ベッド下の空間を収納に活用!ほこりや湿気の対策どうする?

最終更新日:2019/07/13

「部屋が狭くて収納場所がない」

「荷物が多くて、収納する場所に困っている」

このように、少しでも収納する場所が欲しい人は、収納付きベッドの使用やベッド下の空間を活用してみましょう。

ベッド下を収納に活用することで、少しでも部屋のスペースを有効に使えます。

しかしベッド下は、ほこりや湿気が溜まりやすいので、対策もしっかりと行うことが大切です。

気を付けよう!ほこりや湿気が多いベッド下

ベッド下を見ると、ほこりで真っ白だったということありませんか。

数日前に掃除したはずなのに、すぐにほこりが積もってしまう場所、それがベッド下なのです。

それだけ、ほこりが溜まりやすい場所と言えますが、ほこりと同じように湿気を多く含む場所でもあります。

睡眠中に人は、コップ一杯分の汗を出していることをご存知ですか。

寝ている間の汗を吸い込むマットレスは、湿気も多く含みます。

湿気を含んだマットレスとほこりが積もりやすいベッド下は、カビも発生しやすい状態だと言えるでしょう。

ベッド下の空間は、良い環境とは決して言えませんが、収納場所として利用したいと考える方も多いのではないでしょうか。

湿気やほこり、カビに気を付けて、ベッド下を収納場所として活用したいものです。

収納として使用したい場合、どうしたら良いか活用方法を考えてみましょう。

ほこりや湿気が多いベッド下を収納に活用する方法

ベッド下の空間を収納場所として活用したいと考えることはありませんか。

収納する場所は、多ければ多い程、荷物の整理がしやすくなります。

ほこりや湿気が多いベッド下は、収納場所には適していませんが、使い方次第では利用できます。

ベッド下の空間を収納として活用したい場合は、収納付ベッドの使用やベッド下に入る収納ケースを使用することをおすすめします。

収納付きベッドは、ベッド下に引き出しや収納場所が設けられたベッドになります。

収納スペースの確保されたベッドは、収納ケースを用意しなくても活用できるので便利ですが、ほこりや湿気の対策はしっかりとしたいものです。

収納付きでないベッドで、ベッド下に空間がある場合は、蓋付収納ケースや、ファスナー付収納ケースを利用してベッド下に置くことをおすすめします。

ベッド下は、ほこりや湿気がとても多い場所となります。

密閉された収納ケースを使用することで、ほこり対策ができますね。

また、湿気対策については、除湿剤や乾燥剤を一緒に利用するようにしましょう。

収納ケース内の湿気を防ぎ、カビを発生させないようにするためです。

ベッド下はほこりや湿気が多いので、ケースを移動させて、こまめにベッド下を掃除することを心がけましょう。

ベッド下に適している収納ケースをご紹介!

