和室のあるマンションを活用できていますでしょうか。
上手く活用できずに、押入れのようになっていませんか。
最近では、洋室の方が多くなってきているため、どのようにして和室を有効に使えばいいのか、悩んでいる方もいるかと思います。
そこで、今回はマンションの和室に合わせたインテリアを、部屋の用途別に考えていきます。
マンションの和室に置くインテリアに悩む
マンションに住み始める時に「和室があったらいいな」と思い、和室のあるマンションを選ぶ人も多いです。
しかし、実際にマンションに住み始めてみると「和室ってどうやって使ったらいいの?」「和室にはどんなインテリアが合うのだろう」と頭を悩ませてしまったことはありませんか。
さらに、和室とリビングのスペースを区切るためのいい方法やインテリアを探している人もたくさんいます。
また、せっかくマンションの部屋に和室のスペースがあるにもかかわらず、和室のスペースを有効活用せずに、和室が物置になってしまっている家庭もあることでしょう。
そこで、これからマンションの和室に合うインテリアについて詳しくご紹介します。
マンションの和室を有効活用したい人におすすめな情報です。
マンションの和室にインテリアを置いて書室にする
マンションには、中和室が設けられていることがあります。
マンションの中和室とは、リビングの一角の小さな和室のことです。
中和室は小さな部屋であることから、使用することのできるインテリアが限られてくるため、インテリア選びが非常に難しいとされています。
そのようなスペースが限られた中和室には、ローテーブルをインテリアとして置くことをおすすめします。
そうすれば、マンションの和室で仕事や作業がしやすくなります。
資料をまとめなければならない時や、パソコンを操作して仕事をしなければならない時に、中和室に置いてあるローテーブルを使用すれば、中和室を仕事スペースとして使用することができます。
コーヒーを飲んだりリラックスしたい時にはリビングで過ごして、作業に集中したい時には中和室に移動することができるため、気持ちの切り替えがしやすくなることでしょう。
家で作業をすることが多い人は、一度試してみてもらいたい配置です。
木製のインテリアはマンションの和室に合う!
洋風のインテリアをマンションの和室に取り入れることに、抵抗が感じる方もいることでしょう。
「和室に洋風なインテリアが合うわけがない」という人もいるほどです。
このような方は、洋風のインテリアをマンションの和室に取り入れることすら、考えたことがないかもしれませんね。
そして、当然のことながら、マンションの和室には畳が敷かれています。
実は、畳と木製家具は意外にも相性がいいです。
そのため、洋風の木製家具ならそこまで違和感なく設置することができます。
木製家具を和室に取り入れることによって、木の温かみを和室にプラスする効果を期待できるでしょう。
欧米風のインテリアですと、白木家具が使われるケースもあります。
白木家具がアクセントとなって、マンションの和室の高級感を高めてくれます。
さらに、一言に木製家具と言ったとしても、様々な色の度合いや木目があります。
和室に合わせるのなら、濃い目のブラウンの家具などがおすすめですが、基本的にシンプルなデザインで木の温もりが感じられるようなものでしたら、合わせやすいでしょう。
自分の好みの色の度合いや木目のインテリアを選んで配置して、マンションの和室を楽しんでみてください。
マンションの和室を客間にする際に使えるインテリア
中には、マンションの和室を物置として使っている人もいるかもしれません。
せっかくの和室が物置になってしまっては、もったいないですよね。
そこで、マンションの和室を、客間にする方法をお伝えしていきます。
客間とは、その名の通りお客さんが時間を過ごす場所を意味しています。
自宅を訪問した親戚や友達、時には職場の上司や同僚などが客間に足を運ぶことになると考えられます。
マンションの和室を多くの人が訪れる客間にするためのインテリアとして、少し大きめのローテーブルを配置する方法をおすすめします。
自分が作業するためだけなのであれば、小さめのローテーブルでもいいのですが、客間として使用するためには、最低四人ぐらいが使用できる大きさのローテーブルを取り入れたいところです。
このように、マンションの和室に大きめのローテーブルを配置して、テーブルの近くに座布団を敷いてあげれば、お客さんと一緒に時間を過ごす空間を確保することができます。
それに、客間として使用するマンションの和室に、ものなどを持ち込まないで綺麗な状態を維持しておけば、急にお客さんが訪問してきた時に、すぐに和室へお客さんを通すことができます。
マンションの和室を子供部屋に!ベッドを置く
マンションの和室を寝室にしてみてはいかがでしょうか。
ここでは、ベッドを置くことを考えていきます。
例えば、子供が大きくなったため、子供が生活するための部屋を必要としているとします。
しかし、和室を嫌がることもあるかもしれません。
そこで、マンションの和室にベッドを置いて、洋室風な子供部屋を作ることができます。
もちろんベッドは大きいインテリアになるため、十分なスペースが和室にある場合にのみ置くことができるでしょう。
ベッドをマンションの和室に置いて子供のためのスペースを確保してあげれば、子供が自分一人のプライベートな空間を手に入れることができます。
ただし、マンションの和室にベッドを置く場合は、ベッドの脚の部分が畳に食い込んでしまうことがないように気をつけましょう。
場合によっては、ベッドの脚の形が畳にくっきり残ってしまうことがあるため、マットなどを敷いて、畳を傷つけないための工夫をすることが大切です。
プリーツスクリーンで和室とリビングを仕切る
最後は、分譲マンションで中和室のような和室とリビングが繋がっている間取りのマンションに住んでいる場合を想定し、「リビングと和室を区切りたい」と考えている方に使えるインテリアをご紹介します。
活躍してくれるアイテムは、プリーツスクリーンです。
プリーツスクリーンとは、ロールスクリーンのように、上部から下に向かって開くことができるスクリーンです。
しかし、ロールスクリーンのように巻き上げながら上に登るのではなく、プリーツスクリーンではヒダがついていて、ヒダを折りたたみながら閉めることになります。
通常は窓などのカーテンの代わりに使うものですが、ここでは部屋を区切るためのアイテムとして使います。
そして、このプリーツスクリーンを取り付けるためには、ブラケットが必要です。
ブラケットとは、プリーツスクリーンを取り付ける際に使用する金具のことで、プリーツスクリーンを引っ掛けることができる爪があります。
この爪の部分にプリーツスクリーンを引っ掛けることで、使用できる状態になります。
プリーツスクリーンで和室とリビングを仕切るので、仕切りたい場所の天井や区切りの枠の上部にブラケットを取り付けましょう。
最近では非常におしゃれなプリーツスクリーンが販売されているため、和室とリビングを区切る際の、おしゃれなインテリアとして使用することもできます。
特に和室とリビングを区切る際には、和紙風のデザインが施されたプリーツスクリーンを使うといいです。
そうすれば、プリーツスクリーンと和室との違和感も感じることはありません。
プリーツスクリーンが邪魔だと感じた時には閉じて、リビングと和室を一つの部屋のように見せることもできるため、スペースを有効活用することもできます。
和室の使う用途によって合わせるインテリアがある
この記事でご説明したように、和室自体は様々な使い方ができます。
マンションの和室に洋風なインテリアを置いて、おしゃれで快適な空間を作ってみてください。
また、実際に使うインテリアは、インターネットショップや家具の取り扱いのある店舗に、様々なものがあります。
商品を見ることで、様々な使い方が思いつくかもしれませんので、和室をどのように使いたいのかを明確にして、商品を見てみてはいかがでしょうか。
より有効に使えるいいアイデアが思い浮かぶかもしれませんよ。