ベランダに洗濯機を設置する?快適に使うための注意点

皆さんのご自宅では、洗濯機はどこへ設置されているでしょうか。

戸建てに住んでいらっしゃる方は、洗面所など室内に設置されることが多いことでしょう。

しかし、集合住宅などではベランダや外廊下などの屋外に設置している方もいらっしゃいます。

今回は、ベランダに洗濯機を設置するときの方法や、注意点についてご紹介します。

これから洗濯機をベランダへ設置される方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ベランダに洗濯機を設置できる条件

ベランダに洗濯機を設置する場合、賃貸住宅などで元々の設置場所がベランダに定められている場合がほとんどでしょう。

もし、洗面所を広く使いたいという理由で、自らベランダへ設置することを考えている場合には、設置できる条件をクリアしているのかを踏まえた上で、オーナーの方や管理会社の方へ必ず相談するようにしましょう。

水回りは事故が起きる可能性もありますから、話を通さないことで後々のトラブルとなる可能性があります。

洗濯機を設置するときには、まず設置場所がどのようになっているのか把握する必要があります。

・コンセントやアース端子が付いているか
・送水用の水道があるか
・排水場所は確保できるか

最低でもこの3点については必ず確認をしましょう。

「室内から延長コードやホースを伸ばしたら?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、屋外に洗濯機を置く以上は全てを屋外で済ませた方が良いです。

暑い時期も寒い時期も窓をわずかにでも開けておくのはつらいものですし、延長コードやホースを使って毎日電気と水を室内から運ぶのは大きな負担となります。

この3点のひとつでも欠けているにもかかわらず、設置場所がベランダと定められている場合には、使用前にオーナーへ設置場所の確認を改めて取ってから、改善を求めた方が安心です。

ベランダの洗濯機は排水にしっかりと配慮すること

ベランダへの設置条件をクリアしたところで、早速洗濯機を設置するとします。

そのときに、まず注意するのは排水の方法です。

洗濯機独自の排水口が設置されている場合はそのまま使用すれば良いのですが、ベランダの隅に設置されている雨水用の排水口を使う場合には注意する必要があります。

洗濯機の設置位置と排水口が離れていると、その間を水が勢いよく流れることになり、ベランダが水浸しになる可能性があります。

そのため、排水ホースを延長して上手く排水口に流れるように固定する必要があります。

排水ホースは一般的なホームセンターで取り扱いがありますので、ご自宅の洗濯機とベランダの排水口までの長さを考慮したホースを選ぶようにしましょう。

固定の方法としては、マジックテープを使った固定バンドや荷物用のベルト、結束バンドなど様々な種類があります。

ベランダの柵と繋いで固定するのが簡単な方法ではありますが、そのときには注意することがあります。

洗濯機の排水は一度に大量の水が流れるため、固定が甘いと外れてホースがベランダで動き回ってしまう可能性があるので、簡単には外れない方法で固定するようにしましょう。

また、ベランダには雨風が入ってくるので、どんなベルトでも劣化しやすいといえます。

こまめに排水ホースがずれたり外れたりしていないか、確認をするようにしましょう。

ベランダの排水口が詰まって水が流れないときには

ベランダに洗濯機を設置するとき、排水ホースを固定するだけでは安心できません。

ベランダの排水口は、風でゴミや葉が飛んできたり、砂ぼこりや苔が付いたりして室内よりも汚れやすい環境にあります。

排水口が詰まってしまっていると、流した水がベランダに溜まってしまうことがありますし、ひどいときには隣家のベランダまで水が浸入してしまう可能性もあります。

そのため、ベランダ自体をこまめに掃除する必要があります。

排水口周りだけではなく、ベランダ全体の汚れが雨などで流れて排水口に詰まってしまうので、手すりを雑巾で拭いたり、ベランダをほうきで掃いたりしてキレイに保ちましょう。

それでも、どうしても汚れは溜まってしまうものですから、詰まってしまったときにはすぐに解消するようにします。

排水口の詰まりを取るときには、事前にベランダ全体の掃除をして新たに詰まるゴミがないようにしましょう。

そして、ビニール手袋をして目に見えるゴミから取り除いていきます。

このときに、ハンドクリーナーがあると、詰まったゴミを取るのに便利です。

そして、こびりついた汚れは、重曹と水を混ぜた重曹スプレーとブラシを使ってこするようにしましょう。

細菌の増殖を抑えるクエン酸の使用も効果的です。

洗濯機を屋外に設置すると壊れやすいって本当?

