバースペックになりやすいので、性能面を見るのではなく、別の面を見るのがおすすめです。
4畳の部屋で使うエアコンは価格重視のほうがいい?
上記でも触れましたが、4畳の部屋でエアコン使う場合には、性能面を見てエアコンを比べるよりも、価格面を見てエアコンを比べるといいでしょう。
その理由としては、4畳の部屋だと性能面を重視して購入しても、「その性能を発揮しきれない」ということが多くあります。
また、商品に記載されている情報や数字にもズレが生じてしまいやすいのです。
そのため、価格面を重視して、比較的安いものを選んで購入するといいでしょう。
4畳という部屋の狭さなら、エアコンの効き目自体は、必然的に高くなります。
エアコンが起動してから、部屋を冷却する時間や部屋を暖める時間も6畳の場合と比べても早くなります。
価格面の他に気にするべきポイントとしては、エアコンの起動時の「音」になります。
あまりにも音が大きい場合には、それはストレスにも繋がってしまう恐れがあります。
そのため、4畳の部屋で使うエアコンには、価格面と静音性能を見て購入するといいのではないでしょうか。
最近のエアコンはどれも4畳ほどの部屋で使う分には、冷却性能などはそれほど大きな差はありません。
4畳の部屋ならスポットエアコンもおすすめ
4畳の部屋で使うのであれば、通常のエアコンもいいですが、小型のスポットエアコンもおすすめです。
狭い部屋の場合だと、冷風機を活用する人もいるかと思いますが、実際のところ冷風機では、期待していたほどの冷却効果を得られることは多くありません。
冷風機の場合は、送り出す風に水などの冷たい空気を混ぜています。
しかし、部屋の中の暖かい空気も一緒に送り出しているので、結果としては、部屋を冷却するということはできません。
そのため、やはりエアコンの冷却性能には及ばないのです。
しかし、スポットエアコンの場合は、背面に排熱されていく仕組みになっているので、その排熱をうまく逃がしますと、部屋全体の冷却効果も高まります。
1日中その部屋にいるわけではなければ、スポットエアコンでも十分に涼をとれるでしょう。
ただし、静音の面では、やはりこちらも通常のエアコンに及びません。
「音を気にしない」ということであれば、小型のスポットエアコンでも4畳の部屋ならおすすめです。
気になった人は、チェックしてみましょう。
4畳の部屋でエアコンを使う際の注意点
4畳の部屋でエアコンを使う場合の注意点についてご紹介していきます。
上記でもお伝えしましたが、6畳用の通常のエアコンを4畳の部屋でも使うことになり、その場合はオーバースペックになりやすいです。
そのため、6畳で使っているのと同じような使い方をしてしまうと、部屋を冷却しすぎてしまうことがあります。
いつの間にか、部屋全体が冷え切ってしまい、寒く感じてしまいやすくなります。
そのため、対処法としては、設定温度を通常よりも高く設定したり、風量を調節して「弱」で使うなどの必要があります。
また、暖房の面でも同じことが言えます。
このように、4畳の部屋でエアコンを使う場合には、部屋の冷えすぎなどにも配慮して使うことが重要になります。
夏であっても、冷えすぎた部屋に長時間いると、体調を崩しやすくなってしまいます。
また、風向も調節して、なるべく直接体に風が当たらないように工夫するなども併せて行なうといいでしょう。
4畳の部屋におすすめのエアコン
4畳の部屋で使うのにおすすめのエアコンをご紹介していきます。
エアコンをどれにしようか迷っている人は、是非参考にしてみてください。
●アイリスオーヤマ:エアコン 6畳 2.2kW IRA-2203R IRA-2203RZ
〈商品番号:573342〉
シンプルな機能になっていて、使いやすさ抜群のエアコンです。
冷房の畳数の目安は6~9畳で、暖房の畳数の目安は5~6畳となっているので、4畳の部屋でも問題なく使うことができます。
省エネ運転モードにしておくことで、エアコンが自働で快適な温度にしてくれるので、冷えすぎなどの対策もできます。
また、電気代の節約にも繋がるのでおすすめです。
その他には、洗濯物の部屋干しの際に便利な除湿機能も付いています。
タイマーやおやすみモードなどもあり、機能面でも優れています。
この商品の最大の魅力は、やはり価格です。
こちらの商品の参考価格は、48,384円(税込み)となっています。
価格面としてもそこまで高いものではないでしょう。
この価格としての性能を見ても4畳の狭い部屋で使うエアコンとしては、適していると言えるエアコンです。
気になった人は、チェックしてみましょう。
4畳の部屋では冷えすぎに注意!
今回は、4畳の部屋で使うエアコンについて、どのようなものがおすすめなのか、どのようなことに注意が必要になるのか、お伝えしてきました。
4畳の部屋では、通常のエアコンの使い方をしていると、冷えすぎたり温まりすぎてしまいやすいです。
そのため、いつもよりも低め、高めの温度設定にしておき、風量などの調節も適宜行なうようにしましょう。
そうすることで、より快適な部屋になります。