皆さんがダイニングチェアを選ぶ時は、どのような基準で選んでいるでしょうか。
ダイニングチェアは使用回数が多いので、やはり座りやすいものを選びたい方がいれば、ダイニングの中心だからおしゃれなものを選びたいという方もいらっしゃるでしょう。
今回は、数あるダイニングチェアの中から無印良品のチェアをご紹介します。
無印良品のシンプルながらおしゃれなチェアで、ダイニングを彩ってみましょう。
無印良品の商品はシンプルナチュラルなのでダイニングにおすすめ
無印良品は、多くの方が知っているシンプルナチュラルの代名詞とも言えるブランドです。
やさしい白やアイボリーを基調とした商品は、ゆったりとした雰囲気に包まれていて時間を考えることなくのんびりと眺めていることができます。
そのようなシンプルでナチュラルなテイストこそ、ダイニングにはとても向いているのです。
ダイニングテーブルやチェアはお部屋の中でも特に大きい家具と言えますから、おしゃれなものを選びたいと考える方は多いでしょう。
しかし、大きな家具だからこそ、あまり華美な装飾や華やかなカラーだと浮いてしまうかもしれません。
毎日何度も使用する家具は無印良品のコンセプトそのままに、自然で美しくシンプルなものを選んだほうが飽きが来ないでしょう。
また、テーブルやチェア以外のインテリアがどのようなテイストであっても、フローリングや壁紙と同じベースカラーを使っている家具であれば雰囲気は損なわれません。
無印良品のチェアやテーブルはブラウンやベージュが基本カラーとなっていてスッキリとした作りのものが多いため、和洋どんなダイニングでも合わせやすいのではないでしょうか。
無印良品のダイニングチェアは異なる木材を使用
さて、無印良品のおすすめチェアをご紹介する前に、チェアに使用されている木材について触れてみましょう。
無印良品の店舗によく行かれる方や通販で購入しようと考えたことの多い方は、無印良品に使われている木材の種類が多いことに気付いているのではないでしょうか。
他のブランドでも様々な木材を使用していることはありますが、無印良品は違う素材で同じ形状の商品を販売しているのです。
一口に木製の家具と言っても、使っている木材によっては色味や固さ、触り心地などが異なります。
それでも他の一般的な店舗では、商品名に「何材でできた」と書かれていることはほとんどありません。
もちろん素材を売りにしているお店や珍しい素材の場合にはその限りではありませんが、商品名は基本的に「三段ラック」や「ダイニングチェア」のように品物の名前だけが書かれていることがほとんどです。
しかし、無印良品では「チェア・オーク材」のように表記されているため、商品を選ぶ基準の幅がまたひとつ広がることになります。
現在、ダイニングで使用するチェアは主にオーク材、ブナ材、ウォールナット材が使用されています。
チェアを選ぶ時にそれぞれの特徴を調べてから購入すると、より自分に合ったチェアを選ぶことができるでしょう。
これぞ無印良品!シンプルな美しさを持つオーク材チェア
それでは、ここからは無印良品のダイニングチェアをご紹介しましょう。
まず最初におすすめしたいのは、カバーリング仕様のベーシックなチェアです。
●チェア(本体)オーク材:参考価格12,900円(税込)
こちらは見るからに「これが無印良品」だと言いたくなるようなシンプルな美しさを持つチェアで、どのようなダイニングテーブルにも合わせやすい形です。
背もたれも座面も四角いのですが、背もたれから座面までをすっぽりとカバーが包み込む形状になっているので、角がある形の硬さというものが感じられず、むしろスッと立つ姿は清潔感を感じさせてくれます。
オーク材とは言っても、カバーにより木材が見えるのは脚の部分だけとなりますが、白寄りのベージュである脚はどのような色とも合わせやすく美しさを損なうことがないでしょう。
オーク材の特徴は堅くて重く耐久性があることなので、頻繁に出し入れするダイニングチェアには非常に向いていると考えます。
また、使いこむと飴色に変わるため、経年劣化を楽しむことができることも特徴です。
価格がチェアとしてはリーズナブルなのも嬉しいですね。
カバーは別売りとなりますが、丈夫で破れにくい生成りの帆布なのでより一層チェアがやさしい雰囲気となるでしょう。
心地良い座り心地のラウンドチェアでゆったりと
次にご紹介するのは、丸みを帯びたやわらかい印象のラウンドチェアです。
●ラウンドチェア オーク材:参考価格14,900円(税込)
