家族が集まって食事や会話をする、大事なダイニング空間には、どのようなカーテンが向いているのでしょうか。
この記事では、窓の種類やダイニングスペースの特徴を踏まえつつ、おすすめのカーテンをご紹介していきます。
ご自宅の間取りと照らし合わせながら、カーテン選びの参考にしてみてください。
それではまず、ダイニングに大きな掃き出し窓があるケースを取り上げましょう。
華やかに演出!ダイニングに掃き出し窓があるならインテリア性を重視
はじめは、独立したダイニング空間に「掃き出し窓」がある場合を想定してみます。
掃き出し窓とは、屋外へと出ることができる引き戸式の窓です。
近年は、天井近くまである大きな掃き出し窓が大半で、
・太陽光を取り入れやすい(=明るい)
・風通しがいい
・開放感が演出できる
・電気代が節約できる
というメリットが挙げられます。
こうした大きな窓は、お部屋の中でも目に入りやすいポイントなので、それに伴いカーテンのインテリア性を重視していきましょう。
ゲストをお通しすることがあるなら、華やかさも大切です。
ダイニングスペースを賑やかに彩るカーテンには、花柄をおすすめします。
参考商品【ドレスアップ遮光カーテン・絵羽柄ボイルセット(フラワーシャワー)】
○取扱店:家具通販ベルーナインテリア(通販NOAN)
外側から中心へ向かって風が流れているような、絵羽柄が魅力的なカーテンです。
空間のメインアクセントとして相応しい、美しい花柄はエレガントな雰囲気を醸し出します。
バリエーション違いには、爽やかなボタニカルリーフ柄もあります。
ダイニングに多い腰高窓!機能性で選ぶのもアリ!
続いてピックアップするのは、リビングと同空間にあるダイニングスペースでよく見られる「腰高窓(こしたかまど)」です。
腰高窓とは、その名の通り、大人の腰の高さに設けられた窓のことを指します。
掃き出し窓のような存在感はなく、換気の役割が大きくなるでしょう。
こまめに腰高窓の開け閉めをするのであれば、一般的なカーテンよりも機能性の高いブラインドがおすすめです。
参考商品【天然木使用 オーダー ウッドブラインド】
○取扱店:ウッドブラインド・カーテンのお店 Re:Home
ブラインド専門店というだけあって、オプションやカラーリングが充実しています。
ブラインドのスラット部分を動かすことによって、断熱、保温、日差し、目線の調整が可能になります。
すっきりと爽やかな印象のホワイト、バニラ、ナチュラルに、シックで大人な雰囲気のビターブラウン、ダークブラウン、リッチブラックなど、全12色展開となっています。
家族の集まるダイニングスペースにおいては、あたたかみのあるミディアムブラウンなどがマッチするのではないでしょうか。
また、壁の色に合わせて選ぶというインテリアテクニックも試してみてください。
色の同調効果によって、空間をよりシャープに見せることができます。
ダイニングの出窓には専用カーテンがぴったり!
引き続き、ダイニングスペースの窓別に適したカーテンを見ていきましょう。
ここで取り上げるのは、「出窓」です。
出窓とは、壁よりも外側へ突き出しているつくりの窓を指します。
手前(室内側)にはスペースができるので、雑貨や小物のディスプレイに適しているでしょう。
ダイニング空間に出窓がある場合、観葉植物などのグリーンを飾っているケースが目立ちます。
クリーンなイメージが強調されますから、お食事をする場所に向いているインテリアアイテムだと言えます。
透け感のある出窓用カーテンとコーディネートし、爽やかなダイニング空間を演出してみてください。
参考商品【出窓カーテン chocolat(ショコラ)】
○取扱店:カーテン通販専門店 インズ本店
ボリュームのあるキュートなデザインですが、真っ白で光沢のある生地素材からは清楚な印象も受けます。
紐を縛ると変化がつくので、さまざまな表情をたのしむことができそうです。
このようなカーテンを選ぶことで、やわらかな日差しが心地よい窓辺となるでしょう。
おしゃれな小窓にはロールカーテンをセット!
スペースにゆとりのないダイニングにおいては、「小窓」が設けられていることが多いです。
小窓にはさまざまな種類があり、サイズにもバラつきがあります。
近年では「明かり取り窓」と言って、採光を目的として設けられている場合もあります。
天井近くだと横長のことが多く、壁面に縦長でいくつか配置されているパターンも、よく見かけるようになりました。
このような少し特殊なサイズの窓の場合には、オーダー可能なロールカーテン(別名ロールスクリーン)がおすすめです。
日差しがまぶしくなる時間帯に食事をとるときや、外からの視線が気になるときなどに活躍することでしょう。
参考商品【スリット窓に最適なロールスクリーン LARC(ラルク)小窓 チェーン式】
○取扱店:びっくりカーテン
幅10cmから対応しているので、スリットタイプの縦長小窓にも最適です。
生地デザインやカラーバリエーションが豊かで、ご自宅のインテリアスタイルにぴったりなものが見つかるはずです。
また、設置方法が簡単なことも、うれしいポイントとなっています。
ダイニングのカーテンには何色がおすすめ?
こちらの章では、ダイニング空間の役割からカーテン選びのヒントを得ていきたいと思います。
ダイニングはお食事をするスペースですから、食欲増進効果の見込める色を取り入れながらコーディネートするのもいいでしょう。
赤色や黄色、オレンジ色は、食欲がわいてくるだけでなく、料理そのものを美味しく見せることができます。
さらに、賑やかな雰囲気も増すため、人の集まるダイニングにはぴったりの色と言えます。
あたたかみのある北欧スタイルのダイニングなら、窓には鮮やかなビタミンカラーのカーテンを取り入れてみましょう。
植物や動物をモチーフとした大きめな柄がおすすめで、ダイニング空間のアクセントとなります。
また、落ち着いたモダンスタイルのお部屋であれば、くすみがかった赤色のカーテンが適しています。
フレンチレストランのような高級感を演出することができ、ゆったりとしたお食事タイムがたのしめそうです。
ダイニングセットに合わせてカーテンを選ぶ!
家族みんなで集まる食事スペースには、窓際にテーブルやイス、ソファなどのダイニングセットを配置しているお宅も多いはずです。
そういった場合、ダイニングセットの色でカーテンを選んでみるのはいかがでしょうか。
例えば、白いテーブルとイスで統一しているダイニングなら、カーテンには淡いパステルカラーがおすすめです。
色のトーンを合わせることによって、インテリアコーディネートがまとまりやすくなります。
また、明るめな木製家具が多いダイニングであれば、カーテンにもナチュラルな色をもってきます。
ベージュやグレージュ、ライトブラウンなどですね。
このとき、カーテン生地の質感や風合いにも着目してみましょう。
コットンやリネンといった自然素材の生地を選ぶことで、空間により一体感が生まれます。
こうした選び方があるということも、ぜひ覚えておいてください。
ダイニングにぴったりなカーテンを選ぼう!
まずは、窓の種類やサイズに合ったカーテンを選ぶことが大切です。
デザイン性だけでなく、機能性や使いやすさにも目を向けていきましょう。
また、食事スペースであることを意識しながら色選びをしたり、家具に合わせてカーテンを決めるといった方法もあります。
カーテン選びに迷ったときは、この記事を参考にしていただけると幸いです。