赤ちゃんが産まれると色々なベビー用品が必要になりますよね。
月齢に応じて揃えるものは異なりますが、なかでもベビーチェアはある程度大きくなるまで使える便利なアイテムです。
今回はそんなベビーチェアの選び方や安いくて使い勝手の良いおすすめチェアをご紹介します。
ベビーチェアとは?
ベビーチェアとは赤ちゃん用の椅子のことで、落下防止機能や赤ちゃんの身体を固定するベルトなどが装備されています。
離乳食やおやつを食べるとき、椅子に座らせて絵本を読んだり、おもちゃで遊んだりするときにとても役立つアイテムです。
出産と同時に購入する方も多いですが、お座りできるようになってからベビーチェアの購入を考えるお母さんも多いです。
「大人の椅子で代用できるのでは…」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、大人用の椅子に座らせてもテーブルとの高さが合わないですし、ベルトなどもないため危険を伴います。
また、赤ちゃんが動き回ったりするので食事が大変になってしまいます。
赤ちゃんのことを考えて、安いものでも良いのでベビーチェアは準備しておくことをおすすめします。
ベビーチェアを使うメリット
安いものでも高いものでも、ベビーチェアを使うことで、赤ちゃんにとってもお母さんにとってもたくさんのメリットがあります。
まずは食事の時に赤ちゃんの身体を固定できるという点です。
お座りができるようになってくると色々なものに興味を持ち、じっとしているのが困難になることがあります。
特に食事中は、テーブルの上にある食べ物や飲み物に手を伸ばそうと身を乗り出す赤ちゃんも少なくありません。
椅子の下に落ちたものを取ろうとしたり、歩きまわってしまうことも多いです。
食事はしっかり座って食べるというしつけができる、という点でもベビーチェアの利用がおすすめです。
また、絵本の読み聞かせやテーブルで遊ぶときにもベビーチェアが大活躍してくれます。
赤ちゃんと同じ目線で絵本を読んであげたり、一緒に遊ぶことで親子のコミュニケーションをとることができます。
背の低いタイプのベビーチェアであれば、入浴時にも便利です。
ベビーチェアに赤ちゃんを座らせておくことで、自分の洗髪や身体洗いができる他、赤ちゃんが転倒する危険性を軽減できます。
赤ちゃんのお世話は休む暇もなく大変ですよね。
そんなお母さんの負担を少なくしてくれるという点がベビーチェアの魅力でもあります。
安いものでも大丈夫?
ベビーチェアには色々なタイプがあり、値段も安いものだと数千円、高いものだと数万円にもなります。
出産前後はベビー用品の購入等でお金がかかるため、抑えるところは抑えたいというお母さんも多いのではないでしょうか。
おさがりをもらったりレンタルしたり、リサイクルショップやフリマアプリを利用して中古で購入するのも一つの手だと思います。
新品で安いものもありますので、予算に合ったものを無理なく揃えるようにしましょう。
しかし、「あまり安いものだと不安…」と思う方も多いと思います。
安いタイプは高いものと素材や機能は違うものの、大人が乗っても大丈夫なものもありますし、数年使っても壊れないものもあるため、安い=使えないという訳ではありません。
汚れや傷を気にすることなく使うことができるのも、安いベビーチェアの魅力です。
高くても安くても、ベビーチェアを購入する際は赤ちゃんの性格や生活スタイルなどを考えて選ぶのがポイントです。
安いのに優秀!おすすめのベビーチェア
ベビーチェアは、一般的にハイチェア、ローチェア、テーブルチェアの三つの種類が多く販売されています。
ハイチェアはダイニングテーブルの高さに合わせて使用できる人気のタイプで、様々なメーカーから販売されています。
なかでもおすすめなのがIKEAのハイチェアです。
IKEAならではのコスパの良さと、インテリアに馴染みやすいシンプルなデザインが特徴です。
軽くて簡単に分解できるので、持ち運びにも便利なおすすめ商品です。
ローチェアとは背が低いタイプの椅子で、安定感があり赤ちゃんを安心して座らせておくことのできるチェアです。
西松屋で販売されているローチェアは税込1,000円以内の安いものが多いです。
色柄も豊富で、赤ちゃんが喜びそうな可愛らしいデザインが揃っています。
ローチェアは座卓での食事やオヤツ、おままごとや普段遊びなど何にでも活用できるのがメリットです。
そしてテーブルに直接取り付けるテーブルチェアですが、このタイプは脚がないため場所を取らず、食後の掃除も楽に行うことができます。
テーブルがないと使えないというデメリットもありますが、帰省時に持って行くことも可能なので、使い勝手は良いと言えるでしょう。
こちらも西松屋やベビーザラスで3,000円~販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
不要になったベビーチェアの活用方法
赤ちゃんが大きくなり、ベビーチェアが不要になる時期がいつか訪れます。
思い出たっぷりのベビー用品を捨てるのはなかなか難しいですよね。
子供が使っていたものなので、汚れや傷が目立つものもあるかもしれません。
このように不要になったベビー用品の処分に困ったときは、リメイクや違う使い方で再利用してみませんか?
例えばローチェアの場合、ステップチェアとして利用することができますし、小学生くらいまででしたら、人形などを使ったごっこ遊びにも使うことができます。
ハイチェアの場合はリメイクして学習机の椅子にすることも可能です。
リメイクシートを貼ったり、ペンキで色を変えれば、元々ベビーチェアだったとは思えないくらいの仕上がりになることもあります。
このように安いベビー用品でも、工夫次第でずっと使えるアイテムに生まれ変わらせることができます。
人に譲ったりリサイクルショップに売りに行く前に、再利用方法をいま一度考えてみてください。
いつか子供は大きくなる!ベビーチェアは安いものでも十分
自分がお母さんになると、「子供の成長はあっという間」という言葉を一度は誰かに掛けられると思います。
産まれたばかりの頃は必死で子育てをしているので、そんな言葉はあまり響かないかもしれません。
しかし、長い子育ての中でベベビーチェアを使うのはほんの数年です。
高くて高機能なものを揃えても良いのですが、その先お金がかかることを考えると、ベビーチェアなどのベビー用品は安いもので十分かと思います。
子育て中は、代用できるものは代用し、お金をかけるところはしっかりかける、といったメリハリも大切です。
また、ベビー用品は購入したものの赤ちゃんが嫌がったり結局使わなかった、というケースも珍しくありません。
安いものであればそんな失敗も、「まぁいいか」と思えるのではないでしょうか。
ベビーチェアで赤ちゃんとの生活をもっと快適に
ベビーチェアの選び方の基準は、予算と毎日の生活スタイルですが、それに加え赤ちゃんの性格も考慮することが大切です。
赤ちゃんとの生活は、幸せな反面お母さんにとったら大変なことも多いですよね。
自分の時間がなく、ストレスが溜まることも当然あるかと思います。
お母さんが少しでも楽できるよう、ベビーチェアをはじめ便利なベビーアイテムはどんどん取り入れてみてください。