ベッドの脚を高くする方法とメリット!高さごとの方法を解説

最終更新日:2019/09/11

「ベッドの脚を高くすることができたらいいのに」と感じたことはありませんか。

掃除や収納スペースを確保するため、または居心地を良くするためにベッドの脚を高くしたいと思っている人はたくさんいます。

では、どのようにしてベッドの脚を高くすることができるのでしょうか。

この記事では、ベッドの脚を高くする方法とメリットを解説します。

ベッドの脚を高くすると良い理由

ベッドの脚を高くすると良い理由はいくつかあり、次のような点が挙げられます。

・掃除がしやすくなる
・収納スペースの確保
・居心地を良くする

一つ目に挙げられている「掃除をしやすくなる」は、家の掃除を頻繁にしている主婦の人たちが同意する点ではないでしょうか。

実際にベッドの周りを掃除機やほうきで掃除している時に、ベッドの下だけ掃除しにくいと感じてしまうことがあります。

仮にベッドの高さで掃除機やほうきを使えたとしても、かなり腰をかがめなければならない可能性があります。

そこで、ベッドの脚を高くすれば、ほうきや掃除機をベッドの下に入れて掃除がしやすくなります。

また、ベッドの下の収納スペースを確保するために、ベッドの脚を高くするケースもあります。

寝室のスペースが小さい場合には、洋服などを収納するスペースをなるべく有効活用したいものです。

そのような状況でベッドの脚を高くすることができれば、ベッド以外のスペースを確保しないで洋服などを収納することができるため非常に便利です。

さらに、自分の身長などに合わせて居心地を良くするために、ベッドの脚を高くする人もいます。

それぞれのライフスタイルに合わせて、ベッドの脚を高くする理由が変わってくることがわかります。

では、どのようにしてベッドの脚を高くすることができるのでしょうか。

ブロックを利用してベッドの脚を50cm高くする方法

ベッドの脚を50cm高くするためには、ブロックを使用することができます。

コンクリートの材質のブロックであれば非常に強度が高いため、寝る時でも安心して使用することができるでしょう。

ブロックは、厚み10cm~15cmのものが多く販売されています。

そのため、50cmの高さになるまでブロックを約4、5個積み上げることができます。

ブロックでベッドの脚を高くする際のデメリットは、ブロックを購入してから家に持ち帰るまでの手間になります。

もし、ブロックを自分で持ち運びするのが困難なのであれば、インターネットの通販で購入することをおすすめします。

インターネット通販では発泡スチロールブロックなどが販売されています。

非常に軽量であるにもかかわらず、発泡スチロールブロックの種類によっては、70kg以上の耐久性があります。

ブロックを買いに行く時間がなかなかない人も、ネットでの購入は便利な方法です。

ベッドを60cm以上高くして居心地を改善したい場合

ベッドでの居心地を改善したいがために、ベッドを60cm以上高くしたいという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、60cmの寝床はかなり高さを感じるので、前項でご紹介したようなブロックを積み上げて高さを確保することには少々躊躇してしまうかもしれません。

そこで、マットレスの厚みに注目してみてください。

マットレスには、さまざまな種類のものがあり、スプリング製では厚み35cm程度のものも販売されています。

これまでご紹介したような方法でベッドの脚を数十cmほど上げ、さらにマットレスで高さを確保すれば寝床を60cm以上高くすることが可能です。

分厚いマットレスは値が張りますが、居心地を改善したいがためにどうしても高さを確保したい場合には、検討してみてください。

ベッドの脚を高くした後に収納ボックスを使うと良い

ベッドの脚を高くすることにした後に収納ボックスを使うと良いです。

収納ボックスを使用するメリットは次の通りです。

・ベッドの下のスペースを有効活用できる
・収納場所を把握しやすい
・見栄えが良い

上記の三つの点を、ベッドの脚を高くすることにした後に収納ボックスを利用するメリットとしてあげることができます。

基本的にベッドの脚を高くしている時点で、何かの目的があることになります。

そして、「収納スペースを広げる」という目的でベッドの脚を高くすることにしたのであれば、収納ボックスを置いてスペースを有効活用しましょう。

収納場所をボックスごとに分けることによって、どこに何を収納したのかを、すぐに理解することができるようになります。

また、収納スペースを確保するためにベッドの脚を高くすることにしたとしても、ベッドの下に物が放置されている状態だと、見栄えがあまり良くありません。

もちろん、お客さんなどが通るスペースではないため、気にならない人も多いかもしれませんが、収納ボックスを使用すれば見栄えも良くなります。

ベッドの高さを数センチ高くする方法!脚の傷がつきにくくなる

ここでは、ベッドの高さを数センチ高くする方法をご紹介します。

数センチであるため、「収納スペースの確保」はできません。

しかし、この方法を使うことで、ベッドの脚による傷がつきにくくなるというメリットもあります。

もし、ベッドの高さを数センチだけ高くしたい、ということでしたら、この方法を取り入れてみてください。

ここで使うアイテムは、ホームセンターなどで販売されている耐震マットです。

耐震マットをベッドの脚の下に置くことで、1.2cm~1.5cm程度ベッドの脚を高くすることができます。

この耐震マットをベッドの脚の下に敷くことで、直接ベッドの脚が床に着かないため、傷がつきにくいです。

もし、もう少しベッドを高くしたいのであれば、耐震マットを2、3枚組み合わせてみてください。

その際、耐震マットを接着剤でしっかりと固定するようにしましょう。

この接着剤で複数の耐震マットを貼り合わせる作業をしっかりと行なっていないと、ベッドで寝ている最中に耐震マットがずれてしまう原因になりかねません。

安価でかつ少しだけベッドを高くしたい、という方におすすめの方法です。

ベッドを高くするのではなく低くする方法

ベッドを高くするのではなく低くする方法についても解説します。

ベッドが高くて困った時には、次のような方法を試すことができるでしょう。

・厚みのないマットレスに変えてみる
・ベッドの脚を切る

上記の二つの方法でベッドの高さを低くすることができます。

当然のことながらベッドを高くするわけではないので、マットレスの厚みがないものに変えることによって、全体の高さを下げることができます。

そして、マットレスの厚みを調整するだけで満足できるのであれば、ベッドの脚を切る必要がありません。

しかし、どうしてもマットレスを厚みが少ないものに変えても、もっと高さを低くしたいと感じるのであれば、二番目の方法であるベッドの脚を切ることを検討すると良いでしょう。

ベッドの脚を高くする場合と、全く逆の方法をとっていることになります。

しかし、この場合はベッドの脚を切る際に、ベッドの他の部分を傷つけてしまわないように注意しなければなりません。

また、ベッドのそれぞれの脚を同じ長さで切らなければ、ベッドが不安定になってしまったり、斜めになってしまう可能性があります。

そのため、ベッドの脚を高くするためにマットやブロックを脚の下に置くのは簡単な方法ですが、ベッドの脚を切るのはリスクが高い方法であると言えます。

ベッドの脚を切るのは最終手段だと考えておきましょう。

ベッドの脚を高くする前に目的を整理しよう

ベッドの脚を高くする前には目的を整理することが大切です。

その目的に合わせて、ベッドの脚を高くする長さを決めることができますし、高くする方法も目的によって変わってくることになります。

是非、良い計画を練った後にベッドの脚を高くすることにしましょう。

そうすれば、後になって後悔するような方法を避けることができます。