リビングチェアを置いておしゃれでくつろげる空間作りを!

最終更新日:2019/08/11

「リビングでのんびりとくつろぎたいけれど、ソファを置くと狭くなってしまう」

そのような悩みを抱えている方は意外に多いものです。

そんな時には、おしゃれで座り心地の良いリビングチェアを置いてゆったりとくつろいでみましょう。

ここでは、リビングにおすすめの快適なリビングチェアをご紹介します。

おしゃれなリビングチェアの選び方は?

おしゃれなリビングチェアを選ぶ時には、どのようなことに注意したら良いでしょうか。

まず考えるべきことは、「リビングのどこにどのような用途で置くのか」ということです。

一口にリビングチェアといっても様々な種類があるので、ソファの代わりとして置くのか、何か作業をする時に使うのかという用途によって置きたいチェアの形も変わってきます。

また、リビングは家によって広さが異なりますので、どれくらいのスペースを必要とするのかも重要になります。

次に考えるのは、リビングの他の家具との統一感でしょう。

用途が決まっていて欲しいリビングチェアを見つけたとしても、お部屋のテイストとあまりに合わないものを選ぶとおしゃれなお部屋を作るのは難しくなります。

そして、気になる価格を考えるのは最後で良いでしょう。

いくら安価でも気に入らないチェアを選んでは意味がありませんし、多少予算オーバーでも本当に欲しいものなら購入したいという方はたくさんいらっしゃいます。

自宅のリビングに合った素敵なチェアを見つけてから、価格はじっくりと悩んでも良いでしょう。

以上のことを踏まえて、早速リビングに置くチェアを選んでみましょう。

リビングでの定番!ゆったりくつろぐリクライニングチェア

まずご紹介するのは、座る角度を調整することができるリクライニングチェアです。

リクライニングチェアはチェアの中では大型の部類に入りますが、ソファほどに場所を取ることがないのでリビングに置いてもそれほど圧迫感があるわけではありません。

種類や形が豊富なので、おしゃれでお部屋に合うチェアをきっと見つけることができるでしょう。

リビングはくつろぎの場所ですから、リクライニングチェアがあればのんびりと映画のDVDを見たり、ちょっとした仮眠を取ったりとゆったり過ごすことができます。

リクライニングチェアには種類がいくつかあり、リクライニング自体を手動で行えるタイプと自動で行えるタイプがあります。

また、フットレストが付いていて頭から足先まで完全に覆ってくれる商品があれば、オットマンが付属されている商品もあります。

こちらは好みがありますので、使い勝手が良く好きなものを選ぶと良いでしょう。

素材にはファブリック素材や革製など種類があり、ファブリック素材のものならカジュアルな感じに、革製のものなら重厚感があるように見えます。

しかし、カジュアルなお部屋で革製品が良い場合でも、カラーを薄いグレーや白など軽やかにしてみたり、反対にシックなお部屋でファブリック素材が良い場合でも焦げ茶や深緑を選んだりすればお部屋に合わせやすくなります。

素材が違うだけでも座り心地は大分違いますので、まずは座ってみることをおすすめします。

読書にもおすすめ!座り心地満点のパーソナルチェア

次にご紹介するのは、座り心地の良いパーソナルチェアです。

パーソナルチェアとは、クッション性のある座り心地の良いチェアを指すことになりますので、リクライニングチェアもこの中のひとつと言えます。

しかし、ここではあえて分けてご紹介しましょう。

近年のパーソナルチェアは、木製のフレームにファブリック素材のものが多く普及しています。

形はシンプルで、奥行きが少し深くなっていて背中をぐっと預けることができるので、座った時に自然とくつろげるスタイルになっているのが特徴です。

こちらも種類や形が多く、安価なものでもおしゃれなスタイルのものが多いので、どのようなリビングにも合う商品を見つけることができるでしょう。

パーソナルチェアには脚の部分が婉曲していてロッキングチェアになるタイプもありますので、よりのんびりと休みたい方にはこちらもおすすめです。

どちらにしても、リクライニングチェアのようにリクライニングする分のスペースを取ることがありませんので、少々コンパクトなリビングでも置きやすい商品と言えるでしょう。

角度的にもソファでくつろぐくらいの程良い傾きで座ることができますので、例えば読書に向いている形でしょう。

くつろぎながらもすぐに立ち上がることができる形なので、忙しい時のちょっとした休憩にも使用できて「くつろぎすぎない」ことも大きなポイントと言えます。

おしゃれなアジアン調のラタンチェアで気分はリゾート地!

