ベッドフレームやマットレスを解体!経済的な処分方法伝授!

最終更新日:2019/06/29

ベッドの処分には様々な方法が考えられます。

その中でも、無料且つ確実に処分できるというメリットから、ベッドを解体して普通ゴミや資源ゴミとして出すという方法を取り上げてみました。

ベッドフレームの解体手順を素材別にまとめ、なかなか困難なマットレスの解体についてもご紹介しています。

解体作業の注意点などをしっかりご理解いただいたうえで、不要ベッドの1つの処分方法として是非参考にしてみてください。

ベッドはどうやって処分する?

家具の中でもサイズの大きなベッド。

引っ越しや新しいベッドを購入した際に、処分するにはどんな方法があるのでしょうか。

いくつかの方法をご紹介しておきます。

●自治体の粗大ゴミで出す

●専門業者に廃棄してもらう

●リサイクルショップで買い取ってもらう

●オークションに出品する

●ベッド購入店、引越し業者の引き取りサービスを利用する

このように、様々な方法が考えられますね。

しかし、粗大ゴミに出してもある程度の手数料が掛かりますし、専門業者に依頼すると高額を請求されることもあると言われています。

また、リサイクルショップやオークションには、ブランドものや状態のよいベッドしか値がつかないとされています。

他にベッド購入店や引越し業者では、解体して無料で引き取ってくれるサービスを行っている場合もあります。

しかし、新しくベッドや家具を購入しなければならなかったり、引越し業者に引越しを依頼した場合のみのサービスだったりと、限定されたものになっています。

そこで今回は、不要ベッドをいかに安く処分するかということを考え、その詳しい方法などを取り上げていきます。

普通ゴミでもOK!解体できるベッドの処分方法

前章で、いくつかご紹介した不要ベッドの処分方法以外に、実は無料でベッドを廃棄できる方法があります。

●解体して各自治体の普通ゴミ、資源ゴミで出す

処分するのにお金をできるだけ掛けたくないとお考えの方には、特におすすめの方法です。

ベッドフレームやマットレスをご自分で解体して、自治体指定のゴミ袋に入るサイズや自治体が普通ゴミや資源ゴミとして回収してくれるサイズにまで小さくまとめれば、それぞれのゴミ収集日に出すことが可能です。

解体したベッドのパーツを、可燃物、不燃物、金属類というように各自治体が指定している分別方法に従うなど、決められたルールにきちんと従うことはもちろん前提になります。

ただし、ベッドには構造上どうしてもご自分でも解体が難しいものもありますし、解体自体にとても時間と手間が掛かるとも言われています。

また、作業工程で怪我をすることも考えられますし、1人で行うには重労働で危険な作業ともいえます。

まずはこれらをしっかりと把握し、そのうえで実際の作業に取り掛かるようにしましょう。

木製のベッドフレームの解体方法

ここからは、ベッドを各自治体の普通ゴミや資源ゴミに出して処分することを踏まえて、ベッドの解体方法について簡単にまとめていきます。

まずは、素材が木製のベッドフレームの解体方法です。

基本的にベッドフレームの各パーツはネジで固定されています。

このネジを、1つ1つ外していけばある程度扱いやすい大きさに分解できます。

ネジの種類にあった工具を用意しておきましょう。

ドライバーや6角レンチなどが一般的ですが、特殊なネジが取り付けてある場合もありますので、事前にきちんとチェックしてホームセンターなどで工具を入手しておきましょう。

