冷蔵庫の下は汚れやすいのに、掃除しにくい場所です。
冷蔵庫の位置をズラす時に床をキズつけてしまうかもしれませんし、水滴が落ちてカビが発生してしまうこともあります。
そのようなことを避けるために、冷蔵庫の下にマットを敷く方法があります。
マットを敷くことで、汚れやカビ、キズ対策をすることができます。
ここでは「足元もできるだけセンス良くコーディネートしたい」と思う方のために、アート感あるオシャレなマットをご紹介します。
他にも、「冷蔵庫下専用のマット」紹介や、「冷蔵庫下のマットにあると嬉しい機能」など、お役立ち情報満載でお届けします。
冷蔵庫の下にマットが必要なのはなぜ?アート感にもこだわりたい
賃貸住宅では、冷蔵庫の下に防水・汚れ対策をすることが契約内容に書かれている場合がありますが、ほとんどの場合には義務ではありません。
しかし、冷蔵庫の下にマットなどを敷くことにメリットはたくさんあります。
さきほどもお伝えしましたが、ホコリやゴミ、シミなどの汚れ防止になります。
冷蔵庫の下には、汚れや湿気が溜まりやすく、それによってカビや害虫が発生する可能性があります。
長期間住んでいるうちに、カビがどんどんひどくなって床が劣化し、腐ってしまうこともあるのです。
また、冷蔵庫の重さで徐々に床がへこんだり、動かしたせいでキズがついてしまうこともあります。
こうしたトラブルを避けるためにも、冷蔵庫下にマットを敷くことは重要です。
しかし、冷蔵庫の下に敷く商品を探していると、オシャレなものは少ないことに気がつきます。
次項では、アートが好きな方でも気に入るような、素敵なマットをご紹介します。
まるでアート!?冷蔵庫の下に敷ける「床シール」
ご紹介するのは、通販ショップ「SILKY ROOM」の、貼ってはがせるフロアマットシールです。
●全33柄から選べるフローリングキズ防止 貼ってはがせる床シール
「SILKY ROOM」は、ウォールステッカーやアートフラワーなどを取り扱っているセレクトショップです。
こちらの床シールは、防水・防カビ効果があり、一つ六角形の形をしています。
六角形の大きさは20cm×23cmで、辺の長さは11.5cmです。
これをいくつも組み合わせて床に敷き詰めることで、幅広い広さに対応しています。
冷蔵庫の下に敷きたい場合でも、必要な大きさの分注文すればいいので、カットする手間がかかりません。
この商品の魅力は、さまざまなデザインがあって、好きなインテリアに合わせることができるということです。
しかも、存在感のあるアーティスティックな柄もあります。
たとえば、「ART Design Tile」とプリントされ、生き物や草花がモノトーンで描かれているデザインのシール。
足元をまじまじと見たくなるような、個性的なインテリアをつくることができます。
アート柄?木目柄?「貼ってはがせる床シール」の使い方と注意点
「SILKY ROOM」の貼ってはがせる床シールには、デザイン性の高さをはじめとして魅力的なポイントがたくさんあります。
アートな柄だけでなく、床の木目になじむ柄や色、まるで大理石のような高級感のある柄があり、11種類の中から選べます。
六角形を組み合わせていくため、部分的に貼っても、床との境目をオシャレに演出することができます。
繋ぎ合わせて敷いていた場所から少し離れたところに1ピースだけ離して貼ったり、あえて真っすぐにならないようにマットを敷いたりして、床をコーディネートすることができるでしょう。
床だけでなく、窓や壁、天井などの場所にも貼ることができます。
価格としては、六角形が10枚セットになって税込み2,970円(参考価格)なので、床に敷き詰めるとなると、それなりのお値段になります。
しかし、冷蔵庫の下に部分的に敷くのであれば、それほど高額にはならないでしょう。
ただ、いくつか注意点がありますので確認が必要です。
・場所によってはシールの糊あとが残る可能性がある
・凹凸がある場所だとはがれやすいことがある
・注文してから届くまで2~3週間かかる
・ロットによって色が微妙に違う可能性がある
冷蔵庫の下に敷く専用のマット!
