ベッド収納は風水に良い?寝室にうまく取り入れ運気をUP!

最終更新日:2019/06/17

部屋が狭いとベッド収納は便利です。

「でも、風水でベッド収納はよくないと聞いた!」

こんな風に、ベッド収納を取り入れたくても風水が気になり、どうするか考えてしまうことがあります。

ベッド収納は、確かに風水ではあまりおすすめされていませんが、他のことと組み合わせることで、運気UPも期待できます。

この記事ではベッド収納を取り入れつつ、風水で欠点をカバーし、効果を生かした部屋作りをご紹介します。

ぜひ、迷っている人は参考にしてください。

ベッド収納が欲しい!風水でのおすすめは?

ベッド収納は風水上、気の流れを悪くしてしまうため、おすすめはしていません。

しかし、中に入れるものやベッド周りの工夫で改善が可能です。

まずは、「どんなベッド収納がいいのか?」をご紹介していきます。

風水の観点から選ぶと、おすすめのベッド収納は以下の2つです。

素材は木製の方が、良い気を吸収するといわれています。

・引き出し式収納ベッド
・ベッド下の掃除がしやすいタイプ

ベッドに収納がついているタイプは2つあり、主に引き出し式と跳ね上げ式です。

この2つを比較すると、気の流れを良くし換気が簡単なタイプは、引き出しです。

跳ね上げ式は、引き出し式に比べるとたくさん収納できますが、マットレスを降ろさないと開けられません。

開けて換気をするのが面倒ですし、その分あまり使わないものを詰めてしまいがちです。

風水では、ベッド下に使わないものの収納や換気の不足は、気の流れが悪くなると考えられています。

そのため、風水では引き出し式のベッド収納の方が、換気がしやすくよく使う衣類などを収納しやすいためおすすめです。

また、ベッドに収納がついておらず、下のスペースに収納ケースなどを置く場合は、「掃除がしやすいか?」を重点に考えてください。

風水で大切なことは、ホコリや湿気をためないこと。

すなわち、「簡単に掃除ができるか」がとても大切です。

ベッド下に入れっぱなしで、掃除がしにくい収納にはならないタイプを選んでください。

取手やフタ、キャスターつき、軽いものなど、スッと引き出しやすいものがおすすめです。

ちなみに、ベッドの高さは床から40cmほどあると、ホコリなどを吸いにくいといわれています。

では、次にベッド下の収納に入れても良いものをご紹介します。

風水の関係を見ながら、少しでも運が良くなるようにしておきましょう。

風水でベッド収納の中に入れて「良いもの」と「悪いもの」

風水の考えでは、ベッドの収納に入れても良いアイテムは以下のものです。

・衣類
・下着
・タオル
・シーツなどの寝具

きれいに洗濯された衣類や下着、シーツなどは、あなたを守ってくれるアイテムです。

これらは、ベッド収納にしまっても悪い気を出さず、問題がないといわれています。

風水の中でもベッドは、特に気の流れる場所です。

一方、ベッド下に気の流れを悪くするものを入れると、良い気を吸収できないとされています。

ベッド収納に入れない方が良いといわれているアイテムは、以下のものです。

・毛皮など動物から作られたもの
・使わないもの
・本などの紙製品

毛皮などは、生きていた動物から作られたものです。

言い換えれば死骸とも取れるため、良くないと考えられています。

また、あまり使わないものは悪い気がたまりやすく、本などの紙製品は湿気を吸うため、風水上は推奨されません。

できるだけ、別の収納に入れるか、不要な場合は良い機会だと思い処分するなど工夫をしてみてください。

しかし、収納スペースがないときや、置いておきたい場合は、どうすれば良いのでしょうか。

ベッド収納を使うときに風水で一番気をつけること

ベッド収納を使い、風水で運気をあげたいとき、特に気をつけることは湿気とホコリです。

風水は気の流れを良くする環境学のことですが、位置や色、収納するものより大事なことは、「常にキレイであるか」です。

どんなに風水にこだわっても、部屋の掃除や換気などをしない場合は、効果が薄くなります。

そのため、ベッド収納を利用する場合は、湿気や換気対策に気をつけてください。

中に入れるものも気になりますが、それ以上に大切です。

人は寝ている間に、コップ1杯(約200ml)の汗をかくといわれています。

そのため、朝起きたら窓を開け換気をし、寝具に風を通しましょう。

引き出しタイプのベッド収納は、朝少し開けて湿気を逃しておくと、悪い気が流れます。

また、ベッド下は収納がなくても、ホコリがたまりやすい場所です。

ベッド下にホコリが溜まった状態で寝ていると、風水を気にしなくても、気持ちが良いとはいえません。

ベッド収納に何を入れるかも風水では大事ですが、ご説明したとおり、湿気と換気、ホコリ対策をしっかりと行うことが大切です。

しかし、「毎日は掃除ができない」「収納するものがやはり気になる」場合は、ベッド周りの風水もご紹介します。

完璧にできない場合は、風水パワーを他で補うことでも効果が期待できますので、ご紹介していきます。

ベッド収納以外でも風水を取り入れよう

ここでは、寝室で使える風水をご紹介します。

寝室やベッドは、寝るために1日の約1/3を過ごすといわれており、全体運や仕事運に関係するとされています。

風水では睡眠中に厄を吐き、良い運を吸収する大切な場所です。

いかに良い気を吸収し、悪い気を流せるかがカギになるのです。

寝室で改善すると効果のある風水ですので、一度部屋を見渡してみてしてください。

ワンルームの場合は、ベッド周りの部分で考えていただければ大丈夫です。

寝室で気をつけることは、以下のことです。

・寝ている自分が映る鏡を部屋に置かない
・枕元に電子機器は置かない
・ベッドにぬいぐるみをたくさん置かない
・風水では北枕・東枕が良い
・ヘッドボードと壁の間には隙間を作らない
・カーテンは2重にする
・ドアとベッドを向かい合わせに置かない
・梁(はり)の下で寝ない

