風水で寝具の柄や色を変えて寝室に良い運を呼び込むには?

最終更新日:2019/07/21

寝室やベッド周りなどの空間は、全体運や仕事運、恋愛運に影響する風水でも大切な場所です。

しかし、寝具の色や柄を変えても、肝心な寝室が風水では良い運気を持たない環境の場合もあります。

そのため、この記事では寝具の柄の他にも、寝室に効果のある風水もご紹介します。

寝具を変えてリフレッシュをするなら、寝室の風水も確認しておくと、より良い気を取り入れることができるかもしれません。

簡単にできることもたくさんありますで、ぜひ寝具の色柄と一緒にチャレンジしてみてください!

風水でおすすめの寝具の柄

風水は、方角や五行と相性の良い色や柄があり、それを取り入れることで運気が上がるといわれています。

五行とは風水のベースになっている、万物「火・水・木・金・土」の5種類のからできている説のことで、以下のような関係になっています。

・火(南)・・・・星柄・ひし形
・水(北)・・・・雲柄・ウェーブ柄
・木(東・東南)・・・ストライプ・花・植物
・金(西・北西)・・・くだもの・水玉
・土(北東・南西)・・ボーダー

五行に関係する柄ですが、好みでない場合もあると思います。

風水で柄を選ぶことも大切ですが、もっと大切なことは、あなたが「いいな」と思えるかどうかです。

無理に気に入らない柄を選ぶよりは、寝具の柄をみてホッとできるものを選んだ方が、心に良い影響を与えます。

また、柄は好みを選び、色で調整することも可能です。

しかし、寝る場所であるため、落ち着きのある色や柄を選ぶことは、とても大切です。

何気なく好みで選んでいることが多い色や柄ですが、それぞれに意味や作用を持っています。

例えば花柄のピンクは、愛情や優しさ、安心感などの意味があります。

この色を赤に変えると活力や情熱、興奮などパワフルな意味合いに変わり、毎日忙しい人にとっては赤がイライラする原因になる場合もあります。

たかが色や柄ですが、心理面でかなり影響を及ぼすのです。

そのため、風水と相性の良い柄が好みでない場合は、なるべく落ち着ける柄を選ぶことをおすすめします。

次章では、方角と相性の良い色についてご紹介していきます。

寝具の色やカーテンに取り入れ、より多くの良い気を流していきましょう。

寝具の柄と色で風水効果を高めよう

風水では方角が8つに分けられ、それぞれに相性の良い色が決められています。

まずは、その色をご紹介します。

・北:白・薄いピンク・ベージュ
・西:クリーム・白・茶
・東:青・緑・茶
・南:白・ベージュ・黄緑
・北西:ベージュ・クリーム
・北東:白・茶・オレンジ
・南西:ベージュ・薄い黄色
・南東:黄緑・オレンジ