木製のベッドフレームの場合は、ネジを取り外した後のパーツはノコギリなどを使えば小さく切断することが可能です。

ゴミ袋に入るサイズや、各自治体が指定するサイズにまで切断しきっちりとまとめておきましょう。

木製ベッドは重量がありますので、できれば2人以上で作業を行うことをおすすめします。

ノコギリを使って切断する際は怪我に十分注意して、軍手などの準備を怠らないようにしましょう。

スチール製のベッドフレームの解体方法

次に、いわゆるパイプベッドと呼ばれるスチール製のベッドフレームを解体する方法をご紹介します。

こちらも基本作業はネジを外していくことになります。

ドライバーや6角レンチでほとんど対応できると言われていますが、ベッド購入時に付属部品として工具が付いている場合がありますので確認が必要になります。

手順としては、フレームとヘッドボード、フットボードを固定しているネジを外して床板部分と分けるという実にシンプルなものです。

フレームの各パーツはネジを外せば何本かのスチール製パイプに分解でき、ほとんどが1m以下のサイズです。

各自治体にもよりますが、大抵はこのまま紐などでまとめておけば資源ごみとして処分することが可能だとされています。

しかし、床板部分だけはサイズが大きすぎるために切断する必要があります。

一般的に、床板部分はメッシュ状の大きな金網ですので、ニッパーや金属用のノコギリなどを使用して細かく切断することが可能です。

こちらも、できれば2人以上で、分解の際にスチール製のパーツによって床が傷つかないようにシートなどを敷いてから、作業を行うことをおすすめします。

もちろん、ニッパーやノコギリを使用する際に軍手の着用も忘れず、怪我には十分に注意しましょう。

マットレスの解体には注意しよう!

最後に、マットレスの解体についてご説明しましょう。

実は、マットレスの解体はとても手間が掛かり、ベッドフレームに比べるとなかなか大変な作業になると言われています。

マットレスの素材や大きさなどによっては、解体せずにそのまま粗大ゴミなどで回収依頼をする方がよいこともあります。

ベッドフレームがない分処分費用も安価で済みますので、1つの案として挙げておきます。

さて、マットレスの解体ですが、まずは裏地にある表面との縫い目の部分にカッターで切り込みを入れ、表面と中身に分割するところから始めましょう。

表面や中身の柔らかい生地の層は、裁ちバサミや万能バサミで細く裁断しゴミ袋にまとめれば完了です。

問題は中身のスプリング層です。

生地に固定されているスプリングをニッパーで外し、さらに資源ごみや不燃物ゴミとして処分できるサイズにまで細かく切断していきます。

ポケットコイルというスプリングの形状ですと小さなスプリングが1つ1つ生地の袋に包まれているので、膨大な量のスプリングを取り出し切断していくのに、さらに時間を費やすことになるとされています。

もちろん、スプリング切断作業時にも軍手やメガネなどを着用し、安全面を考慮しておきましょう。

ベッドの解体は最終手段!他の処分方法も視野に入れよう

ベッドの処分にお金を掛けたくないとお考えの方は多いでしょう。

しかし、ベッドの解体は前章でご説明した通り手間と時間が掛かるうえに、怪我などの心配もあります。

まずは、他の処分方法を考慮し試してみることをおすすめします。

リサイクルショップなどでは無料査定を行っているところもありますし、値段が付かないものを引き取ってくれるサービスなどもあると言われてます。

ブランドベッドならある程度使用年数が経っていても、オークションなどで買い手がつくこともあります。

また、解体しはじめてから1人では困難だと気付いたり、時間が掛かってお手上げなんてことになるのなら、初めから業者などに依頼してしまう方がよいこともありますよね。

無料で処分する方法としてベッドを解体する方法を取り上げてみましたが、あくまで1つの手段であることを把握したうえで、ご自分にぴったりの方法を選んでみてください。

ベッドの解体作業は安全性を重視して!

不要なベッドを解体すると、各自治体の普通ゴミや資源ゴミとして無料で処分することができます。

不用品の処分にできればお金を掛けたくないとお考えの方には、特に嬉しい処分方法ですよね。

実際に、ベッドの解体を行うのなら、怪我などを未然に防げるようにきちんと準備をしておきましょう。

できる限り2人以上で、軍手やメガネなどをきちんと着用し、作業工程を理解したうえで解体作業を行うことをおすすめします。