上記の商品は、アートのようなオシャレなデザインの柄もあり、キッチンのインテリアのアクセントとして使えますが、床のへこみやキズを防止する機能を考えると不十分な点もあります。
「冷蔵庫の下に敷くマット」として販売されているものではありませんので仕方ないのですが、もし床のへこみ対策を重視したいなら、コルクマットなどと併用したほうがいいでしょう。
もちろん、上記のマット以外の専用の商品を選ぶこともできます。
●日晴金属:冷蔵庫キズ防止マット KM-S
冷蔵庫が原因の、床のキズやへこみを防止する専用の商品です。
サイズは幅約53cm×奥行約62cm×高さ約0,2cm、材質はポリカーボネートです。
200Lクラスの冷蔵庫までに対応しています。
硬くて丈夫なマットで、ショップの対応もいいので口コミでは高評価が並びます。
ネット販売ページの画像を見るとシルバーに見えますが、透明なので目立ちません。
オシャレなマットというわけではありませんが、害虫対策としても優れた商品です。
冷蔵庫の下に敷くマットを選ぶならココにこだわろう
冷蔵庫の下に敷くマットを選ぶ時は、アート感があるセンス抜群なデザインから選ぶのもいいのですが、他にも考えたいことがあります。
防水、汚れ防止、キズやへこみ対策の他に、あると便利な機能をご紹介します。
・耐震
ジェルのような、少し厚みがある材質なら、地震が来たときに冷蔵庫のぐらつきを防いでくれる効果があるでしょう。
ただし、クッション性がありすぎて沈み込んでしまうと、冷蔵庫のドアが開けにくいので注意が必要です。
・防音
賃貸で、2階以上の部屋に住んでいるなら、防音効果のあるマットが役立つでしょう。
・ズレ防止
冷蔵庫にはキャスターつきのものもありますし、比較的軽いものもあります。
冷蔵庫とマットがズレないような材質や形にも注目してみましょう。
・害虫のエサにならず、安全な材質
マットの材質によっては、害虫を呼び寄せてしまうものがあります。
また、アレルギー反応が起こらないような、人体に無害な素材のものを選ぶことも大切です。
クッションフロアならマットではなく板を敷く!
冷蔵庫の下に敷くマットを選ぶ前に、注意したいことがあります。
もしキッチンがクッションフロアだとしたら、冷蔵庫によって床がへこむ可能性は高くなります。
ですから、マットではなく板を敷く方がいいでしょう。
(日晴金属の商品のように、硬い板のようなマットもあります)
ホームセンターでベニヤ板を、使いたい大きさに切ってもらって購入することができます。
販売されている板の色合いは、さまざまな種類があります。
クッションフロアとなじむものを選べば、それほど違和感はないでしょう。
部屋の床全面にウッドカーペットを敷き、板の上にも敷いて、その上から冷蔵庫を置けば、さらに目立たなくなります。
アート感のあるオシャレなウッドカーペットもあります。
また、キャスターつきの冷蔵庫にも対応しているゴムマットもあります。
ゴムマットは、経年劣化や高温の環境下では劣化しやすいというデメリットがありますが、滑り止め防止などの効果は高いでしょう。
冷蔵庫の下にキズ・汚れ防止
床に冷蔵庫をそのまま置くのではなく、防水効果のあるマットや床のへこみ対策になるマット、板などを敷きましょう。
賃貸の場合、汚れが溜まってカビが生えたり、水漏れで他の部屋に迷惑をかけると損害賠償を請求される可能性があります。
マイホームだけではなく、賃貸であっても家の中を美しく保ちたいですよね。
今回、ご紹介した商品をぜひ参考にしてください。