鍵を部屋のドアに取り付けたい!設置方法や必要な道具とは?

最終更新日:2019/07/07

自分の部屋に鍵が付いていない人はいませんか?

家族と生活している場合、部屋をもらうことはあっても、ドアに鍵が付いていないことは大いに考えられます。

しかし、家族とは言え、お金を保管したりプライベートを守るために、時には鍵がほしいと感じることもあるかと思います。

部屋のドアに鍵を付ける方法はいくつかありますので、ご紹介していきます。

鍵を取り付けることのできるドアのタイプ

部屋のドアに鍵を付けるためには、そのドアの種類を確認しておく必要があります。

ドアの種類によって、取り付けられる鍵のタイプが変わってくるからです。

また、業者に依頼する場合でも、ドアの種類を伝えることでスムーズに取り付けてもらうことができます。

家のドアの種類としては、概ね「引き戸」と「開き戸」の2つが考えられます。

・引き戸

引き戸は日本風の家の玄関に使われていたり、物置や押し入れに使われているイメージです。

しかし最近では、広く廊下のスペースを取ることができない場合や、書斎のようなちょっとした部屋のドアには引き戸を使って、廊下や部屋のスペースを無駄にしないように利用している場合もあります。

・開き戸

洋風のドアと言えば、開き戸が基本となります。

家のドアは、各部屋の作りやドアの位置において内開きと外開きの場合があります。

それぞれのドアによって付けられる鍵が変わってきますので、ドアのタイプをきちんと把握しておくことが重要です。

部屋のドアに取り付けられる鍵の種類

鍵を付けようと考えても、鍵の種類は色々とあります。

そこで、ドアに合わせて鍵を決めたり、用途に合わせて鍵を選ぶことが大切です。

鍵の種類によって簡単に取り付けができたり、工事が必要になったりと付け方も変わってきます。

さらに、鍵を付けるべき場所の用途やドアの種類で、「鍵が本当に必要なのか」考えることも重要です。

ドアに取り付ける鍵としては、「シリンダー錠」と簡易な「補助錠」が候補に挙げられます。

・シリンダー錠

シリンダー錠には、通常イメージするようなノブや鍵穴があり、鍵を差し込んで回す仕組みとなっています。

出っ張りが出てきて、それが反対側の穴を開けた部分に入ることで鍵がかかるものです。

シリンダー錠はよく使われており、中から鍵をすることもできますし、外からも鍵をかけることが可能なので、外に繋がるドアでも使用できます。

・補助鍵

補助鍵は設置の仕方が簡単なので、賃貸住宅などでも手軽に利用できる鍵です。

ドアにはめ込むだけのものであったり、もともと付いている金具を利用して取り付けができますので、誰にでも付けることができます。

自分の部屋のプライバシーを守りたいと考えている人であれば、簡単に安く取り付けができます。

自室を覗かれたくない程度であれば、十分な鍵と言えます。

部屋に鍵を付ける方法

鍵を付けるための方法は、いくつかのパターンが考えられます。

ここでは、3つの方法についてご紹介します。

・補助錠の取り付け

物によって取り付け方が異なります。

基本的には簡易的に取り付けられるものですので、説明書の通りに取り付ければ問題ありません。

このように鍵を付ける方法には、簡単なものから大掛かりなものまでいくつものパターンあるのです。

・ドアノブ交換

まず、1つ目としては、ドアノブを交換する方法です。

ドアノブを交換して、鍵の付いたものに取り替えることで、鍵付きのドアにすることができます。

ドアノブ自体の交換はそれほど難しいものではありません。

しかし、今まで鍵の付いていないドアのドアノブを取り替えるのであれば、壁に鍵の出っ張りが入る部分を作る必要が出てきます。

・ドアの交換

もう1つ考えられる方法として、ドアそのものの交換があります。

ドアノブの交換と同じようなものになりますが、ドアを変えてしまうので、様々な鍵への付替えが可能となります。

部屋のドアに鍵を付ける難易度

部屋に鍵を付けるには、自分で付ける方法とプロにお願いする方法が考えられます。

ここでは、自分で取り付けを行うときの難易度を考えることで、自分で取り付けができるのか解説します。

・補助鍵

何度もお伝えしているため、分かるかと思いますが、簡単に取り付けることのできます。

難易度としては、多くの人が自分で取り付けることができるはずですから、それほど難しいものではありません。

・ドアノブ交換

ドアノブの交換になると、少し難易度は上がります。