●ラウンドチェア・布座 オーク材:参考価格19,900円(税込)
無印良品のラウンドチェアは種類がふたつあり、座面が板座か布座かによって価格が変わってきます。
それぞれブナ材もウォールナット材もあり、ウォールナット材だけは他の2種類より価格設定が高めとなります。
前項と同じくオーク材をおすすめしましたが、ダイニングのフローリングの色味によってはブナ材やウォールナット材でも良いでしょう。
ラウンドチェアは先ほどご紹介したチェアよりも奥行きと高さはありませんが、幅は広く座面と背もたれが丸く曲線を描いているので、ゆったりと身体を預けることができます。
板座と布座にはそれぞれ特徴があり、板座は全てが木材のために木目が美しく、非常にインテリア性に富んでいます。
座り心地も良いのですが、座面も木材のために長時間座っているとクッションが欲しいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。
一方布座は、座面に程よい硬さのウレタンクッションが付いているため、長時間の使用に向いています。
ただ、座面の木目を見ることができないために、木材にこだわる方だと少々寂しく感じることがあるかもしれません。
どちらもおしゃれなことには変わりませんので、好みのタイプを選んでみましょう。
オーク材ダイニングアームチェアでくつろぎの時間を
ここでご紹介するのは、無印良品のチェアの中でも少ないひじ掛けの付いたタイプのダイニングチェアです。
●オーク材ダイニングアームチェア:参考価格31,900円(税込)
こちらも背もたれと座面が曲線を描いていて丸みを帯びたデザインですが、座面は座った時に収まりが良いラインになっています。
ひじ掛けはチェアの前脚からゆるい曲線を描いて背もたれまで一つの木材が繋がっていて、非常にスッキリとしたデザインとなっています。
ひじ掛け自体の形も円柱型なので、全体的に丸く暖かみのある印象です。
ひじ掛けがないと、ついダイニングテーブルに肘をついて前のめりの格好になってしまう可能性がありますが、こちらのチェアを使用しているとくつろぎながらも姿勢を正すことができると考えます。
食事時間をゆっくりと取る方や、食事の後もダイニングテーブルでそのままくつろぐ方には特に向いている商品と言えるでしょう。
ただし、今までにご紹介したチェアと比べると高さはそれほど変わりませんが、ひじ掛けの分でどうしても幅が大きくなってしまいます。
そのため、コンパクトなダイニングテーブルで揃えるのは難しいかもしれません。
少し余裕のあるダイニングテーブルの場合にはおすすめしたい商品です。
無印良品ならシリーズでの購入もおすすめ
最後にご紹介するのは、チェアだけではなくテーブルなど同じシリーズで揃えることのできる商品です。
●リビングでもダイニングでも使えるシリーズ:テーブル・ソファチェア・ベンチなど
こちらのシリーズは無印良品の中でも人気があり、奥行きや幅の違うテーブルにソファチェア、1人掛けベンチや2人掛けベンチを合わせることができます。
テーブルは奥行きが非常にコンパクトなものもあるので、小さなダイニングでも置く場所に困らないと考えます。
また、ソファチェアを合わせることでリビングでのくつろぎをダイニングで味わえるため、リビングに改めてソファを置かなくても良いでしょう。
ソファチェアとベンチにはモールドクッションを採用しており、適度な硬さで心地良い座り心地となっています。
また、カバーが綿平織や綿デニムなど種類が多く雰囲気を変えることができるのも嬉しいポイントです。
こちらのシリーズの特徴は、合わせ方で様々な使い方ができることです。
例えば、全てをソファチェアにすれば家族全員のくつろぎスペースができますし、全てベンチにすればスペースを削減することができます。
片側をソファチェアにして大人用のくつろぎスペースに、子どもはベンチを使用して食後は各々のお部屋に戻るということでも良いでしょう。
組み合わせ方法は幾通りもありますので、自分の家のダイニングに合った形を選ぶことができますね。
シンプルナチュラルの中でも雰囲気は変えられる
シンプルナチュラルと表現しましたが、その中でも様々な表情を見せてくれるのが無印良品の魅力と言えます。
こだわっている素材や製法により、自然に見せながらもおしゃれで使い心地を追求してくれるので、似た形の家具でも雰囲気は異なり、選ぶ楽しみも増えます。
無印良品のダイニングチェアで、ダイニングを居心地の良い場所にしてみましょう。