お洒落なのに簡単なカーテンの作り方!突っ張り棒が大活躍!

最終更新日:2019/01/28

シンプルな構造で簡単に取り付けられる突っ張り棒は、主婦や一人暮らしの女性の間で人気のアイテムです。

特に、突っ張り棒を使ったカーテンは、トイレや洗面所、キッチンからリビングとあらゆる場所で活躍します。

優れた実用性に加えて、カラーやデザインにこだわって手軽に作れる、突っ張り棒を使ったカーテン作りについてまとめてみました。

基本のカーテンから、針と糸を使わないお手軽な作り方までご紹介します。

突っ張り棒はシンプルで使いやすい

突っ張り棒は、家具の転倒防止やちょっとした棚の設置など、その用途はとても幅広く、ご家庭のあらゆる場所で活用される便利アイテムですよね。

そもそも突っ張り棒は、壁などの向かい合う面をうまく利用し、押し当てることで固定する伸縮性のある棒のことです。

一本の細長い棒が、もう一本の筒状の棒の中におさまった形状で、内部に小さなバネが仕込まれていて、自由自在に伸び縮みさせることができます。

また、構造上大きく分けて2つのタイプに分類できます。

2本の細長い棒のうち、内側の方を回転させることで伸び縮みを可能にしているものと、外側の細長い棒に小さいネジが付いていて、このネジを締めることで内側の棒を固定できるものです。

2タイプともシンプルな構造ですが、このシンプルというところが重要なポイントです。

他に器具や道具を用意せずにすぐに使えることや、力がなくても簡単に設置できることが、主婦や一人暮らしの女性などを中心に人気を集めている理由だと考えられます。

最近は、テレビや雑誌、ネット上のあらゆる場所で、突っ張り棒を使った家具の作り方やリフォーム方法などが、たくさん紹介されています。

ここでは、突っ張り棒を使ったカーテンについて取り上げていきます。

こんなところに最適!突っ張り棒を使ったカーテン

作り方も簡単で、アレンジも多種多様な突っ張り棒を使ったカーテンは、釘などを一切使わず設置できるのが最大のメリットです。

賃貸のお部屋では壁などに穴が開けられないため、カーテンレールを取り付けなくてもいいというのはとても魅力的ですね。

このような突っ張り棒を使ったカーテンが、お部屋の中のどんな場所にあれば便利かを考えてみましょう。

まずは、トイレや洗面所などは細々とした生活雑貨や日用品がたくさんあるため、どうしても生活感が丸出しになってしまいますので、カーテンがあればさっと隠せて便利ですね。

キッチンも食器や調理器具をはじめ、調味料などがたくさんある場所なので、カーテンをうまく使えばスッキリさせることができます。

リビングでは、生地や突っ張り棒のデザインにもこだわっておしゃれなカーテンをつければ、お部屋の雰囲気もぐっと変わり、簡単な模様替えやリフォームができます。

もちろん、散らかったお部屋の目隠しにも使えますので、急なお客様が来ても安心です。

また、おもちゃなどでごちゃごちゃした印象のある、子供部屋でも活躍しそうです。

突っ張り棒を使ったカーテンは、まさにご家庭のあらゆる場所で活用できる優れものといえますね。

カーテン作りに適した突っ張り棒は?

突っ張り棒は、非常にリーズナブルな100均で販売されているものから、少し値段はアップしますが耐久性に優れたホームセンターの商品、ネットで販売されているお洒落なデザインのものまで、幅広く展開されています。