ベッド下を収納に活用する場合は、収納ケースを使いましょう。

収納ケースに収めることで、ほこりや湿気対策もできます。

収納ケースを購入する前に、必ずベッドの下の空間の高さや幅を測るようにしましょう。

「購入したけれどベッド下に入らない…」ということがないようにするためです。

ベッド下の空間は、高さがないものが大半なので、ケースも高さが低いものを選ぶと良いでしょう。

高さが低く、蓋付で密閉できる収納ケースであれば、ほこりや湿気対策もできるので、ベッド下の収納におすすめです。

いくつかベッド下におすすめの収納ケースをご紹介します。

〈高さが低い収納ケース〉

・【収納ボックス フィッツケース スリムボックス74】

メーカー:天馬

幅44cm、奥行74cm、高さ12~14cmの蓋付ケースです。

蓋の向きを180度変えることで、ケースの高さを12cmから14cmに変更できます。

12cmの高さで、ワイシャツ9枚、14cmの高さで、ワイシャツ12枚が収納可能です。

・【ベッド下薄型収納ケース 3個セット】

メーカー:ベルメゾン

幅61cm、奥行61cm、高さ8cmの蓋付ケースです。

ベッド下の空間が低い場合で、適している収納ケースになります。

〈両面開き蓋付収納ケース〉

・【ベッド下ボックス UB-950ナチュラル】

メーカー:アイリスオーヤマ

幅46cm、奥行95cm、高さ16.5cmで、両面開き蓋付ケースになります。

蓋が両面に開くタイプなので換気しやすく、収納したものも取りやすいタイプになります。

〈キャスター付収納ケース〉

・【ベッド下収納 キャスター付】

メーカー:ニトリ

幅80.3cm、奥行58cm、高さ16.2cmの両面開き蓋付ケースで、取っ手が付いています。

シャツなら約30枚、厚手バスタオルなら約12枚、タオルなら約40枚収納可能です。

キャスター付ですので、収納ケースが移動しやすいという点では便利な収納ケースになります。

〈羽毛布団収納ケース〉

・【羽毛布団収納ケース スリム】

メーカー:アストロ

幅65cm、奥行50cm、高さ15cmのファスナー付収納ケースで、羽毛布団の収納に適しています。

かさばる羽毛布団をコンパクトに収納したい場合に、適しているケースになります。

〈引き出しタイプの収納ケース〉

・【衣類収納薄型 ワイドエルピス】

メーカー:サンコープラスチック

幅61cm、奥行40.3cm、高さ13.4cmの引き出し付収納ケースです。

引き出し付ですので、ベッド下にタンスがあるような形になります。

収納ケースにも色々な種類がありますが、収納するものによって使用するケースも違ってきます。

用途に合った収納ケースで、ベッド下に入るものを利用すると良いでしょう。

ベッド下を収納に使用する場合のほこりや湿気対策

ベッド下を収納に使用する場合は、ほこりや湿気の対策をしっかりとしておきたいところです。

収納に活用できても、カビが発生してしまったら収納に使用する意味がありません。

カビが発生しないように、ほこりや湿気対策は、どのようにしたら良いのでしょうか。

①通気性の良いベッド選び

ほこりや湿気が多いベッド下の空間を収納として使いたいのであれば、少しでも通気性の良いすのこベッドを選ぶことをおすすめします。

床板が桐すのこであれば、防虫剤の役割もあり、水分も吸収しにくいことで、湿気が少なくなります。

②マットレス対策

・敷パットの利用

マットレスに湿気が溜まってしまうのを防ぐために、敷パットを使用します。

吸湿性の良い敷パットを使用することで、洗濯ができるので、マットレスに湿気が溜まりにくくなります。

・マットレスを定期的に干す

マットレスを動かせるようでしたら、立てて定期的に干すことで、湿気対策ができます。

③収納ケース使用でほこりや湿気対策

収納ケースは、蓋付のものを使用することで、ほこり対策となります。

中には除湿剤や乾燥剤を一緒に入れて、湿気対策をしましょう。

また、新聞紙を敷いて使用すると、除湿剤の代わりにもなります。

④収納ケースや部屋の換気

定期的に収納ケース内を開けて換気したり、窓を開けて空気の入れ替え、除湿器なども併用してみてください。

換気をすることで通気性が良くなり、湿気対策にもなります。

ベッド下のほこりや湿気対策には、収納ケースを用いるだけでなく、他にも色々な方法を試してみるのも良いのではないでしょうか。

収納付ベッドにはどのような種類がある?

収納付ベッドには、どのようなタイプがあるのでしょうか。

ベッド下に、あらかじめタンスのような引き出しが付いたものや、ベッドマットを上に上げると床下が収納場所になっているもの、チェストが下に付いたものがあります。

収納付ベッドにも色々な種類があることがわかりますね。

もともと収納が付いたベッドになるので、ほこりも発生しにくいように作られています。

引き出し付収納ベッドは、ベッド下に引き出しが付いたものです。

引き出し仕様ですので、収納しやすく使いやすいのですが、引き出しを出すスペースも確保することを忘れないようにしましょう。

収納付ベッドは、下に引き出しが付いている分、ベッドの高さが高くなることがあります。

跳ね上げ式ベッドは、床板を上に上げることで、床下の中が収納になっているものです。

区切りがないので、大きな荷物、スーツケースや電化製品などを収納するのに適していると考えられます。

小さいものを入れるときは、収納ケースを使用することをおすすめします。

チェスト付ベッドには、浅い引き出しや深い引き出しが付いています。

深い引き出しには鞄などの収納ができ、浅い引き出しには衣類などの収納ができます。

それぞれの収納付ベッドには特徴があり、どのように使用すると便利なのかを考えて購入すると良いでしょう。

収納付ベッドを使用する場合のほこりや湿気対策

収納付ベッドは、収納用に作られたベッドですので、ほこりは入りにくいように設計されています。

収納部分にほこりが溜まることはないのですが、収納部分の周りや引き出しの下の部分に、ほこりが溜まっていることが多いので気を付けましょう。

湿気も問題なさそうですが、除湿剤や乾燥剤を一緒に入れておくほうが、カビ対策になるのでおすすめです。

収納するときに、衣服を消臭袋に入れて、除湿剤や乾燥剤も一緒に収納すると、ほこりや湿気対策にもなります。

また、通気性の良さを事前に考えて、購入するのであれば跳ね上げ式収納ベッドがおすすめです。

一部の通販サイトで販売されている【通気性床板使用スリム棚付ガス圧式収納ベッド Dante(ダンテ)】は、通気性を考えて、床板は天然木すのこを使用しています。

跳ね上げ式タイプは、ベッド下の収納物を取るときに床板を持ち上げる形になるので、全体に風通しが良くなります。

ほこりや湿気対策をすることで収納物を守ろう!

ベッド下を収納に使用することで、部屋のスペースを有効的に活用できます。

ただし、収納に使用する場合は、ほこりや湿気対策をすることが大切です。

ほこりや湿気対策をしっかりとして、ベッド下を収納として活用してみてください。

また、定期的にベッド下の掃除をすることで、換気ができ、ほこりや湿気対策にもなります。