ベランダや外廊下など、洗濯機を屋外へ設置すると、室内に置いたときよりも壊れやすいといいます。

屋外では、晴れた日には紫外線が、雨の日には水滴が洗濯機にふりかかるので、どうしても劣化しやすくなります。

紫外線は、洗濯機の外装であるプラスチック部分やパネルを削ることがあり、水濡れは汚れや故障の原因を作ります。

そのため、できるだけ天候から洗濯機を守るような対策をする必要があります。

洗濯機を守るには、いくつかの方法があります。

使い勝手も考慮するならば、木製のラックやすだれを使って洗濯機を囲うと良いでしょう。

ただし、洗濯機を完全に囲えるラックは一般的に販売していることがほとんどありませんので、自分で工夫をして作ったり、既製品を組み合わせたりする必要があります。

ラックを置くスペースがない場合には、洗濯機専用のカバーも販売しています。

カバーはそのまま洗濯機に被せて使用するので、使用時に毎回カバーを外す必要はありますが、ラックよりも洗濯機そのものを丸々保護できて、簡単に手に入るのが良いですね。

さらに、ベランダを流れる水で底が濡れないように、専用のかさ上げ台や防水パンを使って底も守ってあげると、後々に引越しなどで室内で使うような場合にも、安心して持っていくことができます。

ベランダに洗濯機を設置するなら冬場の凍結に注意

ベランダで洗濯機をきちんと保護して、排水問題をクリアして設置することができたら、最後にもうひとつ注意するべきことがあります。

それは、冬場の給水ホースや排水ホースの凍結です。

寒冷地はもちろんですが、寒くて霜が降りる時期などはどの地域でも凍結を起こすことはあり得ます。

特に、マンションなどの高層階で冷たい風にさらされているときには注意が必要です。

実際に凍結を起こしたら、40℃前後のお湯やドライヤーを使ってホース内の水を溶かす必要がありますが、あまり頻繁に凍ったり温めたりを繰り返してはホースの劣化にも繋がります。

そこで、なによりも凍結をしないように予防をするようにしましょう。

まず、やるべきことは水道管、給水ホースや排水ホースの水抜きです。

氷点下になることが分かっている場合には、事前に水抜きをしていた方が安心でしょう。

水道管には凍結防止帯などの使用が望ましいのですが、あまりお金をかけないようにするのであれば、水道管や蛇口部分にタオルを巻いておくだけでも予防になることがあります。

また、洗濯機の雨除けや紫外線除けのご説明でも述べましたが、やはり洗濯機をむき出しにしておくよりも、四方を囲ったりカバーを掛けたりした方が、わずかではありますが冷たさは和らぎます。

「洗濯機を回そうと思ったら使えない」という事態にならないよう、冬場にはしっかりと温度管理をするようにしましょう。

ベランダへ洗濯用品も一緒に置きたい!どこへ置くと使いやすい?

最後に、ベランダへ洗濯機を設置したときの洗濯用品の置き場について考えてみましょう。

室内であれば、洗剤や柔軟剤などの洗濯用品は当たり前のように洗濯機の近くに置いてあるものです。

しかし、洗濯機がベランダに置いてあると、洗剤などはどこに置こうか迷ってしまうこともあるでしょう。

洗剤などの小物をベランダに置くときには、2つの注意点があります。

・汚れないようにすること
・飛ばないようにすること

繰り返しになりますが、ベランダは雨風やホコリが舞い込むため、洗剤などをむき出しにして置いておくとすぐに汚れてしまいます。

また、強風が吹いたときには洗剤が倒れたり飛んだりしてベランダを汚したり、悪いときには隣家や階下へ飛んでしまって思いがけない事故になる可能性もあります。

そのため、ベランダに直置きするのは絶対に避けた方が良いでしょう。

木製ラックなどで洗濯機を囲うのであれば、一緒に中に棚を一段作ると便利です。

しかし、DIYは誰にでもできるというわけではありませんので、キッチンなどで使うプラスチック製の隙間収納用のスリムストッカーなどを利用すると使いやすいのではないでしょうか。

ストッカーは引き出しタイプにすれば中は汚れませんし、外側も雑巾などで拭くだけでキレイにすることができます。

プラスチック製品は外に置くと劣化しやすいのが難点ですが、比較的安価なので定期的に買い替えることで対処できます。

また、もしベランダの広さに余裕があるのなら、小さなベンチ型収納もおすすめです。

洗濯物を干すときにも、ベンチの上にハンガーや洗濯バサミを置いて使用することができます。

毎日の洗濯だからこそできるだけ楽に快適に

ベランダに洗濯機を設置すると、室内に置いたときと比べるとどうしても不便があったり、故障しやすくなったりとデメリットが多いものです。

しかし、不便や面倒だと感じながら毎日洗濯をすることになると、かえって気分が落ち込んでしまいます。

室内を少しでも広く使えるのだと前向きに考え、できるだけ快適に洗濯ができるように設置方法を工夫してみましょう。