カーテンを作るのに突っ張り棒を使用する場合は、お部屋のイメージや周辺の家具にも調和するような、インテリア性に優れたものを選ぶことをおすすめします。

ベーシックな白の突っ張り棒は、どんな場所にもマッチするので使いやすそうです。

木目調のものならナチュラル系やカントリー系のお部屋にぴったり合いそうですね。

ゴールドやシルバー、マットな黒のものを使うと、少しゴージャスでシックな雰囲気になります。

また、先端のキャップ部分にデザインが施されているものを使えば、アンティークな家具とうまくバランスをとることができます。

サイズに加えてカラーやデザインも自由に選択し、楽しみながらお部屋に適したカーテンを作ってみてください。

これらを踏まえて次章から、突っ張り棒を使ったカーテンの作り方をご紹介していきます。

簡単!突っ張り棒を使ったカーテンの作り方

それでは、一般的な「生地を縫う作り方」からご紹介してみましょう。

「縫う」といっても、カーテンはドレープの風合いでくしゃっとなるので、多少縫い目がガタガタでも大丈夫です。

裁縫が苦手な方でも安心して作れるのが、突っ張り棒を使ったカーテンの利点ですね。

まず、カーテンをつけたい場所の長さを測り、ぴったりの長さの突っ張り棒を用意します。

カーテン生地を通して固定するだけなので、100均などで売っている細いもので十分です。

次に、好きな生地を用意します。

カーテンの幅はある程度アバウトでも構いませんが、長さはしっかり測っておいたほうが綺麗に仕上がります。

あとは、生地の端を折り返して縫い、突っ張り棒を通す穴を作るだけです。

突っ張り棒の太さを考慮し、通す幅を確認してから作業に取り掛かることが失敗しないポイントです。

もちろん手縫いで構いませんが、ミシンを使うと仕上がりがよりよくなります。

お裁縫の得意な方は、縁かがりにミシンなどを使ってみてもいいですね。

裾上げテープで手軽に!突っ張り棒を使ったカーテンの作り方

突っ張り棒を通す穴を作るために、生地を折り返して縫うのがどうしても面倒だと感じる方に、お手軽なカーテンの作り方をご紹介します。

ここでおすすめするアイテムは、「アイロン圧着式裾上げテープ」です。

手芸店ではもちろんですが、こちらも100均で手に入るものなので、カーテン用に突っ張り棒を購入する際、一緒に用意できます。

お好きな生地の端を折り返して縫う代わりに、この裾上げテープを使うだけで簡単に、突っ張り棒を通す穴を確保できます。

針と糸を使わなくてもいいので、お裁縫が苦手な方でも安心して作業に取り掛かれますね。

生地の端を折り返し、突っ張り棒を通せる幅を確認したら、裾上げテープをアイロンを使って貼り付けるだけの簡単作業です。

裾上げテープは、切り取って使うものや一旦水で濡らしてからアイロンをあてるものなど、種類も様々ですので、使いやすいものを選んでみてください。

また、この裾上げテープは、ハギレを使ったときに生地の端を綺麗に補正したり、カーテンの長さの微調整にも使えるので、とても便利です。

突っ張り棒を使ったカーテン作りにうまく活用してみてくださいね。

とことん手間をかけない!突っ張り棒を使ったカーテンの作り方

突っ張り棒を使ったカーテン作りで、裾上げテープを使うことも手間に感じる方も、もちろんいらっしゃると思います。

そんな徹底的に手間をかけたくない方に、おすすめの作り方をご紹介してみましょう。

まずは、「カーテンクリップ」を使った方法です。

「カーテンクリップ」は、クリップの先に金属製のリングが付いているパーツです。

こちらも100均などで手に入るものですが、お洒落なデザインのものなどをネットで購入することもできます。

使い方としては、先端のリングを突っ張り棒に通し、クリップで生地を挟むだけ。

カーテンの長さを考慮して、お好きな生地さえ用意すれば、誰でも簡単にカーテンを作ることができます。

また、クリップを使うことさえも手間に感じる方や、生地のサイズを測ることが面倒だという方には、既製品の「カフェカーテン」の購入をおすすめします。

突っ張り棒を通す穴がはじめからついていて、サイズも様々なものがあります。

組み合わせる突っ張り棒のカラーやデザインにこだわってみれば、既製品でもカーテン作りを楽しめそうですね。

これらを参考に、突っ張り棒を使って、手軽でお洒落、さらに実用性にも優れたカーテン作りをぜひお試しください。

お裁縫が苦手でも大丈夫!失敗しないカーテン作り

今やリフォームの必需品とまでいわれている突っ張り棒。

この突っ張り棒を使えば、誰でも簡単にお部屋のカーテンが作れます。

例えお裁縫が苦手でも、裾上げテープやカーテンクリップなどのアイテムを使えば、短時間であっという間にお洒落なカーテンを仕上げることができます。

カラーやデザインにもこだわった突っ張り棒とお好きな生地で、お部屋のインテリアに最適で、実用的なカーテン作りを楽しんでみてください。