内側と外側どっち?ユニットバスのシャワーカーテンの使い方

最終更新日:2019/02/19

「自分の住んでいる部屋はユニットバス」という人は多くいるのではないでしょうか。

部屋がユニットバスの人は、シャワーカーテンはどうしていますか。

ユニットバスのシャワーカーテンを内側に入れる、外側に出す、などの使い方ができます。

自身に合ったシャワーカーテンの使い方をするためにも、それぞれのメリットとデメリットを知っていきましょう。

ユニットバスのシャワーカーテンは何のためにある?

ユニットバスのシャワーカーテンの使い方をご紹介する前に、ユニットバスのシャワーカーテンは何のためにあるのか考えてみましょう。

全く意味のないものなら、そもそもユニットバスには付きません。

では、ユニットバスのシャワーカーテンには、どのような役割があるのでしょうか。

【浴槽スペースとトイレスペースを仕切る】

まず、お風呂の浴槽スペースとトイレや洗面台のあるスペースを仕切る、ということが挙げられます。

1人暮らしであれば問題ありませんが、複数人が住んでいたりする場合には、誰かがお風呂に入っている間に他の人がトイレに入りたいこともあるかと思います。

そのような場合には、シャワーカーテンがあることで、最低限のプライバシーを守ることができます。

【トイレスペースを濡らさない】

ユニットバスのシャワーカーテンの一番の目的でもあるかと思いますが、入浴中にトイレや洗面台のあるスペースを濡らさないようにすることが挙げられます。

シャワーなどを使う際に、飛び散るであろう水を防いでくれます。

シャワーカーテンの使い方!内側と外側どちらが多い?

ユニットバスのシャワーカーテンの使い方としては、浴槽にお湯を張るときにはシャワーカーテンは外側に出す、浴槽内に入るときにはシャワーカーテンは内側に入れるということが、多いです。

人によっては、この通りの使い方をしていないという人もいるかと思います。

浴槽内にお湯を張るときに、シャワーカーテンを外側に出しておくと浴槽内にシャワーカーテンが浸かってしまうことを防ぐことができます。

こちらに関しては、ほとんどの人がこのように使っているのではないでしょうか。

また、浴槽内に入るときには、シャワーカーテンを内側に入れると上記でお伝えしましたが、こちらに関しては、「内側派」、「外側派」に分かれることも多くあります。

理由はそれぞれありますが、部屋がユニットバスの人は「内側がいいのか、外側がいいのか」と迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、シャワーカーテンを浴槽の内側に入れる場合のメリット・デメリット、外側に出す場合のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

カビが気になる?シャワーカーテンを内側に入れる使い方のメリット・デメリット

ではまず、ユニットバスで浴槽内に入るときのシャワーカーテンを使い方で、内側に入れる場合のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

