冷蔵庫の下のマットの選び方!フローリングの素材を知ろう!

最終更新日:2019/07/02

冷蔵庫とフローリングの間にマットを敷くためには、マットを敷くメリットとデメリットについて把握しておくことをおすすめします。

また、冷蔵庫の下のマットを選ぶ際には、注意点も知っておきましょう。

この記事には、冷蔵庫とフローリングの間に敷くマットを選ぶのに役立つ具体的な情報や、おすすめのマットについてもご紹介します。

冷蔵庫とフローリングの間にマットを敷くメリット

冷蔵庫とフローリングの間にマットを敷くメリットは、いくつかあります。

・フローリングの汚れを防ぐ
・賃貸物件のフローリングを守る
・防音効果

上記の三つの点が冷蔵庫とフローリングの間にマットを敷くメリットとなります。

例えば、冷蔵庫とフローリングの間にマットを敷いていなければ、冷蔵庫の脚とフローリングの間にゴミが溜まってしまうことも少なくありません。

しかし、マットを敷いていれば、フローリングの汚れを防いでくれます。

また、賃貸物件の場合はフローリングに傷がつくことによって、後々フローリングの修理代金を請求されてしまう場合もあります。

そのため、冷蔵庫とフローリングの間にマットを敷いておけば、ほとんど傷をつけずに賃貸物件を大家さんに引き渡すことができます。

基本的にマットが敷いてある部分はほこりが溜まったり、傷がつくことはほとんどないため、賃貸物件に住み始めた時と同じフローリング状態を維持することができるでしょう。

最後のメリットは防音効果です。

冷蔵庫は毎日休まず稼働し続ける家電製品ですから、防音対策をしていないと下に住んでいる人の迷惑になってしまう可能性もあります。

もちろん、一軒家に住んでいるのであればあまり気にする必要ありません。

しかし、古い冷蔵庫などをアパートの二階で所有していて、一階部分に別の人が住んでいるのであれば、冷蔵庫の騒音が一階の人の迷惑にならないためにマットを敷くことをおすすめします。

冷蔵庫とフローリングの間にマットを敷くデメリット

メリットばかりが注目されがちな冷蔵庫とフローリングの間に敷くことのできるマットですが、意外なデメリットもあります。

・ゴキブリの餌になることがある
・熱でゴムが溶けてしまう
・クッション性が高くて扉が開かなくなる

意外と知られていませんが、冷蔵庫とフローリングの間に敷くマットの素材によっては、ゴキブリの餌になってしまうことがあります。

冷蔵庫の中には新鮮な食材を保管して清潔な状態を管理しておきたいので、冷蔵庫のすぐ近くのマットが原因でゴキブリが来ることを考えると、かなり悲しい気持ちになってしまいます。