各方角で相性の良い色は決まっていますが、明るい色を選ぶときは、原色ではなく淡い色の方が、安心感や落ち着きがありおすすめです。

色には、「その色に対して筋肉がどれほど緊張するか?」という、ライトトーナス値というものがあります。

これは目隠しをした状態で、色を肌に当て筋肉の緊張を測定する検査ですが、色が肌にふれるだけで緊張状態になることを示すものです。

例えば人が一番リラックスしているときの値は23で、ベージュやパステルカラーが該当します。

他では、青24・緑28・黄30・赤42となっており、23に近い色を選ぶとリラックス状態になると考えられています。

このことから、寝るときは緊張せず深い眠りに入れるよう、なるべく落ち着いた色を選ぶことをおすすめします。

青系などは、さらに落ち着いた感じですが、寒い部屋は体感温度を下げるため、温かみのある色の寝具を選んでください。

柄も同じで、安心できる柄や心地良い柄は、睡眠にも良い作用を及ぼします。

また、寝具に黒を用いることは、あまり良くないと考えられています。

理由は、陰のパワーが強い色になり、逆に運気が落ちるからです。

もともと、寝室は陰の要素をもっており、そこに強い陰の力を加えると悪い方に流れてしまうという考えがあります。

たかが寝具の色や柄ですが、やはり安心感のあるものを選ぶことが重要です。

次章では、寝室の風水についてご紹介していきます。

風水における寝室や寝具の役割

寝具を使う場所である寝室は、1日の疲れを取ってくれる大切な場所です。

風水の中でも寝室は、寝ている間に1日の悪い気を外に出し、良い気を取り入れる重要な位置づけにあります。

また、寝室では1日の1/3を過ごすといわれているため、風水を取り入れて気を流すことで、良い気をたくさん吸収できるとされているのです。

そんな重要な寝室ですが、掃除をしていない、ものが多くてゴチャゴチャしている、刺激的な色が多い、換気ができていない、など当てはまる場合、良い気が回らず以下のような症状を起こしやすくなると考えられています。

・眠りが浅い
・疲れが取れない
・起きるとだるい
・体が重い
・やる気が起きない

しっかり疲れを取り、深い睡眠が取れないと、生活にも支障が出てしまいます。

この場合、寝具のカバーの色や柄だけを良いものに変えても、環境が悪ければ効果が感じられない可能性もあります。

色や柄、素材なども関係しますが、それ以上に配置や環境などの方が重要な役目がありますので、順にご紹介していきます。

次章は、寝室にあると逆に良い気を吸われてしまう要因についてです。

一人暮らしや寝室がない場合は、ベッド周りの環境で考えてください。

ベッド周りや寝具の風水で気をつけること

ここでは、寝室やベッドにあると、良い気を吸われるといわれている、アイテムをご紹介します。

風水で寝具や柄を変え良い気を取り入れても、吸われてしまうと意味がありません。

まず、以下のものがベッド周辺にないでしょうか。

・鏡
・ぬいぐるみ
・テレビ
・電気回線
・ドライフラワー

鏡やテレビのモニターに、寝ている姿が映っている場合は、良い気を吸われてしまいます。

動かせない場合は、布などを掛け姿が映らないようにしましょう。

また、ぬいぐるみをベッドに置いている女性は多いですが、ぬいぐるみは寝ている間に気を吸うといわれています。

どうしても置きたいのなら、1つだけに絞り、後はベッド以外の場所に移動させてください。

そして、ベッドの下や枕の近くに延長コードや、電子機器などがあると、電磁波が良い気の吸収を妨いでしまうとされています。

できるだけ、ベッドの下や枕の周りには、電気が関係するものを置かないようにしましょう。

加えて、ドライフラワーは風情があり良いのですが、「枯れたもの」と風水では判断し、人の気を吸うアイテムとされています。

もし、寝室にある場合は、風通しの良い場所へ移しておくほうが良いかもしれませんね。

次章では、風水に良い布団やベッドの状態と寝具の素材などをご紹介していきます。

風水での寝具の扱いと素材や柄について注意点

風水では寝室もそうですが、ベッドや布団などの寝具にも良い気が流すことが大切です。

まず、自宅は以下のような状況に、なっていないか確認してみましょう。

・湿気が多い布団やベッドで寝ている
・フローリングに直接布団を敷いて寝ている
・洗濯していない寝具で寝ている
・寝具の素材は化繊100%だ
・寝具やカーテンは柄物だ

風水では気を回すことで環境を整え、運気を良くします。

そのため、布団やベッドに湿気がこもったままだと、悪い気がとどまり良い気が流れにくくなるといいます。

地下や湿気がこもりやすい場所は、ちょっと嫌な感じがしませんか?

