1DKで一人暮らしをしている人の中には、「1DKのインテリア選びは難しい」と考えている人もたくさんいます。
しかし、実際には1DKの一人暮らしであったとしても、スペースを有効活用できるインテリアがあるのをご存知だったでしょうか。
この記事から、1DKに一人暮らししている人におすすめできるインテリアと、インテリアごとの特徴について学びましょう。
一人暮らしの1DKのインテリア選びが難しいのはなぜか?
そもそも1DKのDKとは、「ダイニングキッチン」のことを意味しています。
1DKの「1」で、部屋が1つあることについて言及されていますので、「部屋が一つ+ダイニングキッチン」の間取りが、1DKであることがわかります。
1DKの間取りについて聞くと、「一人暮らしにしてはけっこう広い」という意見や「暮らしやすい間取りに住んでいるから、インテリアも選びやすそう」と感じる人がいるのも事実です。
しかし、実際のところ、物件によってダイニングキッチンの大きさは様々です。
かなり大きいダイニングキッチンがあり、一人暮らしにしては豪華だと感じられるような物件もあります。
逆に、ダイニングキッチンが4畳ほどのサイズしかなくて、「かなり狭い」と言わざるを得ない物件に住んでる人がいるのも事実です。
そこで、スペースが限られた一人暮らしの1DKで、「どんなインテリアをどこに配置すれば良いのか」という疑問が生じてくることになります。
一人暮らしの1DKにちょうど良くて、スペースを有効活用してくれるインテリアとはどういったものなのか、探っていきましょう。
一人暮らしの1DKに役立つインテリア【テーブルとイス】
「一人暮らしの1DKでなくても、テーブルとイスぐらいなら持っている」と考える人はたくさんいらっしゃるでしょう。
しかし、ここでご紹介したいテーブルとイスは折りたたみ式のことを意味しています。
そのため、必要がない時にはテーブルとイスを折りたたんで、たんすの横や空いているスペースに収納することが可能です。
1DKの一人暮らしでどっしりとしたデスクとイスを置いていると、お客さんが来た時にくつろいでもらえるようなスペースを確保しにくいということもあるでしょう。
その点、折りたたみ式のテーブルとイスなら片付けておけるので便利です。
自分の自由なスペースを確保するためにも役立ちます。
折りたたみ式のテーブルやイスのようなインテリアは、キャンプ用のグッズが販売されているお店に足を運べば簡単に見つけることができます。
最近の折りたたみ式のテーブルやイスはシンプルではあるものの、丈夫に設計されているため、安心して使用することができます。
さらにはデザインも豊富ですので、キッチンや部屋のデザインに合わせたテーブルやイスを選ぶと良いでしょう。
窓際のコーナーを有効活用する
一人暮らしの1DKにもコーナーが必ず存在します。
コーナーとは、簡単に言えば「部屋の角の部分」のことを意味します。
つまり、通常の部屋であれば角が4つあるため、コーナーも4つ存在しています。
一人暮らしの1DKで生活している時には、基本的に部屋の真ん中を通って別の部屋に行くことになります。
そのため、必然的に1DKのどの部屋であったとしても、角の部分を通る人は誰もいませんし、そのコーナーのスペースを有効活用しない手はありません。
そこで、コーナーの部分にテーブルなどを置けば、人通りを邪魔しない上手なスペースの有効活用ができます。
しかもコーナー部分には窓が設置されていることが多いため日当たりが良いです。
コーナー部分にテーブルやイスをおいて、普段自分が生活する場所に日が当たるようなインテリアの配置をすれば、「日当たりの良い健康的な生活が手に入る」という別のメリットがあることも分かります。
一人暮らしを1DKでするならボックスが便利!
1DKで一人暮らしをする上で悩みの原因となるのは、「DK」、つまりダイニングキッチンのスペースの狭さです。
基本的に1DKには収納スペースが少ないため、必要なものを買ってきておくだけでは、非常に見栄えが悪いです。
無作為にキッチン用品や生活必需品が置かれているような印象を与えてしまうからです。
しかし、そのような1DKでの一人暮らしの悩みを解決してくれるインテリアが、「ボックス」になります。
「ボックス」とは、その名の通り収納することのできる「箱」のことを意味しています。
自分が所有している物の大きさに合う、ちょうど良いボックスを選べば、収納場所に困ることはありません。
しかも、ボックスは縦に積み上げることができるインテリアであるため、多くの面積を必要としません。
積んだ状態でも、横から取り出せるタイプが便利です。
1段目には調味料、2段目のボックスには器のようにボックスごとに収納するものを分類すれば、整理整頓に役立ちます。
また、インテリアとして非常に見栄えが良いボックスも販売されています。
木目調の柄が施されたボックスやカラフルなボックスも、比較的安く販売されています。
1DKのDKが狭い時には寝室に「本棚」を置く!?
読書が趣味な人は、寝室のインテリアとして「本棚」を置くことがおすすめです。
「狭い1DKで苦労して一人暮らししているのに、もっとスペースが必要な本棚をインテリアとして寝室に置いて大丈夫?」と疑問に思う人もいらっしゃるでしょう。
しかし、本棚は「仕切り壁」としての役割を担うこともできるのです。
狭い1DKでは、一人暮らしで十分にくつろげるだけのスペースがないため、寝室にあえて壁を仕切る役割がある「本棚」というインテリアを置いてあげることで、2つの仕切られたスペースを作ります。
この方法によって、1つしかなかった寝室が「居室」と「寝室」の2つの役割を果たせるようになります。
本棚を寝室の仕切り壁とするインテリアの配置方法で、本来2つしかなかった部屋が3つあるように感じることができるかもしれません。
一人暮らしの1DKに置くインテリアは「素材とデザイン」が大切!
1DKで一人暮らしをしている人がインテリアを選ぶ際には、「どんなインテリアなのか」だけでなく、「どんな素材やデザインのインテリアなのか」ということを考慮して選ぶのが重要です。
基本的に、1人暮らしの1DKには好きなインテリアを置くことができるスペースがないため、圧迫感の少ない素材やデザインのインテリアを選ぶことをおすすめします。
具体的にはテーブルを選んでいる時には、脚の部分に注目しましょう。
テーブルの脚が太いデザインだと、テーブルの大きさ自体は小さかったとしても、1DKのスペースを本来より小さく感じさせてしまいます。
しかし、逆にテーブルの脚がスマートなデザインのインテリアを選べば、テーブル自体の大きさは変わらなくても、窮屈な印象を与えにくいです。
特に、自宅に友人や職場の同僚を食事に招くことが多い人は、落ち着いた色で脚の細いテーブルを選べば、来客がいる時でも窮屈に感じるのを避けることができます。
少し大きめのテーブルであったとしても、テーブルの台の部分が薄かったり脚が細ければ、窮屈感を与えることなく部屋にインテリアを配置できます。
インテリアのデザインが人に与える印象や錯覚を利用してみてください。
一人暮らしの1DKでも工夫次第で部屋が大きく見える!
一人暮らしで小さめの1DKの部屋に住んでいる場合は、最初から「この部屋にはインテリアを置くことはできない」と諦めてしまいがちです。
しかし、工夫してインテリアを選んだり、インテリアの置き方に変化をつけることによって、いつもの1DKがより広く感じられるのではないでしょうか。
小さな1DKで一人暮らしをしている人は、インテリアの配置場所について工夫する余地がないか、考えてみると良いでしょう。