【メリット】

上記でもお伝えしましたが、浴槽内でシャワーなどを使用する際にトイレや洗面台のスペースの床を濡らさないことが挙げられます。

外側に出していると、水がカーテンに当たったときにカーテンを伝いそのままトイレや洗面台のスペースの床に流れていってしまいます。

結果、トイレや洗面台のスペースの床が濡れてしまいます。

内側に入れることで、カーテンに当たった水はそのまま浴槽に流れていきます。

つまり、トイレや洗面台のスペースの床は濡れません。

【デメリット】

シャワーカーテンは基本的に濡れるものです。

ほとんどの人は、シャワーカーテンを使った後そのままにしておくと思います。

カーテンは濡れたままになっていることで、カビが発生しやすくなります。

これがデメリットとして挙げられます。

後に対処法などもご紹介しますが、カーテンを拭けばカビの発生を抑えることもできるでしょう。

しかし、入浴後にわざわざカーテンを拭く人は少ないのではないでしょうか。

床が濡れると大変?シャワーカーテンを外側に出す使い方のメリット・デメリット

次に、ユニットバスで浴槽内に入るときの、シャワーカーテンの使い方で、外側に出す場合のメリット・デメリットについてご紹介していきます。

【メリット】

内側に入れて使用するのが、一般的ですが外側に出すシャワーカーテンを使用している人も一定数います。

その場合のメリットとしては、上記で取り上げたカビの発生が比較的抑えられることです。

【デメリット】

上記でも触れましたが、シャワーカーテンを外側に出す場合は、カーテンに当たった水がそのままトイレや洗面台のスペースの床に落ちるので、床が濡れてしまいます。

また、それに伴いマットなどを敷いておくことは難しくなるでしょう。

さらに、トイレットペーパーが濡れてしまう可能性もあります。

特にトイレットペーパーは水に濡れると溶けるようになっていることがほとんどなので、その後使いにくくなってしまいます。

毎回避難させなければいけなくなるのは面倒ですね。

また、外側に出して使った場合は、比較的カビが発生しにくくなりますが、カビが完全に発生しなくなるわけではないので、やはりカビの発生は避けられないと思った方がいいでしょう。

ユニットバス内でシャワーカーテンのカビを防ぐ「対処法」を伝授!

部屋の中でも一番湿気の多い場所であるお風呂場は、シャワーカーテンの使い方などにどんなに気を付けていたとしても、カビが発生してしまいやすいです。

ここでは、ユニットバスのシャワーカーテンのカビを防ぐ、対処法などについてご紹介していきます。

【入浴後に毎回水気を除去する】

最もシンプルな方法でわかりやすいですが、こちらは中々大変なことだと思います。

入浴した後に、毎回タオルなどでシャワーカーテンを拭けば、カビの発生はほとんどないでしょう。

しかし、入浴後にわざわざシャワーカーテンを念入りに拭くのは、非常に面倒なことです。

「絶対にカビは発生させたくない」という強い意志がある人には、こちらをおすすめします。

【カビが発生しにくいシャワーカーテンを使う】

防カビ加工が施されているシャワーカーテンがあります。

このようなカーテンを使うことで、カビの発生は圧倒的に抑えることができます。

そのメーカーなどによって効果は変わると思いますが、長いものでは3年ほどはカビが発生しにくい状態を保てるようです。

注意点としては、100%カビの発生を抑えられるものではないので、やはり適度にチェックする必要はあります。

【そもそもシャワーカーテンを使わない】

極論になりますが、シャワーカーテンを使わなければ、カビが発生することはありません。

実際にシャワーカーテンは使わないという人も多くいます。

こちらについては次の項で、もう少し詳しくご紹介していきます。

ユニットバスにシャワーカーテンは必要ない?

シャワーカーテンの使い方以前に、「ユニットバスにシャワーカーテンは必要ない」という人も、実際には多くいるかと思います。

その人たちの多くは、恐らく上記で取り上げた「シャワーカーテンのカビの発生」が理由で使っていないのではないでしょうか。

当たり前ですが、そもそもシャワーカーテンを使わなければ、シャワーカーテンにカビが発生することはありません。

しかしその場合は、トイレや洗面台のスペースはびしょびしょに濡れてしまいます。

対処法としては、入浴後スリッパを使うことや、24時間換気を行なうことが挙げられます。

24時間換気を行なう場合には、電気代が気になるところかと思いますが、家計を圧迫するほどの電気代にはならないかと思います。

複数人が住んでいる部屋の場合は、同居人と合意の上、というのが前提になります。

しかし、考え方によってはカーテンのカビ発生もなく、トイレや洗面台のスペースがある程度濡れてもいい、ということであれば、清潔を保てるとも言えます。

24時間換気を行い、トイレや洗面台のスペースを水で流すことで、床の汚れを洗い流すことになるからです。

床も24時間換気を行なっていれば、それほど時間もかからず乾いていきます。

また、トイレの床面は思っている以上に汚れているものです。

この方法で毎回洗うことができれば、比較的清潔にユニットバスを使用できるのではないでしょうか。

どのようにシャワーカーテンを使う?

今回は、ユニットバスのシャワーカーテンの使い方についてご紹介してきました。

シャワーカーテンの使い方は、内側に入れて使う人、外側に出して使う人、またはシャワーカーテンを使わない人とそれぞれです。

皆さんは、どのようにシャワーカーテンを使いますか?

是非自分に合ったシャワーカーテンの使い方を見付けてみてください。