洗濯機のトラブルを防止しよう!排水弁のつまりの予防法とは

最終更新日:2019/07/21

洗濯機は、どのご家庭にもある家電であり、生活の必需品の1つです。

多くの家電がある中でも、洗濯機はほぼ毎日使うという人が多いのではないでしょうか。

ほぼ毎日使う家電には、多くのトラブルが付きものです。

今回は、洗濯機の排水弁のつまり予防の方法やつまりの原因、対処法などについてご紹介していきます。

洗濯機のトラブルを予防して、快適に使えるようにしていきましょう。

洗濯機の排水弁って何?

洗濯機の排水弁と聞いても、洗濯機のどの部分にあるものなのか、すぐにイメージできる人は少ないかと思います。

まずは、洗濯機の排水弁がどこにあるのか、どのような機能がある部分なのかをお伝えしていきます。

洗濯機の排水弁は、洗濯層を覗き込んだりしても目で確認することはできません。

そのため、汚れの具合なども把握しにくいです。

洗濯機の排水弁は、洗濯層の下の方にあり、排水ホースとの間に取り付けられています。

この排水弁が開閉することにより、洗濯層に水を溜めたり、排水したりできるのです。

そして、この洗濯機の排水弁のつまりが発生してしまうと、水を溜めたり、排水したりがうまく機能しなくなり、トラブルに繋がってしまいます。

また、この排水弁は普段目に見えない部分にあるため、なかなか意識して掃除やメンテナンスをすることが少ないです。

そのため、洗濯機のトラブルの原因になっていることも多くあります。

洗濯機は毎日使うことが多いですので、このような部分の掃除にも目を向けて、毎日快適に使えるようにしていきましょう。

洗濯機の排水弁のつまりでどんなことが起こる?

上記でも触れましたが、洗濯機の排水弁のつまりが原因で、洗濯の際に水を溜めたり、排水したりといったことがうまくできなくなることがあります。

通常、洗濯をするために洗濯機のスイッチを入れると、給水されて洗濯層に水を溜めていきます。

そして、決められた水位に達したら給水が終わり、洗濯機が回って洗濯されていきます。

しかし、この時排水弁に問題があった場合には、水を溜めることができずに、そのまま排水ホースに流れていってしまうことがあります。

そのため、いつまで経っても水が決められた水位まで溜まらず、洗濯が始まらない、というトラブルに繋がることがあるのです。

また、排水する際に、排水弁のつまりによってスムーズに排水することができずに、排水が終わるまでに時間がかかってしまうこともあります。

完全につまっていると、排水することができなくなるため、洗濯機からエラー音が鳴ったりすることもあるようです。

繰り返しになりますが、排水弁の様子は目に見えないので、こういったエラーが起きてからトラブルに気付くことが多くあります。

では次に、このつまりの原因となるものについてご紹介していきます。

どのようなことが原因として考えられるのでしょうか。

洗濯機のトラブル!排水弁のつまりの原因は?

洗濯機の排水弁のつまりには、どのようなことが原因として考えられるのでしょうか。

排水弁のつまりの原因についてご紹介していきます。

排水弁のつまりの原因としては、洗濯の際に出る衣類などの糸クズや埃などが最も多く挙げられます。

その他にも、髪の毛やペットなどの毛がつまりの原因になることもあります。

また、稀なケースですが、洗濯する衣類のポケットなどにものを入れたまま洗濯してしまった場合、それらが原因となりつまってしまうこともあります。

特に、衣類の糸クズや埃などは、洗濯する際には必ず出るものなので、長期間掃除をしていない場合には、どんどん蓄積されてしまうことも少なくありません。

蓄積されればされるほど、排水弁がつまりやすくなることが考えられます。

このようなトラブルを回避するためにも、普段から掃除することを意識することが大切です。

定期的な掃除で、排水弁のつまりも少なくすることができるでしょう。

洗濯機の排水弁のつまりを予防!その方法とは

洗濯機の排水弁のつまりを予防して、毎日の洗濯を快適に行なえるようにしましょう。

そのために、つまりの予防方法をご紹介していきます。

その方法とは、上記でも触れましたが、「洗濯機の掃除」になります。

洗濯機は、目で見える範囲は比較的きれいと感じることが多いかと思います。

しかし、目に見えない洗濯層の内側などは、カビなどの汚れが付着していることが多いです。

そのため、定期的に洗濯層の掃除を行なうことがおすすめです。

最近では、洗濯層に水を溜めて、洗剤を投入してしばらく放置しているだけで、汚れを分解、落としてくれる洗剤も多く販売されています。

洗濯層の掃除を行なうことで、その下にある排水弁も同時に掃除することができます。

大切なことは、この掃除を定期的に行なうことです。

繰り返し掃除を行なうことで、排水弁の汚れも掃除でき、つまりの予防に繋がります。

また、異物によるつまりを防止するためには、洗濯する前に衣類のポケットにものが入っていないかチェックする習慣を身につけることも重要です。

忙しい時などは、つい確認せずにそのまま洗濯機を回してしまいがちになりますが、上記のようなトラブルを回避するためにも、しっかりと確認するようにしましょう。

洗濯機の排水弁がつまった時の対処法

ここでは、洗濯機の排水弁がつまってしまった時の対処法についてご紹介していきます。

万が一、排水弁のつまりが発生してしまった場合には、どうすればいいのでしょうか。

上記でもお伝えしましたが、洗濯機の排水弁の様子は、通常は目で見て確認することはできません。

分解することで、初めて目視できます。

しかし、素人では分解して再度組み立てることは、難しい場合がほとんどです。

特に、洗濯機の構造はかなり複雑であることが多く、専門の業者でなければ、ほぼ不可能であると言えます。

そのため、もし洗濯機の排水弁がつまった場合には、専門の知識を持つ業者や、洗濯機のメーカーに修理を依頼する、ということが対処法であると言えるでしょう。

また、一般的に洗濯機の寿命は10年~15年とされているので、その期間が経過している洗濯機の場合には、買い替えも検討する必要があるかもしれませんね。

洗濯機の掃除の頻度は?

「洗濯機の掃除を定期的に行なうことが重要」とお伝えしてきましたが、どのくらいの頻度で掃除すればいいのか、わからない人も多くいるかと思います。

ここでは、洗濯機の掃除の頻度の目安についてお伝えしていきます。

最も理想的なのは、毎日行なうことですが、それは現実的ではありません。

排水弁のつまりを予防することが期待できる、掃除の頻度の目安としては、1ヶ月に1回ほどです。

忙しい時などには、それでも難しい場合もあるかとも思います。

しかし、どんなに忙しくても2ヶ月に1回は洗濯機の掃除を行なうようにしましょう。

定期的に掃除を行うことによって、排水弁のつまりの予防にもなり、その他の予防にも繋がります。

カビだらけの洗濯機で洗った衣類を再び着る、と考えると気分もよくありません。

そのため、上記の頻度を目安に、定期的に洗濯機を掃除しましょう。

清潔な状態の洗濯機で洗った衣類の方が、着た時も気持ちがよいものですよね。

定期的な掃除と洗濯する際は異物の確認を徹底しよう!

今回は、洗濯機の排水弁のつまりについて、原因、予防法、対処法をご紹介してきました。

普段目に見えない部分だからこそ、なるべく意識して、定期的な掃除を行なうことが大切です。

また、洗濯する際にはポケットの異物のチェックも徹底して行なうと、よりつまりのトラブルも少なくなります。

定期的な掃除は、洗濯機の寿命を延ばすことにも繋がるので、意識的に行なえる習慣を作りましょう。