布団やベッドに湿気がある状態は、それと同じです。

しっかり換気をして、良い気を流しましょう。

また、フローリングに直接布団を敷くと湿気がこもる原因にもなりますし、高さ40cmまでは床にホコリが充満しているといいます。

そのため、フローリングに直接布団は敷かず、マットレスを敷くなど対策をしてください。

風水は、清潔であることが一番重要です。

洗濯されていない寝具は、悪い気をパンパンに吸っている可能性があります。

毎日は無理でも、こまめにまくらカバーやシーツなどを洗濯する環境に変えるだけでも気は良い方向へ変わっていきます。

また、人は寝ている間に水の気を発します。

できれば水の気と相性の良い、綿100%などの自然素材を寝具に使うと、良い気を吸収しやすくなるといいます。

そのため、もし化繊が入っていたとしても、なるべく自然素材の割合が多い寝具を購入するようにしてください。

そして、前にもお伝えしたように寝室は落ち着いた空間に入るため、風水では陰の部類に該当します。

寝具などの柄は陽の運気があり、多用すると寝室が陽に偏ることで、運気が下がってしまいます。

そのため、柄物だけでまとめず、寝具が柄物なら、カーテンを無地にするなどバランスを取りましょう。

次章ではベッドの位置など、寝室における風水をご紹介します。

風水で寝室や寝具を整えもっと運気UP!

今までは、すぐに実践できる簡単な風水でしたが、ここではベッドの位置など部屋に対する風水をご紹介します。

寝室における以下の風水ですが、部屋の関係上、難しい場合はできる範囲で試してください。

・出入り口や窓の近くにベッドを配置しない
・ドアと向かい合う位置にベッドを置かない
・ヘッドレストは壁にピッタリつける
・梁(はり)の下には寝ない
・カーテンは2重にする
・カーテンは朝きちんと開ける
・枕の向きは北枕や東枕
・できるだけ大きな家具は置かない
・寝具の柄が強すぎない
・ベッド下が収納でパンパン
・木製ではなく鉄パイプなどのベッドを使用
・部屋がどんより暗い雰囲気

では、簡単にご説明していきます。

風水では、入り口から気が逃げるといわれています。

そのため、入り口付近は良い気が逃げやすいのです。

ドアを開けるとベッドとご対面する配置位置も、気の通り道になる上、落ち着かないため避けた方が良い配置です。

また、風水で梁(はり)の下は、安眠できず頭痛になりやすいとされているため、できれば避けた方が良い場所です。

梁(はり)は角がとがっているため、寝ている自分に刃物のようなとがったものが向いている状態と考えられています。

壁に角があり、その角が寝ている自分に向いているときも、同じ意味合いになるため気をつけてください。

移動が難しい場合は、丸いものをぶら下げ、悪い運気を緩和しましょう。

さらに、カーテンは、レースとメインのカーテンを2重使いします。

朝カーテンを開けて良い気を入れ、日中レースのカーテンをしておくと良い運を部屋にためて、悪い運気を外に出す役割を持っています。

そして夜、メインのカーテンを閉めることで、良い気を部屋に閉じ込め、寝ている間に悪い気を吸収するため、2重カーテンが良いとされています。

枕の位置ですが、風水で北枕は体の悪い気を流し、仕事運や金運UPに効果があり、東枕は恋愛や人間関係に効果があるといわれています。

また、寝室は落ち着いた雰囲気や安心できる場所であることが理想です。

大きな家具で圧迫感を感じたり、強烈な柄が刺激になったりしないように気をつけましょう。

ベッドも自然素材の木製の方が、良い気を運ぶとされていますが、鉄製のベッドも鉄が見える部分を布などで隠せば緩和できます。

ベッド下も収納などを入れっぱなしにして、ホコリだらけにしないように気をつけてください。

そして、明るく気持ちの良いスッキリした部屋になるように心がけ、風水で良い気を運びましょう。

風水で寝具の色柄を変えるなら、寝室も一緒に整えよう

風水で寝室は、玄関に次いで大切な場所です。

玄関は気が入ってくる場所であるため、家全体に影響しますが、寝室は体に影響を及ぼします。

そのためにも、しっかり良い気を取り入れ、1日の悪い気を追い出せるようにしておきましょう。

また、きちんと掃除して整えた寝室や寝具は、良い運を運んでくれるかもしれません。