憧れのホームシアター導入!スピーカーの配線を隠す方法は?

最終更新日:2019/04/19

自宅にいながら、まるで映画館のような臨場感を体感できるホームシアターは、多くの人の憧れですよね。

しかし、ホームシアターを導入する際に、スピーカーなどの配線をどうするのか、という問題があります。

配線がゴチャゴチャしたままでは、気分も台無しですよね。

今回は、ホームシアターの配線を隠す方法や、その他に対策すべきことについてご紹介していきます。

ホームシアターでは多くのスピーカーを使う場合がある!

多くの人が憧れるホームシアターですが、ホームシアターには幾つかの種類があります。

複数のサウンドシステムがあり、それによってスピーカーの数も変わってきます。

スピーカーの数が増えれば、それだけ音の臨場感も増し、よりホームシアターを楽しむことができるでしょう。

しかし、スピーカーの数が増えれば増えるほど、配線も多くなってしまいますよね。

配線を上手に隠すことは、ホームシアターを導入する上でも、重要なことの1つです。

今回は、スピーカーの配線を隠す方法についてご紹介していきます。

また、その他にも注意しなくてはいけないことがあるので、そちらもお伝えしていきます。

まずは、ホームシアターのセットの種類について見ていきましょう。

住んでいる部屋などによっては、導入が難しくなる場合もあるので、どのような内容なのか確認しておくことをおすすめします。

スピーカーの数の違いにも注目してご覧ください。

ホームシアターのセットの種類

ホームシアターのセットの種類についてご紹介していきます。

初めてホームシアターを導入しようとしている人の中には、「ホームシアターはどれも一緒なのでは?」と思っている人もいるかも知れません。

しかし、実際にはホームシアターは幾つかの種類に分けられるのです。

ホームシアターの種類は、サウンドシステムによって分けられることが多いです。

では、そのサウンドシステムについてご紹介していきます。

●2.1chサラウンド

もっとも簡易的なホームシアターで、スピーカーの数も少なく、初めてでも比較的導入しやすくなっています。

2.1chは、フロントスピーカーが2つ、サブウーファースピーカーが1つという構成のホームシアターです。

比較的安価なことも多いのが魅力です。

●5.1chサラウンド

ホームシアターを調べていると、よく目にする種類かと思います。

2.1chよりも、さらに音の臨場感が増し、迫力ある音響を楽しめる構成になっています。

5.1chは、フロントスピーカーが2つ、センタースピーカーが1つ、リアスピーカーが2つ、サブウーファースピーカーが1つという構成のホームシアターです。

スピーカーが全部で6つになっているので、5.1chになると配線も多くなってしまいます。

ホームシアターを導入している人の中でも、こちらの5.1chを導入している場合が多いです。

●7.1chサラウンド

実際の映画館の音響システムに、一番近い構成のホームシアターになります。

自宅では、最高クラスの音響でホームシアターを楽しむことができるでしょう。

7.1chは、フロントスピーカーが2つ、センタースピーカーが1つ、サイドスピーカーが2つ、リアスピーカーが2つ、サブウーファーが1つという構成のホームシアターです。

スピーカーの数はここまでご紹介してきたものの中でも一番多く、8つのスピーカーを使います。

7.1chでは、スピーカーの配線も多くなりますが、その他にも、特に注意したいことがあります。

必要な対策や配線問題については、下記に詳しく記載していきます。

ホームシアターを導入する上で必要な対策!スピーカーの配線はどうする?

ホームシアターを導入する上で、必要になる対策について、まずはお伝えしていきます。

上記でご紹介した、サウンドシステムによっては、部屋の防音設備が必要になってきます。

特に、7.1chサラウンドでは、左右の部屋や、上下階の部屋にも音が振動してしまう可能性もあるので、しっかりとした防音設備が必要になるでしょう。

5.1chサラウンドであっても、やはり防音に気をつかったほうがいいでしょう。

場合によっては、ホームシアター用の防音設備のある個室を用意する必要もあります。

また、スピーカーの数が多くなりやすいホームシアターでは、配線を上手に隠すことも重要になりますよね。

配線だらけの床だったりした場合には、気分もよくありません。

次は、スピーカーの配線を隠す方法についてご紹介していきます。

ホームシアターのスピーカーの配線を隠す方法!

ホームシアターの配線は、通常の家電などと比べると、非常に多くなります。

また、スピーカーを後ろに設置したりする必要もあるので、配線をどのように隠すのかが重要になります。

今回ご紹介する方法は2つあり、併用すると上手に配線を隠すことができますよ。

では、それぞれご紹介していきます。

●ケーブルボックスを使う方法

ケーブルボックスとは、その名の通り、ケーブルをまとめることができる箱です。

こちらは、特に床の配線が気になる場合におすすめです。

ゴチャゴチャしてしまう、数の多い配線を綺麗にまとめるのに適しています。

●配線フラットモールを使う方法

ケーブルボックスだけでは、完全に配線を隠すことは難しいです。

そこで、配線隠し用のフラットモールも併用することで、上手に配線を隠すことが期待できます。

特に、リアスピーカーなど、配線が長くなる場合には、フラットモールを使うことで壁伝いに配線を隠すことができるでしょう。

防振マットや防音材も必要になることがある!

上記でも触れたように、ホームシアターを導入する上で、上下階の部屋や左右の部屋への配慮も必要になる場合があります。

特に賃貸などの場合には、ある程度の防音設備が必要になるでしょう。

7.1chサラウンドを導入する場合には、スピーカーの数が多くなるのと比例して、振動や音の大きさも多くなります。

また、2.1ch、5.1chであっても、防音に気をつかったほうがいいでしょう。

対策としては、防振マットや吸音材を設置することがおすすめです。

これらを使用することで、周囲への音漏れや振動を軽減することが期待できます。

ホームシアターを導入するときには、スピーカーの配線問題の他にも、このような問題があるということを念頭に置いておきましょう。

配線を気にしない!ワイヤレススピーカーも検討してみよう!

最後に、ホームシアターのスピーカーの配線を気にしないで済む方法をご紹介していきます。

それは、「ワイヤレス化」です。

最近では、ワイヤレスの製品も多く販売されていますよね。

ワイヤレスのヘッドホンや掃除機など、様々なものがワイヤレス化しています。

スピーカーも例外ではなく、「ワイヤレススピーカー」として存在しています。

「配線が気になる」、「配線を隠すのが面倒」という人におすすめしたいのが、このワイヤレススピーカーです。

ワイヤレスとなっていますが、電源のコードは必要になるので、完全に配線をなくすことはできませんが、それでも配線はほとんどなくなります。

ワイヤレススピーカーは、価格も少し高い傾向にありますが、配線を気にしないで済むというのは、大きなメリットですよね。

ホームシアターの導入を考えている人で、配線が気になる人は、一度ワイヤレススピーカーの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

配線を上手に隠してスッキリ!ホームシアターを楽しもう!

今回は、ホームシアターで問題になりがちな、スピーカーの配線を上手に隠す方法や、対策すべき注意点についてご紹介してきました。

配線が多くなりがちで、ゴチャゴチャしてしまうホームシアターですが、ご紹介した方法でスッキリと配線をまとめたり、隠していきましょう。

また、騒音にも配慮して、自宅にいながらも臨場感のあるホームシアターを楽しみましょう。

今回ご紹介した内容を参考にしていただければ幸いです。