近年ダウンライトの人気が高くなってきていて、家の照明にダウンライトを取り入れる人も増えてきています。
多くの人が気になることとしては、主に「取り付け工賃はいくらくらいになるのか?」ということではないでしょうか。
今回は、ダウンライトの取り付け工賃の相場をご紹介する他、ダウンライトのメリットについてもお伝えしていきます。
それに伴うダウンライトの注意点もご紹介していくので、是非参考にしてみてください。
ダウンライトを取り付けるメリット
ダウンライトを取り付けるメリットについてご紹介していきます。
工賃の前に、どのようなメリットがあるのかチェックしていきましょう。
ダウンライトは、天井に埋め込まれているため、見た目がスッキリするというメリットがあります。
そのため、他のインテリアとの相性も良く、邪魔にもなりにくいことが挙げられます。
また、天井に凹凸がなくなり、フラットな状態になるので、部屋を広く感じられる効果も期待できます。
その他には、メンテナンスが楽になるというメリットもあります。
シーリングライトなどは、照明の上などに埃が溜まりやすく、掃除をするのが大変に感じる時も多くあるかと思います。
ダウンライトの場合は、そのような埃も溜まりにくいので、掃除も楽になります。
静電気により天井に埃が付着してしまうことも減るので、照明以外の掃除も楽にすることができます。
ダウンライトは間接照明にもメインの照明にもなるので、部屋の明るさにメリハリをつけることも可能になります。
ダウンライトには、このようなメリットがあります。
ダウンライトを取り付ける上での注意点をご紹介
ダウンライトを取り付ける場合の注意点などをご紹介していきます。
ダウンライトは、シーリングライトなどとは違って、1つの部屋の中に複数設置することが多いです。
ダウンライトと家具をどう配置するか、また日当たりによっても部屋の印象は大きく変わります。
このようなことから、ダウンライトはレイアウトが難しいと言われることが多いです。
しかし、ダウンライトのメリットを活かして配置することができれば、部屋の雰囲気もおしゃれにすることができるなどの効果が得られます。
そのため、ダウンライトを取り付ける部屋を選び、ダウンライトのメリットを活かすことが大切です。
ダウンライトは、広い空間を照らすのには、向いていません。
そのため、広いリビングなどに取り付けるのは避けるなどするといいでしょう。
次項からは、いよいよダウンライトの取り付け工賃の相場についてご紹介していきます。
新しくダウンライトを取り付ける場合の工賃の相場はどれくらい?
天井に新しくダウンライトを取り付ける場合にかかる、工賃の相場についてご紹介していきます。
ダウンライトを新しく取り付ける場合には、天井に丸い穴を開けてその部分にダウンライトを取り付ける方法がほとんどになります。
また、天井のクロスの張替えが必要になることもあるので、そのような費用も工賃に含まれることもあります。
例として、6個のダウンライトを取り付ける場合でご紹介していきます。
ダウンライトの新規取り付けの工賃の相場としては、ダウンライト本体の価格およそ3,000円~10,000円×6に電気工事費が6箇所分でおよそ50,000円、雑費10,000円などが工賃になります。
また、業者によっては、出張費なども加わるためもう少し費用がかかる場合もあります。
クロスの張り替え作業も必要なる場合には、別途費用がかかる場合もあります。
ダウンライトの新規取り付け工賃の相場としては、取り付ける個数や業者によって異なりますが、おおよそで100,000円~200,000円ほどが相場であると言えるでしょう。
既存のダウンライトに別のダウンライトを取り付ける場合の工賃はどれくらい?
ダウンライトの種類を変更したいという人も多くいるかと思います。
既存のダウンライトを別のダウンライトに変更する場合の工賃についてご紹介していきます。
既存のダウンライトがある場合には、天井の穴開けが必要ないので、その分工賃も安くなることがほとんどでしょう。
工賃の相場としては、電気工事費とダウンライト本体の費用を合わせたものが工賃となります。
こちらも、6個のダウンライトを取り付ける場合を例にしてご紹介していきます。
電気工事費は、1個当たり2,000円~3,000円ほどであることが多く、ダウンライト本体の価格1個当たり3,000円~10,000円として計算するとおよそ30,000円~78,000円が工賃の相場と言えるでしょう。
また、こちらも業者によって異なり、出張費などが加わる場合もあります。
しかし、新規でダウンライトを取り付けるよりも、既存のダウンライトを交換取り付けするほうが、工賃は安くなることがほとんどです。
近年ではLEDの普及が進んでいるので、電球をLEDにしたいという人も多く、ダウンライトをLEDに変更することも増えてきているので、このような場合も多くあるかと思います。
工賃節約のために自分で取り付けるのはNG?
節約志向の人などは、工賃を節約するために、自分でダウンライトを取り付けたいと考えているかもしれません。
最近ではDIYも流行っていて、ある程度の工具や知識がある人も多くかもしれませんが、電気工事の場合は、資格が必要になることもあります。
そのため、専門的な知識がない素人が電気工事を行なうことはNGとなっています。
電気の配線などは、思っている以上に複雑なことも多く、素人が行なうには、危険が大きく、事故などに繋がる恐れもあります。
最悪の場合は、感電や漏電、火災といったことに繋がる恐れもあります。
そのため、節約したいからといって、自分でダウンライトの取り付けを行なうのは、大変危険です。
必ず、専門の業者に電気工事を依頼するようにしましょう。
ダウンライトが活躍する部屋はどんな部屋?
最後にダウンライトを取り付けるのに適した部屋、ダウンライトが活躍する部屋についてご紹介します。
上記でも触れましたが、ダウンライトは広い範囲を照らすのには向いていません。
そのため広いリビングなどに取り付ける場合には、メインの照明を取り付け、サブの照明として使う方法がほとんどになります。
ダウンライトが活躍する部屋としては、トイレや寝室といった場所が適していると言えるでしょう。
どちらも、それほど強い光を必要としないので、ダウンライトのみでも十分な明るさを得ることができ、生活や活動にも支障は出ないでしょう。
また、特に寝室は、布団などもあり、埃も他の部屋よりも多くなることがあるので、メリットである「埃が溜まりにくく、掃除しやすい」ということ活かすことにも繋がります。
トイレのような比較的狭い空間では、天井をフラットにできるダウンライトを取り入れることで、若干ではありますが、空間の広がりも感じられるのではないでしょうか。
部屋の他にも玄関や廊下といった場所でもダウンライトは活躍するでしょう。
また、広いリビングなどにダウンライトを取り入れる場合には、メインの照明を確保して、ダウンライトの個数を抑えると工賃も比較的安くなり、取り付けやすく、部屋の印象も変えることができるでしょう。
新規でダウンライトを取り付ける場合は使う部屋を考えよう
今回は、ダウンライトの取り付け工賃の相場についてご紹介してきました。
新規で取り付ける場合には、工賃も高くなりがちです。
数が増えるほど、工賃も高くなることがほとんどなので、使う部屋をよく考えて、サブ照明として数個取り付けたりして、工賃を安くするなどの工夫をすることも大切です。
また、それほど数を必要としない部屋に取り付けるなどするといいでしょう。
今回のご紹介を是非参考にしてダウンライトを取り入れてみましょう。