クローゼットのドアを外すことができるのをご存知でしたか?
基本的にクローゼットにはドアがついているものですし、ドアを外すことすら考えたことがない人もおられるでしょう。
しかし、工夫次第ではクローゼットのドアを外すだけでなく、お部屋のスペースをもっと有効活用することができるようになります。
この記事ではクローゼットのドアを外す方法を、ドアのタイプ別に詳しくご説明します。
クローゼットのドアを外すと良いのはなぜ?
基本的にクローゼットにはドアがついてる状態ですが、なぜドアを外すと良いのでしょうか?
クローゼットのドアを外すと良い理由は次の通りです。
・ドアの前に物を置ける
・物の取り出しが楽になる
上記の二つのメリットをクローゼットのドアを外すことによって得ることができます。
例えば、クローゼットにドアがついている状態だと、クローゼットのドアの開閉時に、クローゼットの前のスペースを使うことになります。
しかし、思い切ってクローゼットのドアを外してしまえば、クローゼットの前のスペースをドアのために空けておく必要がないため、別の物を置くことができます。
そのため、狭い部屋で生活していて少しでも多くのスペースを活用したい人にとって、クローゼットのドアを外すことが対処方法の一つになります。
さらに、クローゼットのドアがなければ、物を取り出すのが楽になります。
通常であれば、クローゼットを開けてから必要なものを探さなければなりませんが、クローゼットのドアが外されていれば、ドアの開閉という作業を短縮できます。
頻繁に物を取り出さなければならない場合や、物を探す時間を短縮したい人にとって、クローゼットのドアを外すと良いことがわかります。
それでは、クローゼットのドアにはどんな種類があるのでしょうか。
クローゼットのドアにはどんな種類があるの?
クローゼットのドアを外す方法について知る前に、クローゼットのドアの種類について理解しておく必要があります。
種類によって、ドアを外す方法が異なってくるからです。
・折れ戸
・開き戸
・引き戸
上記の三つのタイプのドアがクローゼットに採用されています。
折れ戸タイプは、クローゼットのドアの開閉時に、ドアを壁と水平方向に動かすことになります。
そして、ドアの一部が開閉時に飛び出してくるタイプになります。
そして、開き戸タイプの場合はドアを引っ張るだけで開閉することができる、非常にシンプルなモデルです。
最後に引き戸タイプですが、この場合はドアをそのまま横にスライドして開閉することが可能になります。
しかし、片方の扉をスライドさせて移動させるため、クローゼット全体を開いている状態にすることはできません。
では、上記の三つのタイプのクローゼットのドアを外すには、どうすれば良いのでしょうか?
クローゼットのドアを外す方法を種類ごとに解説
クローゼットのドアを外す方法を種類ごとに解説します。
最初に、折れ戸タイプのクローゼットのドアを外す方法をご紹介します。
クローゼットの内側や中から折れ戸タイプのドアをよく観察しましょう。
そして、クローゼットが取り付けられているレール部分を注意深く見るようにします。
基本的には、クローゼットが固定されている端の部分のレールにドアを固定するためのネジがあります。
確認する際に、クローゼットのドアを全部畳んでしまうとネジが見つからないこともあるので注意してください。
そして、ドライバーでネジを緩めて、ドアを取り外すことになります。
ドライバーのネジを緩めた際には、クローゼットのドアを全部たたむようにしてください。
たたんだドアの下の部分を両手で少しずつ横にずらしていきます。
最後に、ドアがピボットから外れた状態になると、折戸タイプのドアを完全に取り外すことができます。
開き戸タイプのクローゼットのドアの外す方法
別のクローゼットのドアの種類である開き戸の外し方についてもご説明します。
開き戸タイプのクローゼットのドアの外す方法は非常に簡単です。
他のドアのタイプとは違い、開き戸の場合はドアが固定されている部分が少ないため外すのにも手間がかかりません。
開き戸タイプのドアについている丁番を外すだけです。
丁番は、簡単に言えばドアと壁をつなぎ合わせている金具のことです。
そして、ドアと壁のつなぎ目である丁番のネジを緩めてあげれば、開き戸タイプのドアを外すことができます。
注意点としては、ドアのネジを緩めている最中にドアが傾いてしまうことです。
ドアが傾いて他のインテリアや人にぶつかってしまうことがないように十分注意しましょう。
心配な時には、他の人にクローゼットのドアを押さえてもらいながら、ドアを取り外すと良いです。
引き戸タイプのクローゼットのドアを外す方法
引き戸タイプのクローゼットのドアを外す方法も非常に簡単です。
クローゼットの引き戸タイプのドアを外す際には、ネジなどを緩める必要はなく、ドアを上に動かしながら手前に引けば、簡単に外すことができます。
クローゼットの引き戸タイプのドアを外すだけであれば、特別な工具などは必要ないため数分で作業を終えることができるでしょう。
また、引き戸タイプのドアを外す方法はふすまを外す方法と全く同じです。
ドアを上に少し動かす時にのみ力が必要とされるので、心配なのであれば、力のある人にドアを外す作業をお願いしましょう。
さらに、引き戸タイプのドアの場合は折りたたむことができないため、ドアを外した後に収納するためのスペースを確保しなければなりません。
また、ドアを持ちながら移動するにも、ある程度のスペースが必要です。
収納する場所と移動するためのスペースを確保した後に、引き戸タイプのドアを取り外すと良いでしょう。
そうすればスムーズにドアを外した後に収納することが可能になります。
クローゼットのドアを外した後に確認すべきこと
クローゼットのドアを外すことができたら、クローゼットの中身についてしっかりと確認すべきです。
クローゼットを外すことにはメリットがあるものの、デメリットがあるのも事実です。
なぜなら、クローゼットを外す前には見えなかった中身が全て見えてしまうというデメリットがあるからです。
そのため、クローゼットのドアを外すことができたら、クローゼットの中身の整理整頓をしっかりと行いましょう。
そして、なるべく来客や友達が家に来た時にも、クローゼットの中を見られても大丈夫な状態にしておくと良いです。
クローゼットの中に洋服を収納するためのケースなどを利用しているのであれば、収納ケースの配置を変えるだけでも、見た時のイメージが変わります。
基本的に、洋服を収納するためのスペースは収納ケースとハンガーのスペースに分かれると思います。
そして、たたんだ状態だとしわになりやすい洋服はハンガースペースに収納するようにしましょう。
また、引き出しがついてるケースを収納として用いているのであれば、クローゼットの手前側に置くと見栄えが良くなりやすいです。
クローゼットのドアを外してスペースを有効活用しよう
クローゼットのドアの開閉をするために、クローゼット前のスペースを利用できない人も多くいることでしょう。
しかし、この記事の中で説明したクローゼットのドアの外す方法を当てはめれば、クローゼットのドアを取り外して、クローゼット前のスペースも有効活用できるようになります。
狭い部屋でクローゼット前のスペースを有効活用したい時には、ぜひ試してみたい方法です。