毎日快適に休めるベッド周りのインテリアコーディネート

最終更新日:2019/06/20

寝室は、毎日の疲れを癒やすための重要な部屋です。

ベッドを中心とし、シンプルな家具を置くことでリラックス効果をより高めることができます。

さらに、シンプルで落ち着いた雰囲気をこわさず、インテリアを少しプラスすることで、より快適でおしゃれな寝室を完成させることが可能です。

そこで、ベッド周りのインテリアコーディネート術をいくつかご紹介していきます。

ベッド周りの壁にタペストリーやウォールステッカーを貼ってみよう!

寝室を単色やモノトーンでシンプルにまとめている場合は、タペストリーやウォールステッカーなどのインテリアで、部屋にアクセントを入れてみるとよいでしょう。

タペストリーは織物製以外に、ファブリックパネルと呼ばれるものから木材を使用したものまで、形状や素材など種類はさまざまです。

部屋の雰囲気に合わせた質感のタペストリーを選び、壁に飾ってみましょう。

同様に、ウォールステッカーもデザインやカラーが幅広くあるので、寝室を使用する人の年齢や趣味に合わせて選ぶことができます。

そこでここからは、初心者の方でも失敗することのないタペストリーやウォールステッカーの選び方をご紹介していきますので、参考にしてみてください。

●タペストリーを取りつけるときは重さを考慮する

重さのあるタペストリーは、ベッドに横になった際に気になるだけでなく、万が一外れてしまった場合に落下してくる恐れがあるので避けるのが無難です。

●多数つける場合はカラーや形、素材を統一する

ベッド周りの壁に複数設置する場合には、小ぶりのものでカラーや形、素材を統一することで、おしゃれにまとめることができます。

●ウォールステッカーは派手すぎない色を選ぶ

ウォールステッカーは、派手なカラーを選ぶと部屋の印象が明るくなりすぎてしまう傾向があるので、優しいカラーを選ぶようにしましょう。

棚やラックはおしゃれ感を出すだけでなく利便性も高いインテリア

ベッド周りは意外にもデッドスペースが多いので、その空間を上手に利用してインテリアを配置してみると、おしゃれな雰囲気の寝室をつくることができます。

とくに、ベッド周りでは日用生活品や本、眼鏡など小物を置いておくと便利なことがありますよね。

就寝前に手が届く範囲で、ものを置いたり取ったりできれば、一度横になった後に起き上がる必要もないのでとても楽です。

そこで役に立つのが、棚やラックです。

木製であれば、利便性があるだけでなく、シンプルすぎる部屋により温かみを感じさせることができます。

また、デッドスペースの幅に合わせた小ぶりな棚やラックを置くと、より整った清潔感のある部屋に仕上がるでしょう。

寝室内にものが多くある場合には、スペースを取らない二段のラックがおすすめです。

色を選ぶときには、ベッドや壁、床の色に合わせてカラー選びをすると失敗がなくなります。

寝室内にはないカラーの棚やラックは、部屋へのアクセントが強くなりすぎるので、穏やかな雰囲気の寝室には不向きです。

ブラウンやベージュなど、彩度の低いカラーのものを選ぶと、より部屋に馴染みやすくなるでしょう。

ベッド周りのライトは寝室の雰囲気を自由自在に変えることができるインテリア

ベッド周りのライトは、ベッドに横になりながら読書をするときなどに、とても役立つインテリアです。

しかし、ベッド周りのライトの特徴はこの利便性だけでなく、寝室全体の雰囲気を変えることができる、万能なインテリアになります。

ベーシックなデザインのライトから特徴的なデザインのライトまで種類はたくさんありますが、ライトを選ぶ際には光の彩度を重要視して選ぶようにしましょう。

ゆったりと休息する寝室では、「沈静色」と呼ばれる優しい彩度のものを選ぶことで、温かみのある寝室となります。

さらに間接照明をプラスすると、また違った雰囲気になるので、寝室が理想の雰囲気になるようライトを選びましょう。

そして次に、ライトのデザインや形、タイプを選んでいきます。

ここでは、置く場所別に考えてみましょう。

●サイドテーブルの上

サイドテーブルの上に置く場合には、シェードがあるものがおすすめです。

直接目に光が差し込まないため、ベッド周りが落ち着いた雰囲気になるでしょう。

●ベッド横のスペース

ベッド横スペースにライトを置く場合には、スタンドタイプのライトがもっとも馴染みやすいです。

寝室が快適な雰囲気になります。

●ベッドの上部(頭側)

ベッド上部にライトを取りつけたい場合は、ブラケットライトやペンダントライトがおすすめです。

インテリアとしておしゃれ度も高く、上品な雰囲気を出すことができます。

生活感が出やすいベッド周りの収納にはバスケットを利用!