専門的な知識も必要と考えられますが、実際にはそれほど難しいものではありません。

その理由は、ドライバーがあれば取り付け可能なものも、多くなっているからです。

ドアノブを購入する時に、専用工具が必要なことも考えられますが、一緒に付属されていることもありますので、やり方さえ分かれば自分で取り付けることができます。

難易度としては、簡単なDIYができるなら十分取り付け可能なレベルであると言えます。

・ドアの交換

ドアを交換するためには、知識と技術が必要になります。

場合によっては、壁への工事が必要となるケースも考えられます。

そのため、自身で行うよりもプロの業者に依頼することをおすすめします。

・後付け固定鍵

後付けの固定鍵を付けることは、ドアを変えたり、ドアノブを変える必要がありません。

そのため、デザインなどを変えることなく鍵の取り付けが可能です。

しかし、既存のドアに固定鍵を付けるためには、穴を開けるなどの工事が必要になってきます。

このような工事は、DIYをしている程度ではなかなか簡単にできるものではありません。

難易度としてはかなり難しいものになりますので、プロに依頼することが望ましいです。

鍵を付けるために必要な道具

部屋に鍵を付けるためには、多少の工事や作業が必要になります。

そのためには、道具を必要とするケースも考えられます。

鍵を自分で取り付けるために、必要な道具をご紹介します。

・ドライバー

まずは、ドライバーです。

簡単な取り付け鍵であれば、ドライバーも不要で付けられるケースがあります。

しかし、最低限の道具として、ドライバーは用意しておくほうが無難です。

ドアノブを変える場合にも、簡易的な補助鍵を付けるにしても、ドライバーでネジを回して取り付ける方法はよく使われているからです。

自宅にドライバーを置いている家庭は、割とあると思われますが、部屋に鍵を付ける時には、ドライバーがあるのか確認しておきましょう。

・電動ドリル

こちらの電動ドリルは、本格的な工事をする場合に必要となります。

日曜大工が趣味であったり、DIYが好きな方であれば、持っていることも考えられますが、興味のない人には馴染みが少ない道具です。

こちらは、鍵を回した時に出てくる出っ張りを差し込む部分を壁に打ち込んだり、壁に穴を開けるために必要となります。

鍵を付けるためだけに購入するのは、難しいかもしれませんが、自分で取り付けるには必要となるケースがあります。

このように、鍵をドアに取り付ける時にはその鍵に見合った道具も必要となります。

自分で作業を行おうと考えているのであれば、取り付け前に道具の確認をすることも大事になります。

鍵を取り付ける時はコストパフォーマンスに見合った使い分けを!

ここまでは、鍵を付けるための方法や鍵の種類をご紹介してきました。

簡単に付けることのできるものであれば、自分で行なったほうが割安ですし、自分のタイミングで付けることができます。

しかし、DIYでできるようなものでも、綺麗に作ることができる人と難しく感じられる人がいるものです。

そこで、ドアに鍵を付けたいと悩んでいる場合には、コストパフォーマンスを考慮して工事を考えることも重要になります。

・DIY

DIYで工事を行うことは、他人に部屋に上がられることを回避できます。

また、簡易な鍵やドライバー1つで取り付けられるような場合には、DIYで行うほうがコストがかからずに安く済むケースが考えられます。

・専門業者に頼む

後付けの固定鍵を既存のドアに付けるような場合には、ドアと部屋の両方に穴を開けたりする工事が必要になります。

このような工事になると自分で行うには、失敗という大きなリスクが付いてきてしまいます。

そこで、専門の業者に依頼すれば、1万円くらいで工事をしてくれて綺麗に鍵を取り付けてくれます。

失敗すれば取り返しがつかなくなりますので、そのリスクと金額の落としどころを考えて依頼するのか、自分で行うのか考えることが重要です。

鍵のない部屋でも後付けで様々な鍵を付けることができる!

ドアに鍵が付いていない部屋では、プライベートや貴重品を守るために、鍵の後付けを考えることもあるでしょう。

もし、ドアの交換をする際には、ドアの形状や鍵の種類をきちんと確認することをおすすめします。

また、簡単に取り付けられるものとしては、補助錠でしょう。

賃貸物件の場合は、工事などができないので、穴を開けずに使える補助錠を使用してください。

また、本格的な工事が必要な時には、失敗できないというリスクを考えて、専門業者に依頼するという選択肢もありますよ。