ユニットバスが寒い!天井や床に断熱材が使用されていない?

ご自宅のユニットバスが、寒いと感じたことはないでしょうか。

この原因の1つとして、ユニットバスの周囲に断熱材が適切に施工されていないことが考えられます。

ここでは、なぜユニットバスの周囲において断熱材の施工が適切に行なわれないことがあるのか、という理由を追求し、基礎工事で見直すべき点までを考えてみました。

さらに、断熱効果を高めるとされる天井への断熱材の使用についても取り上げていますので、是非参考にしてみてください。

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意外と知らないユニットバスの特徴は?

ユニットバスは、天井、床、壁、浴槽部分をあらかじめ工場で成型しておき、建設現場に搬入後に組み立てて設置する浴室のことを示します。

サイズや、その他のオプションが自由に選べる「システムバス」という名称でも親しまれていますよね。

昔からの方法では、タイルを1枚ずつ貼って作る方法がありますが、この浴室と比べると、短時間での施工が可能なことが人気を集めている要因と言われています。

また、その素材と構造上から防水性に優れ水漏れしにくいことや、洋室が2重構造となるために気密性と断熱性が高くなることなども特徴として挙げられています。

このように、複数メリットがあることから、ユニットバスへのリフォームを考える方も少なくないでしょう。

今回は、ユニットバスのさらなる断熱対策について考えていきます。

特に、効果を高める方法として天井に断熱材を施工する方法を取り上げ、まとめてみました。

断熱材が適切に施工されていないとユニットバスは寒い!

戸建住宅でユニットバスが寒いと感じる場合には、天井、床、壁というユニットバス周囲に断熱材が適切に施工されていない可能性があります。

ここでは、ユニットバス周囲に断熱対策が取られていないケースを、ピックアップしてみました。

ケース1:建築計画の段階でユニットバス部分の断熱施工範囲が除外

ケース2:ユニットバスまでの外壁で断熱施工が切断

ケース3:ユニットバスの床下に断熱対策が取られていない

ケース4:ユニットバスの天井に断熱対策が取られていない

ケース1のように、ユニットバス部分に全く断熱材を施工しないこともあるようです。

これでは、ユニットバス自体に断熱性があるとはいえ、窓からの結露などが原因となり、浴室全体が冷え込んでしまいます。

また、ケース2の場合も、間仕切り壁から隙間風が入ってきてしまいます。

さらに、ユニットバスの床下の正しい断熱方法は、建物の基礎にあたる部分に断熱材を施工する「基礎断熱」とされています。

ケース3は、この「基礎断熱」がしっかりと行われていないため、当然ながら床下から冷気がどんどん上がってきてしまいます。

ケース4については、ユニットバスの天井裏に断熱材がきちんと施工されていないことで、天井の隙間から冷気が入り込みます。

このように、ユニットバスが寒いと感じてしまうのは、施工に問題がある可能性があります。

対策としては、周囲に隙間なく断熱材を施工することが、とても重要です。

断熱材の施工状況を確かめるなら天井の点検口を見てみよう!

今、まさに浴室をリフォーム中の方や新居建設中の方でしたら、ユニットバス周囲の断熱方法について早めにリフォーム会社や建設会社に問い合わせてみましょう。

工事の途中であっても、何かしらの対策は取っていただけるでしょう。

問題は、今お使いのユニットバスが寒い場合です。

しかし、床下や壁周りの断熱材の施工状況を確認するのは難しいですよね。

そんな時に、まずチェックしていただきたいのが、天井に付いている点検口です。

この点検口からは、簡単に今お使いのユニットバスの天井裏を覗くことができます。

ユニットバスが寒いと感じるような浴室では、ユニットバス天井部分の断熱材がしっかりと隙間なく敷き込まれれていることはまずないとも言われています。

もっとも多いとされているのが、袋状の断熱材を置いているだけのパターンです。

一応、断熱対策は施されているとはいえ、これでは隙間だらけで外気が入ってしまう可能性が高くなってしまいます。

気になる方は、まず天井の点検口を覗いて断熱材の施工具合を確認してみましょう。

ユニットバスに断熱材が適切に施工されない理由は?

