会社のデスクというと、どうしても地味で無機質なイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
しかし、インテリアコーディネートの仕方によっては、楽しみながら仕事の効率も上げることができるデスクになるかもしれません。
今回は、会社のデスクでも楽しめるインテリアについてご紹介します。
デスクを明るく楽しく変身させて、気持ち良くお仕事をしてみましょう。
会社でインテリアを楽しむ時の注意点とは
会社で個人のデスクは、基本的に自分以外の人が使うことはありませんよね。
そのため、どのようなインテリアにしても良いと思うかもしれません。
しかし、会社のデスクはあくまでも借りものですから、インテリアを楽しむ前に注意することもたくさんあります。
●社風に合わせたデスクにする
会社の社風や規範によっては、デスクの上を飾ることは良しとしない場合もあります。
例えば、金融関係やお客様窓口など、デスクを飾ることはおろか飲み物さえも出して置くことを禁止している会社もあります。
会社やお客様に迷惑をかけないように、どの程度のインテリアならば良いのかを見極めるようにしましょう。
●仕事と関わりのないものは注意が必要
会社のデスクは必ずしも仕事に必要なものだけがあるとは限りません。
仕事中は使わない個人の携帯やポーチ、マグカップなどデスク上には私物がたくさん載っていることもあるでしょう。
しかし、たとえ自由な社風の会社だったとしても、極度に華美なものを置いたり、私物だらけにするのは周りから見ていて気持ちの良いものではありません。
●周りに迷惑をかけない
最後に、当たり前のことではありますが周りに迷惑がかかるようなインテリアは絶対にやめましょう。
例えば、隣や向かいのデスクへの私物の越境、自分のデスクだけを囲って完全に遮蔽、というようなことです。
以上のことを踏まえて、早速デスクで楽しめるインテリアを見ていきましょう。
会社のデスクで散らばりやすいものをまとめて収納!
まずは、会社のデスク上をスッキリさせるインテリアについてご紹介しましょう。
デスクでまず使うものといえば、文房具が挙げられますよね。
文房具は引き出しにしまっても良いのですが、サッと取り出して使えるようにデスク上に出しておきたい方もいらっしゃるでしょう。
そこで、卓上収納ケースを使って、散らばりがちな小物類をしっかりとまとめるインテリアをご紹介します。
会社で違和感なく使えておしゃれな卓上収納ケースといえば、木製のものやレザー調のものが挙げられます。
カラーもブラックやブラウンを選べば、どんなデスクの雰囲気にもしっくりと馴染むことでしょう。
しかし、使用している文房具のカラーや形状によっては、あまり重厚感のあるものだとかえって浮いてしまう可能性もあります。
そんな時は、形はシンプルながらも差し色を入れてみると良いかもしれません。
例えば、キングジムの「デスクオーガナイザーカラーユニッツ 7511」はオレンジや黄緑など明るい色味のカラー展開がありますが、作りは組み立て式でシンプルなので会社のデスクでも違和感を感じにくいです。
また、メーカー希望小売価格で1,200円(税抜)のため、求めやすい金額といえるでしょう。
複数購入をして、気分によってカラーを変えてみるのも楽しいかもしれませんね。
会社のパソコン周りをスタイリッシュに見せるインテリア
会社に限ったことではありませんが、パソコンの周辺はどうしても散らかりやすい場所になりますよね。
配線はもちろん、キーボードやマウスは常にデスクに広がっている状態がほとんどでしょう。
おしゃれなインテリアコーディネートをするためには、デスクが整理されたキレイな状態であることが第一条件となります。
そこで、ケーブル類はケーブルボックスかケーブルクリップでキレイにまとめて、パソコンのモニターとキーボードはモニタースタンドを使って収納してみましょう。
ここでは、会社のデスクに合わせやすいシンプルでおしゃれなモニタースタンドをご紹介します。
山崎実業:モニタースタンドタワー 3305 3306
参考価格:3,600円(税抜)
こちらのモニタースタンドは、スチール製なので耐久性に優れ、形もコノ字型のシンプルなデザインとなっています。
表面にわずかなくぼみのトレーがあるため、ペンやクリップなど平らなところでは転がったり散らばったりしそうな細かいものを、スッキリと気持ち良くまとめてくれます。
カラー展開はホワイトとブラックなので、会社の雰囲気にも馴染みやすいでしょう。
モニタースタンドは、あるだけでデスクの使える範囲が大きく広がるので、とても便利だと考えます。
デスク以外で楽しむインテリアも
会社のデスク上には何も置きたくない方や、私物を置くこと自体が気になるという方もいらっしゃいますよね。
そのような場合には、イスや引き出しなどでインテリアコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか?
