新築の床のフローリングは無垢か複合(合板)どちらを選ぶ?

これから新築注文住宅を建てるという方は、床材を無垢フローリングか複合フローリング(合板)、どちらにしようか悩まれている方もいるかもしれません。

フローリングは家の面積を大きく占める部分でもあるため、お部屋の印象をガラッと変化させるものです。

そのため、慎重に選びたいものですよね。

ここでは、無垢フローリングと複合フローリングそれぞれの特徴を見ながら、メリット・デメリットについてお伝えしていきます。

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新築の床にどちらを選ぶ?無垢フローリングと複合フローリングの違い

注文住宅で新築を建てる際、自分たちで様々なことを決める必要があり、その1つにフローリング選びがあります。

フローリングは、お部屋の面積を大きく占める部分であり、目につきやすいものです。

そのため、フローリング次第でお部屋の印象を大きく変化させますので、慎重に選ぶ必要があります。

フローリングは、大きく分けると無垢フローリングと複合フローリングに分けることができます。

無垢フローリングは、1本の原木から切り出したものを床材として使用しているもので、木本来の質感や肌触り、木目の美しさや木の香りなど、木の持つ特性を活かすことができるという特徴があります。

また、原木を切り出して作り出される無垢フローリングは、木目や年輪などもそれぞれ異なり、違った顔を楽しむことができます。

一方で、複合フローリングですが、一般住宅で採用されているフローリングの多くは、薄く切られた複数の木の板を重なり合わせて作られたものをいいます。

複合フローリングは、一番上の部分に化粧版と呼ばれる薄い板を貼り付けたり、木目が印刷された樹脂シートを貼り付けて加工されます。

ここまでのお話を簡単にまとめますと、複合フローリングは複数の木材を集めて作られた集成材のことを指し、無垢フローリングは、原木を切り出して1枚のフローリングを作りだしているものを指します。

どちらにもメリット・デメリットが存在しますので、次項から詳しく解説していきます。

新築の床に無垢フローリングを選ぶメリット

新築を建てる際、床材で無垢フローリングにするのか、複合フローリングにするのか悩んでしまう方もいらっしゃると思います。

それでは、無垢フローリングと複合フローリングのメリットについて見比べてみましょう。

●無垢フローリング

先ほどもお伝えしたように、無垢フローリングは、天然木本来の木目や色合い、香りなどを楽しむことができるフローリングです。

まず、無垢は「体温が奪われにくい」という特徴がありますので、温もりを感じられることがメリットです。

温かみのある木の柔らかさを感じることができるため、お年寄りや小さな子供にも優しい床材であるといえます。

また、無垢フローリングは時間が経過すると共に、色合いの変化を楽しめることもメリットとして挙げられます。

張り替えたばかりの無垢フローリングの木目も美しいですが、歳月を経て色味が深くなり、艶が出て味となり、経年変化を楽しむことができます。

素材としての味が増していくというのは、無垢フローリングならではのメリットです。

無垢のフローリングは、パッと見たときに部屋全体の雰囲気がよくなりますので、インテリア性も高くなる効果も期待できます。

加えて、無垢フローリングは、木本来の持つ調湿効果により、部屋で快適に過ごすことができるというメリットもあります。

新築で、おしゃれな空間を作りたい、温かみのあるお部屋にしたい、という方に無垢フローリングはおすすめです。

新築の床選び!コストを抑えるなら複合フローリングがおすすめ!

続いて、新築の床材選びで悩まれている方に向けて、複合フローリングのメリットについて解説していきます。

●複合フローリング

複合フローリングのメリットの中で強調すべき点として、「コストが安い」ということが挙げられます。

複合フローリングは、工業生産されるため品質のバラつきが少なく、一定の品質を確保しやすい材質です。

大量生産が可能であることから、無垢フローリングに比べるとコストを抑えやすいのです。

ほかにも、複合フローリングは、デザインが豊富であることもメリットとして挙げられます。

デザインが豊富だということは、単純にご自分の好みの床材を探しやすく、お部屋のテイストに合わせて選択しやすいということです。

また、様々な木材を重ね合わせて作られる複合フローリングは、無垢に比べると「湿度や温度の変化に強い」というメリットもあります。

つまり、木の変形や収縮に強いため、フローリングの隙間が空きにくいですし、割れなども発生しにくいといわれています。

さらに、様々な機能に特化した製品も豊富に揃えられています。

防音性や耐久性に優れている、傷が付きにくい、滑りにくい、ワックス不要などの点で、商品によって違いがありますので、ニーズに合わせて選ぶことが可能です。

無垢フローリングのデメリットは?

