種類が豊富なスツールは座面の高さや機能性を考えて選ぼう!

最終更新日:2019/10/11

背もたれのないシンプルなスツールは、お部屋を演出するインテリアの1つとして人気が集まっています。

デザインやカラー、素材だけでなく、座面の高さ毎に様々な種類があり、機能性にも優れたものが幅広く販売されているのがスツールの特徴です。

座面の高さにあった配置場所などをまとめ、おすすめの機能などをご紹介しています。

ご家庭にぴったりのスツール選びについて取り上げていますので、参考にしてみましょう。

スツールってどんなもの?

肘掛けや背もたれなどが付いていない、シンプルな形状の椅子はスツールと呼ばれます。

座面の低めのスツールは圧迫感が少なく、狭いスペースでも問題なく気軽に配置することができるのに対し、座面が高めのスツールは座りやすく、ある程度長い時間腰掛けても疲れにくいという特徴があります。

例えば、キッチンや洗面所などの空いたスペースに配置すれば、ちょっと腰掛けたい時などにとても重宝します。

子供用の椅子として使用したり、急な来客時やパーティーなどで大勢が食卓を囲む際にも役立ちます。

また、座面の高さの低いスツールなら、リビングのソファとセットで足置きやサイドテーブル代わりにも使用できます。

さらに、高さのあるスツールを選んでダイニングテーブルやカウンタキッチンなどとセットで使用してもいいですし、デスクなどと合わせて座って作業することもできますね。

このように、スツールは使い勝手がよいことに加えて多様な使用方法がある、とても便利な椅子だと言われています。

スツールの種類は?

スツールには様々な種類のものがあります。

●ロースツール

座面の高さが低いのが特徴です。

子供用の椅子としてや足置き、荷物置きなどと多様に活用できます。

●ハイスツール

カウンターバーやカフェなどでよく見掛ける座面の高いスツールです。

床に足が届きにくいため、足置きなどが付けられているタイプが多いとされています。

●収納付きスツール

椅子や足置き、荷物置きなどとして使用できるうえ、座面下に収納スペースが確保されています。

機能性に優れ、1つで2役以上の役割を果たせる便利なアイテムとして人気があるとされています。

●折りたたみスツール

コンパクトに折りたたむことができるスツールです。

脚部分がスチール製で、座面部分が丸型や四角型になっているものが多いと言われています。

●スタッキングスツール

積み重ねることができ、数脚のスツールを省スペースに収納しておくことが可能です。

その他、スチール製や木製のものから座面部分にファブリックやレザーが使われたものなど、素材やデザイン別にみても様々な種類のスツールがあります。

スツールの種類ごとの座面の高さは?

前章でご説明した通り、スツールには様々な種類があります。

さらに、座面の高さ毎に大きく3つに分類することができます。

具体的なスツールの高さについてまとめてみましょう。

●ロースツール

座面の低いタイプで、ロースツールやミニスツールと呼ばれます。

一般的に座面の高さが約40cmまでのものとされています。

●ハイスツール

座面が高く、カウンターなどで使用されることが多いタイプです。

座面の高さは一般的に、約70~80cmとされています。

●ダイニングスツール

座面の高さがロースツールより高く、ハイスツールより低く設定されたタイプになります。

具体的には、座面の高さが約40~60cmのものとされています。

スツールの座面の高さは用途に合わせて選ぼう!

これまでスツールの種類や座面の高さについてご説明しました。

多種類のスツールの中から、お部屋にぴったりのものを選ぶポイントは、使用用途を明確にしておくことです。

例えば、リビングでソファと共に使用するのであれば、ソファの高さを考慮し、オットマンを兼ねて使用できる座面が低めのロースツールが適しています。

玄関先に配置するのも、靴を履く際に使用することを想定するとロースツールがおすすめです。

屈み込まずに楽な体勢で靴を履くことができますね。

腰掛ける以外に、荷物置きや踏み台としても使用したい場合にもこのタイプが重宝します。

キッチンで高い位置のものをちょっと取る時や、脱衣所で服を置いておく際、帰宅時に玄関に買い物袋などを置くなど、ロースツールが1つあればとても重宝しますね。

また、高さのあるカウンターキッチンには、ハイスツールを合わせるといいでしょう。

このタイプを配置すれば、カウンターキッチンを快適なデスクスペースとして使用することも可能になります。

さらに、使いやすい高さに設定されたダイニング用のスツールなどを配置すれば、日々の食事を摂るダイニングをおしゃれなカフェのように演出できます。

座面の高さを調節できるスツールもおすすめ!

前章で、使用用途に合わせたスツールの座面の高さ選びが重要であるとご説明しましたが、家族みんなが使用する場合などは特に、個人毎に使いやすい高さに違いが生じてくることを考慮しなければいけません。

例えば、身長の低い小さなお子さんなどが使用するとなると、ハイスツールやダイニング用スツールでは高すぎることも考えられます。

また、ご年配の方が使用する場合も、しっかりと両足が床に着く状態で座ることができるというように、安全面を配慮することもとても大切になってきます。

このような場合を想定して、昇降機能付きのスツールを選択肢に入れておくこともおすすめしておきます。

昇降機能付きのスツールには、回転式やガス圧式のものがあります。

木製やスチール製の様々なスツールに、この昇降機能付きのものが販売されています。

簡単な操作で使用する方の身長や体型にぴったりの高さに合わせることができ、とても便利な機能ですよ。

機能性重視のスツールもおすすめ!

最後に、お部屋にぴったりのスツール選びを考えるにあたり、用途や使用場所にあった座面の高さの他に、機能性に着目してスツールを選ぶ方法も1つの案としてご紹介します。

機能性に優れたスツールの代表といえば、収納付きスツールです。

特に、座面の下部分が収納スペースになっているボックスタイプのロースツールは、たくさん物しまえるのでとても便利です。

ソファの側に配置するのでしたら、ブランケットなどを収納しておくと、ソファで横になる時や足もとが冷える時などに重宝しますよ。

機能性を考えるのなら、折りたたみタイプのスツールもおすすめです。

配置する定位置を決めず、普段は家具や家電のちょっとした隙間に立て掛けて置けますし、必要な時に必要な場所でさっと使うことができます。

また、軽くてコンパクトなスタッキングスツールもとても便利です。

庭でバーベキューをする際やお子さんのお友達が大勢遊びに来た時、ホームパーティを開いた時など数脚椅子が必要になることもありますよね。

このようなシチュエーションを想定して、収納スペースを取らずに積み重ねることができるスタッキングスツールを購入しておくのもいいですね。

スツール選びを楽しもう!

様々な座面の高さのものが販売されているスツールですが、機能面でも優れたものが多いと言われています。

高さ調節ができる昇降機能付きをはじめ、収納付きや折りたたみタイプ、スタッキングタイプなどが挙げられます。

使用場所が確定している場合は使いやすい高さを考慮し、定位置に配置しない場合は機能性を考えてみましょう。

素材やデザインにもこだわって、お部屋にぴったりのスツール選びを楽しんでみましょう。