ここでは、主に戸建住宅においてユニットバスに断熱材を入れない理由について考えてみます。

1つ目は、浴室は湿気やすいから断熱材を使用しないという、従来のタイル貼りの浴室における施工方法が根強く残っていることが考えられます。

もちろん浴室は湿気やすく、カビの生えやすい場所ではありますが、ユニットバスの場合、湿気を考慮すべきなのは内部においてに限ると言われています。

ユニットバスのメリットは「気密性に優れ、水漏れしないこと」でしたよね。

このことから分かるように、断熱材を施工するユニットバスの外部には湿気の弊害を考える必要性が少ないとされています。

2つ目は、コスト的な問題です。

基礎工事からユニットバス周囲の天井、床、壁全てに断熱材を施工するとどうしても費用が嵩んでしまいます。

少しでもコストを削減したいという理由で、建築計画の段階で断熱施工範囲からユニットバスを除外していることも考えられますね。

もちろんリフォームする際など、もとの建物の構造上どうしても断熱材を施工できないということもあります。

あくまでユニットバスに断熱材を使用しないことについて、一般的に考えられる理由を挙げたということをご理解ください。

ユニットバスの天井に断熱材!さらに断熱効果UP!

ユニットバスの断熱効果を高めるには、できる限りユニットバス周囲を断熱材で隙間なく囲うことが重要だということは、これまでお話ししてきました。

つまり、ユニットバスの側面である壁だけでなく、天井や床下という上下部分への施工も大切になってくるのです。

ここでは、壁や床下などの「基礎断熱」に当てはまりにくいとされる、ユニットバスの天井の断熱材の施工について考えてみます。

2階部分に配置されたユニットバスや、1階でもその天井部分が屋根に当たる場合なら、屋根の内側部分に断熱材を入れることが可能です。

しかし、1階部分に配置されたユニットバスの天井部分は、2階の床面とあたってしまいます。

この場合、建物全体を見た時に直接外部に面していない部分と捉えられ、ユニットバスの天井には断熱材を施工しないのが一般的と言われています。

しかし、基本的にユニットバスは2重構造であり、とても狭い空間であったとしても天井裏が存在します。

この部分にしっかりと断熱材を隙間なく敷き込むことで、ユニットバス全体の断熱効果UPが期待できます。

ここでは、ユニットバスが寒いと感じるなら、天井部分の断熱材施工についても思案することをおすすめしておきます。

ユニットバスの天井に後から断熱材を施工する方法は?

断熱材の施工をリフォーム会社や建築会社に依頼すると、基礎からの工事になり、高額な費用がかかるのが一般的と言われています。

ユニットバス全体の断熱材施工工事が無理なら、できる範囲内での断熱対策を考えなければいけません。

ここで挙げられるのが、戸建住宅の天井点検口からユニットバスの天井裏に後から断熱材を詰める方法です。

しかし、天井裏部分全体を隙間なく断熱材で囲う作業は困難であるとも言われています。

また、吹き込み式の断熱材を施工する方法などもあるようですが、こちらもユニットバス周囲のあらゆる隙間を埋めてから施工することになりますので、高度な技術が必要ともされています。

ユニットバスの天井に後から断熱材を入れたいとお考えの方は、まずは専門知識のあるリフォーム会社や建築会社に相談してみることをおすすめします。

ユニットバスの断熱!浴室リフォームのタイミングがおすすめ

ユニットバスが寒いと感じたら、断熱材の施工が適切に行われていない場合があると言われています。

天井の点検口などからチェックした後は、リフォーム会社や建築会社に相談してみましょう。

断熱材の施工は、基礎工事からのやり直しになることがほとんどとされています。

コストを抑えるためにも、今お使いのユニットバスを交換する際などの浴室リフォームのタイミングに、断熱材の施工も組み込むことをおすすめします。