寝室内の衣類は、バスケットを利用すると簡単に収納することができます。

収納にバスケットを使用することで、散らかりやすい衣類をコンパクトにまとめることができ、部屋全体の見た目をすっきりさせる効果があります。

そこで、実際に寝室に合うバスケットはどういったものなのかをご説明していきます。

まず一番最初にチェックする点は、バスケットの大きさです。

バスケットの大きさは、できるだけ大きく深めのものがおすすめです。

あまりに小さすぎると、衣類が収納しきれず外から見えてしまいます。

衣類が少し見えるだけでも、一気に部屋に生活感が溢れてしまうので注意が必要です。

大きすぎるものもよくありませんが、衣類がしっかりと入る大きさで深めのバスケットを選ぶようにしましょう。

そして、ベッド周りのインテリアとしても使えるように、バスケットは素材やカラーに注目してください。

カラーは自然の温かみが感じられるナチュラルブラウン系であれば、どの部屋にも合わせやすいので、バスケット選びで悩む方にはおすすめです。

部屋の家具やインテリア、壁の色にホワイトを多く使用している場合は、ホワイト系のバスケットを選ぶと、清潔感のある部屋に仕上げることができるでしょう。

ベッド周りの小物はトレーを上手に有効活用しよう!

ベッドで横になる際には、手の届く範囲に小物を置く場所があると助かりますよね。

そこで、ベッド周りでは小物入れとしてトレーを使用してみましょう。

眼鏡やペットボトル、ティッシュなどの必要品を一つにまとめ、ベッド周りにすっきりした印象を与えます。

それでは、おしゃれなインテリアにもなる便利なトレーはどんなものがあるかをご紹介していきます。

●ステンレス素材のトレー

ステンレス素材のトレーを使用する場合は、トレーを置くチェストのデザインが上品であると高級感を出すことができます。

ガラス製のグラスなどエレガントな雰囲気の雑貨を置くと、より上品さもアップします。

●木製のトレー

木製のトレーは、日用必需品を置くことでナチュラルな雰囲気のベッド周りになるでしょう。

さらに、お香やアロマを焚くときにも有効活用できます。

●カラフルなカラーのトレー

カラフルなカラーのトレーは、寝室の差し色として置いてみるとよいでしょう。

とくに、子供部屋やベッド周りに明るさをプラスしたい方におすすめです。

シンプルな部屋にアクセントをプラスし、メリハリのある部屋をつくることができます。

スペースがあればチェアを置いてワンランク上のインテリアコーディネートを

寝室のコーディネートは、ベッドやチェストを置くだけでシンプルに仕上げている方も多くいると思います。

シンプルな寝室にチェアを置き、ワンランク上のおしゃれな寝室にしてみるのはいかがでしょうか。

チェアの使い勝手とデザインの両方を考慮しながら選んでみましょう。

①ボールチェア…ボールのような丸い形をしたチェア

座るところ以外は丸く囲われているので、一人でゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。

カラーによって部屋の印象をガラリと変えることができます。

②エッグチェア…背もたれが高めで丸みを帯びたデザインのチェア

ベッド周りに置くだけで存在感は抜群で、センスのよい寝室づくりに最適です。

③ウームチェア…優しい曲線のファブリック素材のチェア

温もりを感じさせる生地で、部屋全体を優しい印象に仕上げる効果があります。

他にも多くの種類のチェアがありますが、ここでは一部をご紹介しました。

これを参考にし、ご自分が好きなデザインや寝室の雰囲気に合わせたチェアを見つけてみてください。

ベッド周りのチェアで快適に過ごしながら、おしゃれ感がアップするインテリアコーディネートを楽しみましょう。

インテリアを上手に取り入れて、快適さにおしゃれ感をプラスした寝室づくりを

ベッド周りに置くインテリアは、休む人が使いたいものを考え、デザインや形などにもこだわることでおしゃれな寝室にすることができます。

インテリアコーディネートは難しく考えてしまいがちですが、置きたいものをリストアップしていくと意外にもスムーズに快適な寝室をつくることができるのでおすすめです。

ぜひ、「早く寝室に行ってリラックスしたい!」と思えるような部屋づくりをしてみてくださいね。