新築の床で、無垢フローリングを選ぶか複合フローリングかで悩んでいる方に向けて、それぞれのデメリットについて見ていきましょう。

●無垢フローリング

無垢フローリングは、木本来の木目や質感を活かすために、表面にワックスなどのコーティングを施していないこともあります。

そのため、シミや傷が付きやすいということがデメリットとして挙げられます。

また、無垢フローリングといっても、その種類によって床の耐久性にも大きな違いがあります。

無垢材は大きく分けると、広葉樹と針葉樹に分けられます。

基本的に、広葉樹は硬くて耐久性に優れており、針葉樹は柔らかく触り心地がよいという傾向にあります。

一般的に、針葉樹のほうが傷やヘコミに弱いとされていますが、空気をふんだんに含んでいるため、暖かく柔らかいという特徴があります。

広葉樹は硬く頑丈ですが、天然木という面から、やはり傷は付きやすいとされています。

また、傷だけでなく汚れも非常に付きやすいため、水などの水分をこぼして放置してしまうと、シミとなり跡に残ってしまう可能性もあります。

仮に、表面に塗装を施されていたとしても、水に弱いことには変わりありませんので、もし濡れてしまった場合には、よく拭き取り乾燥させる必要があります。

さらに、コストがかかることもデメリットです。

複合フローリングに比べると、無垢フローリングは量産が難しく、施工に手間がかかります。

無垢の種類にもよりますが、基本的には無垢フローリングのほうがコストはかかると見てよいでしょう。

また、無垢のメリットとして調湿機能を挙げました。

木が空気中の水分を吸い込んだり、放出することで膨張、伸縮を繰り返しています。

この、木が持つ伸縮性により、フローリングの隙間が空きやすかったり、湿度や温度の変化により反りや割れが発生しやすいのもデメリットとして挙げられます。

複合フローリングのデメリットは?

では続いて、複合フローリングのデメリットを解説していきます。

●複合フローリング

前にお伝えしたように、無垢フローリングは歳月が経つにつれ、味わいや深みが増すことをメリットとして挙げました。

しかし、複合フローリングは、無垢のように色味の変化は基本的にありませんので、月日が経つと同時に劣化していくことがデメリットとして挙げられます。

また、複合フローリングは複数の木を重ね合わせて作られるため、接着剤などによるアレルギーやハウスシック症候群による反応などの懸念も考えられます。

これらの問題は新築を建てる際に、なるべく避けたい問題ですよね。

加えて、接着剤を使用していることから、何かの拍子に接着剤が剥がれてしまう可能性も考えられます。

さらに、複合フローリングは無垢フローリングと比べると床が硬い傾向にあります。

また、無垢と比べると、ヒヤッとした冷たさを感じやすく、夏場はジメッとした触り心地を感じやすくなるのもデメリットとして挙げられるでしょう。

目的や使い方によってベストな選択がある!新築の床材選び

ここまで、新築の床材の選択で悩んでいる方に、無垢フローリングと複合フローリング、それぞれのメリット・デメリットについて解説しました。

無垢フローリングは、木の温もりや木目の美しさが特徴ですが、傷やシミが付きやすかったり、コストがかかったり、メンテナンスが大変であることが挙げられます。

一方、複合フローリングは、コストが安かったり手入れのしやすさ、傷が付きにくいなどのメリットがありますが、月日が経つにつれ劣化し、木目や色味が一定になりやすく、単調に感じやすくなります。

インテリア性や肌触りを優先したいのであれば無垢フローリングを、小さな子供やペットがいるなら傷汚れに強い複合フローリングを、というように、最適な床材は生活環境によって変わります。

また、リビングやダイニングには無垢フローリング、洗面台やキッチン、トイレなどの水周りには複合フローリングという風に、床材はそれぞれのお部屋に合ったものを選択して張ることも可能です。

新築の床に何を求めるのか、よく考えて検討し選択してください。

床材は、一度決めたらなかなか張り替えることは難しいと思いますから、慎重に選択したいものですね。

無垢と複合のメリット・デメリットを知って後悔しない選択を!

今回は、新築の床材に悩んでいる方に向けて、無垢フローリングと複合フローリングについて詳しく解説しました。

どちらを選ぶにせよ、当然メリットとデメリットは存在します。

ご自分が何を優先したいのかをよく考えて、後悔のないように床を選んでください。

床材は様々な種類がありますから、楽しみながら、素敵な空間を作り上げられるといいですね。