ユニットバスを使っているという家庭も、現在では多くあります。
今回は、賃貸物件ではなく、一軒家の2点ユニットバスでの手すりの交換方法についてご紹介していきます。
高齢者が一緒に住んでいる場合は、ユニットバスに手すりがあると、より安全に入浴できるようになりますね。
もし、手すりがぐらつく、破損した、ということになれば、手すりを交換しなくてはいけません。
その場合の対処法を把握しておきましょう。
ユニットバスに手すりがあると入浴もしやすい!
ユニットバスなど、浴室内は滑りやすかったり、足元が不安定になることもありますよね。
特に高齢者の場合は、その割合も多くなっていると思います。
現在では、滑りにくい材質の床などもあり、ユニットバスの安全面も高くなってきています。
それに加えて、手すりも設置してあるほうが、入浴もしやすく、より安全になりますよね。
そのような理由から、自宅のユニットバスには手すりを取り付けている、というご家庭も多いのではないでしょうか。
しかし、手すりも少しずつですが、劣化していきます。
長年使っていることにより、ぐらついてきたりすることもあるかと思います。
そのような時には、手すりの交換を検討しなくてはいけません。
今回は、ユニットバスの手すりの交換方法などをご紹介していきます。
まずは、どんな時に手すりを交換したほうがいいのか、お伝えしていきます。
自宅のユニットバスの手すりがどのような状態にあるのかを確認しながら、1つ1つチェックしていきましょう。
ユニットバスの手すり交換が必要な場合は?
ユニットバスの手すりが交換の必要がある場合は、どんな状況なのかについてご紹介していきます。
現在、自宅のユニットバスに手すりがある人は、実際に目や手で確認しながら、チェックしていきましょう。
●手すりがぐらつく、不安定
もし、手すりがぐらついたり、がたついたり不安定な状態になっていたら、その手すりは早めに交換した方がいいでしょう。
手すりに体重がかかった時に外れてしまい、思わぬ怪我に繋がる恐れがあります。
●既に破損している
これは、もちろん交換する必要があります。
このままの状態では、手すりとしては使えません。
●汚れが酷い
長年使っていると、手すりも汚れていきます。
ある程度の汚れなら、掃除することで取り除くことはできますが、これを機に新しい手すりにする、という選択肢もあります。
●別の位置に手すりを移動させたい
手すりが取り付けられている位置が使いにくいということであれば、手すりを交換して違う位置に新たに取り付けることも必要になります。
また、その際に、違う形の手すりに交換することも、使いやすさを重視するなら重要です。
ユニットバスの手すり交換は業者に依頼しよう
ユニットバスの手すりを交換したいと思った人は、どのように交換すればいいのか困ってしまいますよね。
自分で交換する、という選択肢もありますが、今回は業者に依頼して交換してもらう方法をおすすめしていきます。
その理由としては、やはり安全面に考慮したいからです。
自分で交換しても、しっかりと固定できていないことがあるので、今回は業者に依頼して手すりの交換、取り付けをしてもらいましょう。
また、自分で新たに手すりを取り付ける場合には、ユニットバスの壁に穴を開ける作業が必要になる場合もあるので、その場合は水漏れなどの原因に繋がってしまう恐れもあります。
そのようなトラブルを回避する意味でも、業者に依頼して手すりを交換してもらいましょう。
多くの人は、このような業者による作業でかかる費用について気になるかと思います。
大体どれくらいの費用がかかるのか、次項でご紹介していきます。
手すりの交換を検討している人は参考にしてみてください。
ユニットバスの手すり交換を業者に依頼した場合の費用は?
自宅のユニットバスの手すりを交換する場合に、業者に依頼するとどれくらいの費用がかかるのか、ご紹介していきます。
実際の金額は、必要になる工程や取り付ける手すりの種類、依頼する業者などによって異なる場合があるので、参考価格としてお伝えしていきます。
手すりの交換は、主に手すりの「本体価格」と「工事費」が必要な費用となります。
手すりの形状やメーカーなどによって価格が前後しますが、手すりの本体価格としては、15,000円~20,000円ほどが参考価格となります。
それに加えて、工事費ですが、工事費の方は、およそ15,000円が相場になっています。
業者によっては、これに出張費なども加えられることがあるため、手すりの交換を依頼する際には、一度確認してみるのもいいでしょう。
ユニットバスの手すり交換費用としては、おおよそ40,000円~50,000円ほどが相場と言えます。
手すりの交換、取り付けの際の参考として覚えておきましょう。
使いやすい位置に手すりを取り付ける
ユニットバスの手すりを取り付ける、交換する上で、手すりの位置も重要になります。
こちらは、実際に手すりを使う人と話し合ってみて、希望の場所に取り付けられたと仮定して、確認しながら適した位置を決めておくといいかもしれません。
また、「現在使っている手すりの位置では入浴の際に使いにくい」という場合にも、手すりの交換は必要であるとも言えます。
一般的には、浴槽の深さなどでも使いやすい位置が変わってくるので、自宅のユニットバスの浴槽がどのくらいの深さになっているかも併せて確認しておくといいでしょう。
標準的な深さである50cm~55cmほどの浴槽の場合には、浴槽の縁の部分から10cm~15cmほどの位置に手すりがあると、使いやすい、座り立ちがしやすいと言われています。
また、手すりの種類も様々あり、I型手すりやL型手すり、逆T型手すりなどがあります。
手すりの交換の際には、このような種類の手すりに交換することを視野に入れてみるのも大切です。
使いやすい位置や手すりの種類を考慮して、業者に交換作業を依頼してみましょう。
手すりがあると便利な場所
ここまでは、ユニットバスの手すり交換方法やその際にかかる大体の費用、手すりの適した位置や種類についてご紹介してきました。
番外編として、ここでは、「こんなところに手すりがあると便利!」という箇所をお伝えしていきます。
●浴槽までの壁に
もしかしたら既に設置されているかもしれませんが、浴槽までの壁につたって手すりがあると、浴室内での転倒防止にもなるため、おすすめです。
もし、設置していないというご家庭があれば、取り付けを検討してみてはいかがでしょうか。
●浴室までの通路、廊下に
これは、浴室外での取り付けになりますが、浴室までの廊下や通路に手すりがあると、非常に安心できます。
●脱衣所に
脱衣所があるご家庭では、衣服を脱ぎ着する場所に、ちょっとした手すりを設置しておくと、非常に便利で安心です。
衣服の脱ぎ着の際には、一時的に視界が遮られるので、バランスも崩しやすくなりますよね。
そのような時に、手すりに手を触れておくだけでも、バランスをとるのに役立ちます。
ユニットバスの手すり交換の際には、これらのことも覚えておくと、より安全で安心できる入浴ができるようになるのではないでしょうか。
是非、検討してみてください。
手すり交換は業者に依頼!安心・安全を意識しよう
今回はユニットバスでの手すりの交換についてご紹介してきました。
手すりの交換を自分ですることも可能で、紹介されていることもありますが、今回は安全面を考慮して、業者に依頼する方法をお伝えしてきました。
また、手すりの取り付け位置なども併せてご紹介しました。
現在、手すりの交換に悩んでいる人は、今回のご紹介を参考にしていただけると幸いです。