まず、鏡に寝ている姿が映ると、良い運を吸収されると考えられています。

場所が変えられないときは、夜寝るときだけでも、布で隠してください。

ベッドにぬいぐるみを置くことも同じで、寝ている間に良い気を吸うといわれています。

どうしても離せないもの以外は、他に移しましょう。

また、スマホなどの充電器なども電磁波が出るため、頭の近くにあると良い気の吸収を阻害します。

さらに、レースカーテンは、良い気が窓から逃げるのを止めてくれるため、できればレースとメインカーテンの2枚掛けがおすすめです。

ただし、遮光カーテンは運気のある日の光を遮るとされ、風水では推奨されていません。

ベッドボードと壁との隙間は、エネルギーが乱れると考えられています。

できれば、開けずに壁につけてください。

ドアと向かい合わせの配置も、入り口から運気が逃げるとされているので、できればドアを避けた配置がおすすめです。

北枕は好みが分かれますが、風水では北から南へ向かって流れる気を、寝ている間に吸収するといわれているため、北枕が良いとされています。

ベッド収納に加え、ぜひ取り入れてみてください。

ただ、配置がどうにもできない場合もありますので、さらに簡単にできる風水をご紹介します。

ベッド周りの素材を変えて風水効果UP

人は寝ている間、水の気になるそうです。

そのため、水と相性の良い気のアイテムであるコットン100%や天然素材のものが、さらに良い気を吸収してくれるとされています。

枕カバーやシーツ、パジャマなど、肌ざわりの良い天然素材のものにするだけでも風水力がUPするといわれています。

肌ざわりの良いものは、精神的な癒し効果も持っていますので、手でふれてみて「いいな」と思う天然素材を選んでください。

ただ、どれだけ素材を良くしても、前にもお伝えしたように清潔でなければ効果は半減してしまうかもしれません。

できれば枕カバーやパジャマは、毎日(無理なら2,3日に1回)洗濯し、天気の良い日は、シーツもこまめに洗濯してください。

冬や雨の日は、布団乾燥機などで布団を乾燥するだけでも、気分的に違います。

定期的にマットレスを起こして、収納部分にも風を通すことでも悪い気を追い出し、良い気を流すことができるといわれています。

風水では相性の良い素材の他に、色も関係しています。

次は、寝室のベッドに合う色と柄についてご紹介していきます。

風水に良いベッド周りの色と柄

風水では五行陰陽説がベースになっており、寝室は落ち着きを意味する陰、さらに五行と方角により相性の良い色が決まっています。

部屋の方角別の、ラッキーカラーを以下でご紹介します。

・北:ピンク・ベージュ・黄緑
・北東:白・茶
・東:ブルー・緑
・南東:オレンジ・黄緑
・南:白・ベージュ・緑
・南西:ベージュ・茶・黄緑
・西:クリーム色・ベージュ
・北西:アイボリー・ベージュ

寝室に使う色は、精神的に安心感があり、落ち着く色が良いといわれています。

例えば、原色などでなく淡い色や、ずっと見ていても疲れない色です。

興奮しやすく刺激的な色は、睡眠を妨げてしまうことがあるためです。

また、寝室の性質が落ち着いた陰(無地)に当たるため、柄×柄などの明るいものよりは、柄×無地などの落ち着いた組み合わせが良いとされています。

柄を選ぶときの注意点ですが、こちらも刺激的な柄よりは、気持ちが落ち着く柄が風水では好まれます。

おすすめは、花柄や植物柄、小さいドットなどです。

男性は黒を好む人が多いですが、寝室のカバーやカーテンに黒はよくないとされています。

黒は、陰の気が強く運気を落とす、成長を止めるといわれています。

おしゃれに感じますが、風水を取り入れたい場合は、寝室に使わない方が無難です。

ちょっとしたことですが、色は心理的にも影響を与えます。

寝室は落ち着いた色や柄のほうが、ホッとしますので、買い替えをするときは、ぜひ参考にしてください。

このように、ベッド収納を使うことがデメリットになっても、カバーできる風水はたくさんあります。

少しでも良い気が流れる、気持ちの良い部屋を作りましょう。

ベッド収納を利用するときは、風水も取り入れて運気UP!

ベッド収納は風水から考えると、気が流れないため、あまりおすすめはできません。

しかし、以下のことに気をつけていれば、良い方へ運気も動きやすくなります。

・収納するもの
・ベッドの位置
・部屋に置くもの
・シーツなどの素材・色・柄
・毎日キレイに掃除
・湿気や換気

完璧に風水を取り入れた部屋を作りたくても、部屋の間取りや広さが関係し、難しいことがあります。

その場合は、できることから実践してみましょう。

また、風水にとって重要となるものは、常に清潔であることです。

定期的に掃除を心がければ、それだけでも運気があがる部屋へ近づくかもしれません。