また、冷蔵庫の熱が冷蔵庫とフローリングの間のマットに伝わり、マットが溶けてしまうことがあります。

マットが溶けたことにすぐに気づいて掃除をすれば良いのですが、すぐに気付けなかった場合には、フローリングに溶けたマットがくっついてしまいます。

溶けたゴム素材はフローリングからなかなか剥がれないため、掃除をする際の手間が増えてしまいます。

また、溶けたマットをフローリングからはがす際に、フローリング自体を傷つけてしまうことがあるため注意が必要です。

さらに、クッション性が高いマットを冷蔵庫とフローリングの間に敷いている場合は、冷蔵庫がマット部分に沈み込んでしまいます。

沈み込んだ冷蔵庫の扉がマットの部分に当たってしまって、扉が開かなくなってしまうこともあるのです。

このような状態でなんとか扉を開くことができたとしても、マットと扉が擦れてしまって、開きにくい状態になってしまうことでしょう。

その影響で、冷蔵庫を閉めた時にマットに扉が当たってしまって、冷蔵庫を閉め切ることができない、ということもあります。

結果として、冷蔵庫の扉が開きっぱなしになり、不必要に電気を消費してしまいかねませんので注意が必要です。

では、どのようにして冷蔵庫とフローリングの間に敷くことができるマットを上手に選べるのでしょうか。

フローリングの素材を確認してから冷蔵庫の下のマットを選ぶ

冷蔵庫とフローリングの間のマットを上手に選ぶためには、フローリングの素材をしっかり確認しなければなりません。

例えば、住宅のフローリングの素材がクッションフロアだとしましょう。

クッションフロアの場合は、床がふわふわしている状態ですので、衝撃を吸収するのに適している素材といえます。

しかし、重い冷蔵庫をクッションフロアの上に直接置いてしまうと、床の部分が衝撃を吸収するのと同時にへこんでしまいます。

そして、冷蔵庫のような長期間にわたって置き続ける家電をクッションフロアの上に置くと、冷蔵庫の脚の形が床にそのまま残ってしまいます。

そんな状態を避けるためには、硬めのマットなどをフローリングと冷蔵庫の間に敷いてあげると良いです。

そうすれば、冷蔵庫の脚の形が床につくのを避けられます。

固いフローリング素材の床に冷蔵庫を置かなければならない場合は、どんな種類のマットがおすすめでしょうか。

この場合は、固いフローリング素材ですので、耐久性はあることになります。

しかし、硬い素材であるフローリングと、別の硬い素材である冷蔵庫の脚がぶつかり合って、傷が生まれてしまう可能性もあるのです。

フローリングを傷つけないためにも、コルクマットやゴム素材を冷蔵庫の下に敷くことをおすすめします。

そうすれば、耐久性のあるフローリングの上に吸収性のあるマットを敷くことができて、非常にバランスよくフローリングを守ることができます。

冷蔵庫とフローリングの間に敷ける耐久性の優れたマットを紹介

●ハマダプレス:冷蔵庫キズ凹み防止ゴムマット(4個入)

型番:hmd-7010

こちらの商品は、「ビックカメラ.com」などのネットショップにて取り扱われています。

参考価格は、1,814円(税込)です。

このマットを冷蔵庫の下に敷けば、フローリングを傷や凹みから守ってくれます。

ちなみに、非常に耐久性の高いマットのため、200kgまでの重量であれば上に乗せることができます。

冷蔵庫を上に置くことを考えているため、耐えられる以上の重さになることはほとんどないでしょう。

とにかく、冷蔵庫の脚やローラー部分がフローリングを傷つけてしまうのを心配している人に、おすすめしたいマットになります。

デザインが特別優れているわけではありませんが、耐久性があるため、安心感があるマットとして高い人気を集めています。

防音に優れた冷蔵庫とフローリングの間に敷けるマット

●和気産業:ハイパー防振ゴムマット 洗濯機・冷蔵庫用 25×70φ 4枚入 ブラック

型番:EGH005

こちらの商品は、ネットショップの「ゴム・クッション本舗」にて取り扱われているマットになります。

参考価格は2,047円(税込)です。

この商品は、音と振動を防いでくれる防振ゴムマットとして活躍してくれます。

このマットは冷蔵庫だけでなく洗濯機にも使用することができます。

そのため、洗濯機が揺れた時の振動や音をなるべく吸収して、周りの人に騒音が聞こえにくいマットになっています。

洗濯機ほど冷蔵庫が動くことはありませんが、冷蔵庫とフローリングの間にこのマットを敷いてあげれば、防音効果が期待できます。

なるべく近所の人に迷惑をかけたくない集合住宅に住んでいる人や、アパートで生活している人におすすめの冷蔵庫とフローリングの間に敷けるマットと言えるでしょう。

地震対策にもなる冷蔵庫とフローリングの間に敷くマット

●スーパー吸ちゃん 冷蔵庫用

型番:S-200KG

こちらの商品は、ネットショップの「スーパー吸ちゃん.com」で販売されているマットになります。

参考価格は5,400円(税込み)です。

このマットの特徴は、地震対策ができることです。

冷蔵庫とフローリングの間にこのマットを敷くだけで、震度7クラスの地震対策をすることができます。

地震が来た時に冷蔵庫が揺れたり倒れると危険ですが、このマットを冷蔵庫とフローリングの間に取り付けるだけで、地震の際の安全を確保することができます。

非常にシンプルなデザインなので、外観を壊す心配もありません。

しかし、実際に地震が来なければこのマットの性能がわからないため、長い目で見て、防犯対策のための初期投資として冷蔵庫とフローリングの間に取り付けると良いです。

フローリングの素材に合わせたマットを冷蔵庫の下に取り付けよう!

この記事で説明されたように、マットを選ぶためにはフローリングの素材についてしっかり理解していなければなりません。

マットのデザインや機能が気に入ってたとしても、フローリングとの相性が良くなければ、しっかりと役割を果たしてくれないからです。

フローリングの素材を理解した上で、最大限の機能を発揮することのできるマットを冷蔵庫の下に敷くようにしましょう。