背もたれを倒し、足をゆったりと伸ばしてリラックスしたいときに、リクライニングチェアがあるとよいですよね。
昨今では、さまざまなブランドから機能的なリクライニングチェアが販売されています。
この記事では、リクライニングチェアのおすすめブランドを中心にご紹介します。
リクライニングチェアの特徴を知って選ぼう!
一般的にチェアは机やテーブルとセットで使用することが多いため、合わせることも考えるでしょう。
しかしリクライニングチェアは単体で使用するのが一般的で、机やテーブルとのバランスをあまり意識しません。
リラックスして座れることに的を絞って、自分にぴったりのものを選んでいきましょう。
おすすめブランドをお伝えする前に、まずはリクライニングチェアの選び方をご紹介します。
●材質に目を向けよう
一般的なチェアとは異なり、座りやすさに重点を置いているリクライニングチェアは、材質によっても好みが分かれるといえるでしょう。
材質は大きく分けると、「布製」「革製」の2種類です。
布製は、ソフトな肌触りが特徴で革製に比べて蒸れにくいといえるでしょう。
また、基本的には革製に比べてリーズナブルな価格帯で販売されているようです。
飲み物などをこぼしてしまうと生地にしみ込みやすく、汚れが残ってしまうことが多いので注意が必要です。
洗うことが難しいので、汚さないように気をつけましょう。
革製は見た目に高級感があるのが特徴の1つとして挙げられます。
また、汚れに強く、飲み物をこぼしてしまっても、しみ込まないため拭き取ってきれいにすることが可能です。
ただし、夏場など暑い時期には体と密着している箇所が蒸れることもあります。
リクライニングチェア!背もたれの高さや足置きに注目!
続いて、リクライニングチェアの選び方をご紹介しましょう。
●背もたれの高さに注意しよう
チェアの背もたれは、身長によって適した高さが変わってきます。
快適なリクライニングチェアを選びたいのであれば、背もたれが高いものがおすすめです。
なぜなら、リクライニングチェアを倒す際、背もたれが短いと首に集中して負担がかかってしまうためです。
そのため安心して体を預けられるように、背もたれの高さを重視してみてください。
●オットマンがあるかどうか
オットマンとは、脚をゆったりとのばせる足乗せ用のクッション台のことをいいます。
よりゆったりとリラックスしたいなら、オットマン付きのリクライニングチェアを選ぶことをおすすめします。
オットマンはチェアと一体になっているタイプ(フットレスト)と、独立しているタイプがあります。
独立したタイプのオットマンは、高さ調整や置く位置の調節が細かくできるものが多いため、足を置きたいぴったりの位置に合わせやすいといえるでしょう。
加えて、チェアの下にしまえるので、場所をとる心配もないはずです。
また、一体化したタイプも使わないときは曲げておけるため、場所はとりません。
オットマンは別で販売しているものもありますが、割高になってしまう場合が多いかもしれません。
次の項からは、リクライニングチェアのブランドや商品についてご紹介します。
家具やマットレスで有名なブランド!エコーネスのリクライニングチェア!
まずご紹介する、リクライニングチェアのブランドが「エコーネス」です。
エコーネス社は、ノルウェーと世界各国に向けた、家庭用の家具やマットレスのブランドのメーカーとして広く知られています。
リクライニングチェア業界の中でも、トップメーカーの一つとして挙げられる人気と実績があります。
リクライニングチェアは、「ストレスレス」という商品名で販売されています。
ストレスレスは、チェアの脇にある回転ノブをゆるめて体重をかけるだけで、とても快適な座り心地を得られる機能が付いていて、この機能は国際特許を取得してます。
座っている人の体勢に合わせて、チェアに自由自在にリクライニングし、3層構造のクッションで体をすっぽりと柔らかく包み込んでくれるでしょう。
オットマンが付いているのも嬉しいポイントですね。
素材は厳選した高級牛皮側を使用し、4つのタイプのバリエーションから選べます。
また、アメリカの「カイロプラティック協会」が推奨している、たった一つのリクライニングチェアであることも覚えておくとよいでしょう。
ストレスレスにはいくつかのタイプがありの価格帯は、190,000円くらいから560,000円くらいと幅が広いので参考にしてください。
有名ブランドシモンズのリクライニングチェア!