例えば、イスを簡単に可愛くおしゃれにしたい時は、座布団やクッションを使うと良いでしょう。
イスは背もたれが付いていることがほとんどですし、座ってしまえば座面も見えないので多少華やかなデザインのものを使用しても問題ないと考えます。
しかし、自分自身は座る前に見ることができるので、好みの柄だと気分が上向きになりそうですね。
最近では、長時間座る方へ腰痛の軽減に特化したクッションも多数販売されています。
カラーバリエーションも豊富にありますので、そのような特性もある商品を選ぶと一石二鳥といえますね。
また、引き出しやデスクの足元のサイドに、可愛らしいマグネットを貼ってみるのはいかがでしょうか?
可愛らしい柄のマグネットを選んだとしても、サイズが小さいので周りから見てもそれほど目立つことはありません。
種類は豊富で、ちょっとしたメモを貼る時など役にも立ちますから、おすすめのアイテムといえます。
会社のデスクに植物を置くのはNG?
インテリアといえば忘れてはならないのが、植物の存在です。
家では植物を飾る方も多いと思いますが、会社で植物を飾るのはいかがなものなのでしょうか?
結論からいうと、会社に植物を飾るのはイメージとしてはとても良いものです。
ロビーや受付、棚の上に花瓶など、会社の至るところで植物を見かけることはあるものです。
植物は目にやさしく、人を癒す効果もあるので会社に置くのに適しているのです。
ただし、個人のデスクに置くには問題がある場合もあります。
植物を飾りたい時には、以下のことに注意しましょう。
・サイズ的に邪魔にならないもの(葉の開き方など)を置くこと
・香りの強くないものを選ぶこと
・水や土などがこぼれないこと
・花粉や蜜が散らないこと(百合など)
どれも当たり前のことですが、仕事に支障が出るようなものを選ぶのは自分だけではなく周りの方への迷惑にもなります。
これらの注意点を踏まえると、ミニチュアの多肉植物などを選ぶと安心かもしれません。
花瓶に生けた花は水がこぼれる可能性もありますから、精密機器のある会社のデスクでは控えるようにしましょう。
デスクの上に少しだけ遊び心が欲しい時には
会社のデスクにおけるインテリアについてご紹介しましたが、スッキリと見せたり収納上手であったりするだけではなく、少し目を楽しませるインテリア雑貨などを置くのも楽しいですよね。
ここでは、デスクに置けるサイズで、おすすめのインテリア雑貨をご紹介しましょう。
●メモスタンド
電話の折り返しや、すぐにやるべきことを書いたメモは、スタンドに立てておくと忘れにくくなります。
アニマルやキャラクター、食品サンプル調など、メモスタンドは愛嬌のあるものがたくさんあります。
忙しい時に和ませてくれるデザインを選んでみてはいかがでしょうか。
●クリップホルダー
近年のクリップホルダーは斬新なデザインのものがたくさんあります。
アニマルや乗り物はもちろん、恐竜や人の顔、キッチンシンクに犬のエサ箱など、挙げればキリがないほどに楽しいデザインばかりなので、ぜひクスリと笑えるものをひとつ選んでみましょう。
●おもしろ付箋
文房具なら大抵のものは自分の好みで選んでも問題ありませんが、中でも付箋は使い捨てなのでアレコレと楽しむことができそうですね。
今は、100均でも可愛い付箋や楽しい付箋がたくさんあります。
ただし、あくまでも自分で使う時だけに留めて、間違えて上司などに渡す書類に貼らないようご注意くださいね。
自分だけの楽しいデスクで毎日を頑張ろう
今回ご紹介したインテリアは、会社のデスクを大きく変身させてくれるものではありません。
あくまでも自分だけが楽しめる小さな変化といえるでしょう。
会社は自分の家ではありませんから、多くの方が気付くほどにデスクを変えるのは好ましいものではないこともあります。
「少し便利」で「少し楽しい」インテリアで、こっそりと気持ちも効率も上げてお仕事をしてみてはいかがでしょうか?