次にご紹介するのは、リゾート地のように涼し気でおしゃれな雰囲気のラタンチェアです。

ラタンとは籐のことですが、ラタンで編まれたチェアは軽くてやわらかいのに耐久性が高く、長く使うことができます。

そして、ラタンはしなやかに曲げることができるため、様々な形に加工して楽しむことができるのも特徴です。

そのため、ラタンチェアはこれまでにご紹介したチェアとは違い、決まった形というものがありません。

一般的な椅子の形に編まれたチェアやカウチのような平たいチェア、丸い曲線を活かした卵のような形のソファタイプのチェアもあります。

また、素材もラタンだけを使用したチェア以外にファブリック素材のクッションや背もたれと合わせたチェア、クッションにさらにデニムなどを合わせた素材など様々な種類があり、それぞれ全く雰囲気が異なります。

そのため、リゾート地で使用するようなチェアだけでなく、低めに編まれた和風のチェアやゴージャスに編まれた存在感のあるチェアなども選ぶことができますので、和風洋風どのようなリビングでもきっと合う形を見つけることができるでしょう。

同じくラタンで編まれたローテーブルとのセットなどもありますので、リビングに応接セットを置きたい方にもおすすめです。

ラタンは涼し気な素材ですが、冬には革のように冷たすぎずほんのりとしたぬくもりがあるのも気持ちの良いポイントです。

リビングの床でのんびりしたい時にはローチェアがおすすめ!

さて、ここまでは一般的な高さのあるチェアについてご紹介してきましたが、和室をリビングにしていたりフローリングでも床に座るのが好きだという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこへ高さのあるチェアを置いてしまうと圧迫感がありますし、なによりちぐはぐな印象であまりおしゃれには見えません。

床に座るタイプのリビングでは、素直にローチェアや高座椅子などの視線が低くなるチェアを選んだほうが良いでしょう。

ローチェアや高座椅子は床から座面までが30cm程度しかないものがあり、高さがないのでお部屋を広く見せる効果もあります。

床座生活ならば当然テレビの位置も低い場所にあることがほとんどですので、テレビと高さを合わせるのも丁度良いと言えます。

しかし、低くても座面は浮いているために底付き感はなく、ゆったりとくつろぐことができるでしょう。

畳のリビングなどチェアの脚が気になる場合には、脚が点ではなく線になっているタイプで幅広の脚もありますので、跡が付きにくくおすすめです。

ローチェアや高座椅子では他のチェアと比べてくつろぎにくいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ローチェアでもリクライニング機能の付いているものがあります。

また、オットマンやフットレストを使わずに、足を自然に床へ伸ばしても心地良い高さと言えます。

リビングに大きなチェアを置けないという方にもおすすめできるでしょう。

おしゃれなハンギングチェアでリビングを癒しの空間に

最後にご紹介するのは、近年人気の高いおしゃれなハンギングチェアです。

ハンギングチェアとは、一般的なチェアとは異なり座面に脚がなく、座面を上からブランコのように一点で吊り下げているタイプのチェアのことです。

天井から吊り下げるタイプもありますが、自立式のスタンドがあるタイプは特に工事などをしなくてもそのまま使用できるので、賃貸住宅や家に傷を付けたくないという方からも人気の高いチェアとなります。

形は主に卵をくり抜いたようなゆりかご型が多く、中に座ると足が宙に浮いてゆったりと揺られるようになっています。

他にも、ハンモックを短くしたような形や背もたれだけがある座面の形などもあります。

素材はラタンが多く使われていて、クッションや帆布を合わせて使用しているものもあります。

ハンギングチェアは他のチェアと比べると、ただひたすらゆったりと癒されることを目的としているので、何をするのに便利だというものではありません。

また、少々作りが大きめなので、リビングが小さい場合には置く場所に悩んでしまうこともあるかもしれません。

しかし、それでも座り心地の良さは格別で、見た目にもインパクトがあり非常におしゃれなチェアですからきっと日常の疲れを癒してくれることでしょう。

何もしないでのんびりとしたい時にこそ座りたくなるチェアは、リビングを癒しの空間に導いてくれます。

ゆったりと過ごす時間を大切にしよう

リビングは家族全員が集う憩いの場所ですが、1人の時でもリラックスできる快適な空間にしたいものです。

毎日の仕事や家事で疲れが溜まったら、ゆったりと身体を休める時間も作りたいですね。

座り心地の良いリビングチェアを見つけて、自分だけのリラックスタイムを作ってみてはいかがでしょうか。