ベッドで有名なノルウェー発祥のブランドの「シモンズ」のリクライニングチェアもおすすめです。
では、シモンズ社から発売されている「フィヨルド」をご紹介します。
【シモンズ:フィヨルド ウノ Cベースチェア】
・参考価格 243,000円(税込)
北欧の伝統である「曲げ木」の技術を使い、「C」の形に作られたリクライニングチェアのベースは、人が座ると適度にしなり、体重を吸収して分散します。
ボタンやレバー等の操作はなく、チェアに深く腰掛けたら、背中全体で押すイメージで後ろに向けて体重をかけてください。
背もたれと座面が連動して、自分の好みの位置に移動します。
付属でオットマンがついているので、脚をゆったりと伸ばしてくつろげますね。
素材は天然皮革で、大変柔らかく手触りもよいです。
また、摩擦やシミなどの汚れにも強いので、メンテナンスも簡単です。
日本発祥のブランド!カリモクのリクライニングチェア!
続いてご紹介するのは、日本発祥のブランド「カリモク」のリクライニングチェア「ザ・ファースト」です。
国産家具ブランドで有名なカリモク社のザ・ファーストは、日本人の体形や体の部位を細かく研究されて作られました。
体重をかけるだけで、ヘッドレスト・背面・座面が連動して、自分のちょうどよい位置に無段階にリクライニングし、起き上がるときにも連動します。
また、体に心地よくフィットしたままリクライニングするので、体とシートとの間に不快なズレが生じることもありません。
上着がめくり上がることなどもないため快適です。
そして、ザ・ファーストはエルゴノミク(人間工学)に基づき、3Dネットを採用しています。
3Dネットは国産最高級車などのシートに採用されており、有名スポーツカーのシートへの採用も検討されている新しい開発素材です。
3Dネットは体の重さを包み込むように受け止めるため、反発力による負荷がかからず、ノーストレス・ノープレッシャーでくつろげます。
素材はこだわりの新ソフト革を使用し、適度な厚みがありながらも大変柔らかい触り心地です。
天然皮革の味わいを活かした、独特の風合いもおしゃれです。
素材が布のものもあるので参考にしてください。
価格帯は素材やサイズによって異なり、183,000円くらいから320,000円くらいです。
また、オットマンは別売りなので注意してください。
手頃な価格帯でおすすめのリクライニングチェア!
これまで、有名ブランドのリクライニングチェアをご紹介しました。
最後に、リーズナブルな価格帯のリクライニングチェアをいくつかご紹介しましょう。
【明光ホームテック:ワンタッチアームチェア】
・参考価格 12,990円(税込)
柔らかいPVC製のクッションで、ゆったりとくつろげます。
スライド式のフットレストが内蔵されているので、脚をゆったりと伸ばせます。
6段階あるリクライニングはワンタッチで行え、折り畳みもできるので収納や持ち運びにも便利です。
【JOY:リクライニングチェア】
・参考価格 21,800円(税込)
ウレタンフォームがたくさん詰まった弾力のあるクッションが、心地よいリクライニングチェアです。
こちらもフットレスト付きで、脚を伸ばせるのが嬉しいですね。
リクライニングは6段階調節ができ、フットレストは14段階に調節できます。
ぴったりのリクライニングチェアでリラックスしよう!
リクライニングチェアについていろいろとご紹介しました。
座り心地のよいリクライニングチェアでリラックスしながら、テレビや読書、昼寝などを楽しめるとよいですよね。
有名ブランドのものから、リーズナブルなものまでいろいろな種類のものが販売されているので、好みや状況に合わせて選んでくださいね。