ユニットバスの排水口の掃除を定期的にしているという人は、どれくらいいるのでしょうか。
定期的な掃除をしている人でも、排水口のパッキンまで、きちんと交換できていますか。
今回は、3点ユニットバスでの排水口の掃除方法をご紹介していきます。
3点ユニットバスの場合だと浴槽の排水口に加え、洗面台の排水口も掃除する必要があります。
洗面台の排水口やパッキンにも注目して、詰まりや臭いを予防しましょう。
ユニットバスの排水口掃除ではパッキンもチェックしよう!
「ユニットバスの排水口の掃除は定期的にしている」という人も多くいるかもしれませんが、パッキンまでチェックしている人は少ないのはないでしょうか。
排水口は汚れが溜まりやすく、それに伴い「詰まり」や「臭い」の発生原因になります。
だからこそ、定期的な掃除が重要になります。
しかし、パッキンにまで注目して掃除をしている人は、なかなか少ない印象です。
特に3点ユニットバスの洗面台のパッキンを交換していなかった場合には、汚れや劣化などが原因となり、臭いが発生する可能性があります。
「定期的に掃除しているのに、なぜか臭いが気になる」という人は、もしかしたらパッキンに原因があるのかもしれません。
そこで今回は、排水口のパッキンの役割についても触れていきます。
ユニットバスの排水口を掃除する際には、パッキンもチェックするようにしてみましょう。
必要に応じて、交換などの処置をしなくてはならないので、普段気にしていない人はもう1度確認してみるといいかもしれません。
ユニットバスの排水口にあるパッキンの役割は?
3点ユニットバスの排水口にある、パッキンの役割についてご紹介していきます。
意外と「どういった役割があるのか知らない」という人も多いようですので、しっかりと確認していきましょう。
役割を知っておくと、トラブルなどの発生時に原因であることが判断できるようになるかもしれません。
それでは、排水口のパッキンの役割についてお伝えしていきます。
排水口のパッキンには、主に2つの役割があります。
●水漏れ防止
まず1つ目に挙げられるのが、水漏れを防止する役割です。
パッキンはゴムでできているものがほとんどです。
ゴムで排水管の隙間を埋めることで、水が漏れ出すのを防いでいます。
●臭い漏れ防止
3点ユニットバスだと、浴槽の排水口、洗面台の排水口の2箇所があります。
どちらの排水口も最終的には、1つの排水管に繋がっています。
排水管の元の方は臭うものですよね。
そこからの臭いが漏れてこないように、フタになっているようなイメージで、パッキンが防いでいます。
ユニットバスなどの排水口にあるパッキンは消耗品!
上記でもご紹介したように、パッキンのほとんどはゴムでできています。
そのため、普段のユニットバスの排水口掃除で使われている洗剤や経年などにより、少しずつですが劣化していきます。
劣化が進んだパッキンは、本来の機能を発揮することが難しくなります。
そのため、水漏れや臭い漏れといったトラブルの原因になることがあります。
つまり、パッキンは消耗品であると言えます。
劣化したパッキンだと、しっかりと掃除していても臭いが気になったり、水漏れが発生してしまったりすることもあります。
排水口のパッキンはなるべく定期的に交換することが望ましいです。
ユニットバスの排水口掃除の際には、パッキンの状態も一緒にチェックして、劣化が見られる場合や明らかに古い場合などには交換したほうがいいでしょう。
そのまま放置していては、トラブルの原因にもなりかねません。
ユニットバスの排水口の掃除方法をご紹介!
ここで、ユニットバスの排水口の掃除方法をご紹介していきます。
3点ユニットバスでは、洗面台の排水口と浴槽の排水口がありますが、洗面台の排水口は基本的に「パイプユニッシュ」などの洗剤で掃除することになります。
ユニットバスのメーカーなどによって異なりますが、S字型のパイプになっている場合が多いので、上記の洗剤を使用するのが効率的でおすすめです。
では、浴槽の排水口の掃除ですが、こちらはある程度分解することが可能なので、分解して掃除していく方法をご紹介していきます。
メーカーなどにより、排水口のタイプが違う場合もあるので、一般的な封水筒タイプを例にしてお伝えしていきます。
説明書などがある場合には、そちらに従うようにしましょう。
<手順①>
まずは、排水口のフタを取り外します。
これは手で簡単に取り外すことができます。
<手順②>
次に、フタの下にある格子状のゴミ取りを外しましょう。
こちらも、手で簡単に取り外せます。
外れたら、その下にある封水筒と呼ばれる筒を取り外します。
封水筒を取り外すと、パッキンが付いているのが確認できるかと思います。
<手順③>
取り外したパーツを浸け洗い、擦り洗いしていきます。
排水口の中も洗っていきましょう。
このときにパッキンの状態をチェックしてみるといいでしょう。
もし、パッキンが割れていたり、汚れが酷い場合には交換します。
ユニットバスの排水口は比較的詰まりやすいので要注意!
ユニットバスは、基本的に毎日使うことになる場所です。
そのため、非常に汚れが溜まりやすく、定期的な掃除が必要不可欠になります。
特に、ゴミや汚れなどで排水口が詰まってしまったら、水が流れずにユニットバスが水浸しになります。
最悪の場合は、他の部屋にも浸水するかもしれません。
そして、下の階まで被害が出てしまうケースもあります。
定期的な掃除をしっかりと行い、そのようなトラブルが起こらないようにしたいですね。
また、パッキンも毎回チェックして、状態が悪かったり、長い期間交換もしていない場合には、掃除をした際に交換してしまいましょう。
サイズを測っておき、同じサイズのものであれば、交換可能になっている場合も多いです。
しかし、わかるようであれば、メーカー、型番もあると安心です。
交換する際には、1度メーカーや型番をチェックしておきましょう。
排水口の掃除での注意事項は?
ユニットバスの排水口掃除での注意事項についてご紹介していきます。
●保護具を着用しよう
掃除の際には、メガネ、マスク、ゴム手袋などの保護具をしっかりと着用するようにしましょう。
●使う洗剤を確認しよう
洗剤によっては、混ぜることができない、混ぜると危険なものもあります。
掃除する前に、洗剤をしっかりと確認しておきましょう。
●換気をしっかりしよう
ユニットバスの掃除の際には、換気扇をつけたり、風通しをよくしたりして作業しましょう。
締め切った空間で作業するのは危険です。
●パッキンを交換する際は、サイズに注意
パッキンを交換するときには、必ずサイズの確認をしましょう。
パッキンのサイズが違うと、うまく隙間が埋まらず、そこから水漏れ、臭い漏れすることがあります。
●洗剤の使いすぎ、長時間放置はパッキンを傷める
排水口の掃除では、強力な洗剤を使う人も多いと思います。
しかし、洗剤の使いすぎや長時間の放置はパッキンを傷める原因になるので、注意しましょう。
使用前には、洗剤の説明欄をよく確認しましょう。
排水口の掃除ではパッキンもチェックして万全に!
今回は、ユニットバスの排水口の掃除方法や、パッキンの役割についてご紹介してきました。
パッキンは消耗品になっているので、長期間の使用や汚れによっては、交換が必要になります。
現在、「掃除したばかりなのに臭いが気になる」などと困っている人は、1度パッキンをチェックしてみましょう。
もしかしたら、原因はパッキンにあるかもしれません。