キッチンの収納力不足に悩んでいるなら、スチール製シェルフを選んでみてはいかがでしょうか。
置くものによって棚の高さを変えられるので、サイズにばらつきのあるキッチンの収納にも役立ってくれるはずですよ。
これから、スチール製シェルフの魅力と選び方をお伝えし、調味料・食器・鍋やフライパンに分けて収納方法をご紹介します。
スチール製シェルフの収納以外での活用方法もご紹介するので、そちらも参考にしてみてください。
キッチンで使いやすいスチール製シェルフの魅力
キッチンには、大小さまざまなサイズのものが存在します。
比較的サイズの大きい調理家電から、こまごまとした調味料類まで、その種類は多岐にわたります。
これらのアイテムを収納するためには、大容量で使いやすいシェルフを用意しましょう。
とくに、スチール製のシェルフがおすすめです。
スチール製シェルフの最大の魅力は、変幻自在な収納スペースにあります。
置きたいものによって棚の高さを変えられ、デッドスペースを限りなく小さくしてくれます。
また、耐久性に優れたスチール製なので、重たいものを置くのにも困りません。
くわえて、クールでスタイリッシュな見た目も魅力のひとつです。
そのままの見た目で使うのもいいですが、スチール製シェルフをアレンジするのもおすすめです。
小物をプラスしたり、表面を塗装したりするだけでも、だいぶ雰囲気は変わるはずですよ。
そして、お手入れが簡単なところもうれしい点です。
汚れがつきやすいキッチンだからこそ、サッと拭いて汚れを落とせるスチール製シェルフを選んでください。
キッチン用のスチール製シェルフの選び方
魅力あふれるスチール製シェルフですが、キッチン用に選ぶときにはどのような点に注意すればいいのでしょうか。
これから、キッチン用のスチール製シェルフの選び方をご紹介します。
◯設置場所
スチール製シェルフを選ぶときは、まずどこに設置するかをあらかじめ決めておきましょう。
設置場所によって選ぶスチール製シェルフのサイズが変わってきますので、設置後のイメージを頭の中で描いておいてください。
◯サイズ
設置場所が決まったら、その場所のサイズを計測しましょう。
サイズを測り間違えてスチール製シェルフが設置できない事態にならないよう、細かく計測してください。
◯棚板
キッチンにスチール製シェルフを設置する場合、棚にどのようなものを収納するのかをある程度決めておきましょう。
そこから逆算して、棚と棚の間の高さを導き出しておいてください。
その値によって、必要な棚板の枚数が分かるはずです。
◯耐荷重
スチール製シェルフは、種類によって棚板の耐荷重が違います。
調理家電など比較的重量のあるものが多いキッチンだからこそ、その重量に耐えられる棚板かどうかをチェックしておく必要があるでしょう。
キッチンの調味料をスチール製シェルフに収納!
キッチンに置くスチール製シェルフの選び方が分かったら、実際の収納方法を覚えていきましょう。
まずは、キッチンの細かな調味料を整理整頓していきます。
スチール製シェルフに調味料を収納したいときは、まずトレイを用意するといいでしょう。
その理由は、スチール製シェルフの棚板の形状にあります。
スチール製シェルフの棚板は、ポールを組み合わせただけの隙間が空いた状態です。
そこに、細かな調味料類を置いてしまうと、土台が不安定で棚板から落ちてしまうことも考えられます。
その点、トレイに調味料を置いて収納すれば、安定性が増します。
また、調理の際の使いやすさも増し、調味料をこぼしてしまっても簡単に掃除ができるでしょう。
ただ、調味料類の収納は生活感が出てしまうのが気になる点です。
もし、見た目を損なわずスチール製シェルフに調味料を収納したいなら、ガラス瓶に移し替えて容器をそろえてみてください。
スチールとガラスの無機質さが、キッチンのおしゃれなインテリアの一部として役立ってくれるはずですよ。
スチール製シェルフに食器を収納しよう!
つぎは、スチール製シェルフへの食器の収納です。
キッチンにある食器をスチール製シェルフに収納するときは、棚板の上にシートや布を敷きましょう。
スチール製の棚板の上に直接皿を置いてしまうと、割れの原因になってしまうかもしれません。
また、食器の雰囲気に合わせたシートや布を選ぶことで、目で見ても楽しめるおしゃれな食器棚としてキッチンを彩ってくれるはずです。
もし、お手元の食器に和風なものが多いなら、棚板の上に木板を敷くのもいいですね。
クールな印象のスチール製シェルフと、温かみのある木材を組み合わせることで、和モダンな雰囲気を持ったキッチンの完成です。
木板を敷くことで、棚板の安定性も増すので、収納したり取り出したりするときもスムーズに行えるでしょう。
スチール製シェルフへの鍋やフライパンの収納は?
続いて、キッチンの鍋やフライパンをスチール製シェルフに収納してみましょう。
鍋やフライパンなどは、形状がそれぞれ異なるので、積み重ねての収納が難しいですよね。
そこで、ぜひ試してほしいのが、鍋やフライパンを立てて収納することです。
スチール製シェルフに立てて収納することで、広いスペースを無駄なく使うことができます。
また、持ち手を手前にして収納することで、必要なときにすぐに取り出すことができるでしょう。
鍋やフライパンを立てて収納するときに役立つのが、事務用品としても使われるファイルボックスです。
とくに、片側が斜めに加工されているファイルボックスが使いやすいです。
サイズも豊富に揃っているので、お手持ちの鍋やフライパンのサイズに合わせて選んでみてください。
また、立てて収納する以外には掛けて収納するのもおすすめです。
スチール製シェルフのサイドにS字フックを掛けて、そこに鍋やフライパンの取っ手を引っ掛けます。
普段使うことの多い鍋やフライパンを取り出しやすい位置に収納することで、料理にかかる手間や時間も短縮することができますよ。
スチール製シェルフがキッチンの作業台に変身!
ここまで、スチール製シェルフへ収納することに重点を置いてお話をしてきましたが、スチール製シェルフの使い方はそれだけにとどまりません。
スチール製シェルフの使い方としてぜひ提案したいのが、作業台としての活用です。
キッチンで料理をしていて、盛り付けを行うスペースがないことを不便に感じることはありませんか。
パンやお菓子作りなどで、広い作業スペースが必要になることもあるでしょう。
そのようなときのために、スチール製シェルフを使って作業する場所を確保しておくと安心です。
まずは、腰の高さほどのスチール製シェルフを用意します。
その上に、隙間の空いていない棚板を設置しましょう。
これで、簡易的な作業台の完成です。
もちろん、作業台の下は収納スペースとしても使えるので、キッチンの収納力アップにも役立ってくれます。
キャスター付きのスチール製シェルフならば、キッチン内を移動させて使うこともでき、スペースの柔軟な使い方を模索できるはずです。
スペースの有効活用のためにスチール製シェルフが活躍!
キッチンという狭い空間だからこそ、スチール製シェルフで収納場所を確保してください。
トレイやシート、ファイルボックスなどのアイテムをプラスすることでも、キッチン用品を上手に収納することができますよ。
限られたスペースを有効活用することで、使いやすいキッチンにすることができるはずです。
整理整頓が行き届いたキッチンなら、毎日の料理づくりも楽しくなりますね。