シェルフは収納に欠かせない家具の1つです。
収納だけでなく、部屋の間仕切りとしても使えるため、家のさまざまな場所で活用できるでしょう。
シェルフの中でも「木製」タイプは、部屋の中を温かい雰囲気にしてくれて、リラックスできる空間に変えることができます。
木製シェルフを購入するなら、高機能で薄型のものがおすすめです。
今回は木製シェルフについて、特徴やおすすめ商品などを詳しくご紹介していきましょう。
木製シェルフの特徴
部屋で使うシェルフにはさまざまな種類がありますが、中でも人気が高いのが「木製」シェルフです。
木製シェルフは木の質感が前面に出たシェルフのため、部屋をぬくもりのある温かな空間に変えることができます。
木にはリラックス効果も期待できるため、アイアンシェルフなどに囲まれた部屋よりも、ゆったりとリラックスして過ごせる部屋にすることができるでしょう。
木製シェルフはシンプルなデザインが多く、どのようなインテリアにも溶け込みやすいというメリットがあります。
ナチュラルテイストの部屋はもちろん、シックな部屋や和モダンな部屋などに設置しても、違和感はないでしょう。
また、一口に木製シェルフといっても、薄型のもの、コンパクトなもの、大容量のものなど、さまざまな種類があります。
バリエーションも豊富なので、どのような場所で使用するのかを事前に決め、ポイントを押さえて選ぶことが重要です。
それらを踏まえて、次項では木製シェルフの選び方のポイントをご紹介していきます。
薄型?大容量?木製シェルフの基本の選び方
家具を購入する際は木製シェルフに限らず、事前にきちんとポイントを押さえた選び方をすることが大事です。
ここでは、木製シェルフの基本の選び方をご紹介していきます。
●サイズを把握しておく
収納したいものがどのくらいあるのか、また収納するもののサイズを確認しておきます。
木製シェルフを使いやすくするには、どこに物が置いてあるのか目で見てすぐに分かり、またさっと取り出せることが重要です。
スリム重視で薄型のシェルフを選ぶと、収納が飛び出してしまうこともあるため注意しましょう。
●だいたいの高さを決めておく
壁に寄せて設置するなら背の高いタイプ、部屋の間仕切りとして設置するなら背の低いタイプがおすすめです。
使用する場所によって適している高さは異なるため、事前に長さをはかって把握しておきましょう。
●連結しやすいもの
収納するものが増えていく可能性があるならば、後々を考えて連結しやすいシェルフを選びましょう。
重ねて設置するものや、横に連結できるものなど、カラーなどもこだわるとよりおしゃれになります。
●組み立てが簡単なもの
木製シェルフは組み立て式のものが多いです。
女性1人で組み立てる予定の場合は、事前に組み立て方法を確認しておき、重量がないか、また専門的な道具が必要ないか調べておきましょう。
次項からは、用途別のおすすめの木製シェルフをご紹介していきます。
木製シェルフに「本」を収納したい!おすすめは薄型?
前項の選ぶべきポイントを押さえて、ここからは用途別におすすめの木製シェルフをご紹介していきます。
まずは「本」を収納する場合で見ていきましょう。
本を木製シェルフで収納する際、「見せる収納」または「収納量が多いもの」のどちらかで選ぶ必要があります。
「見せる収納」とは、本や雑誌の正面がこちら側に向いて収納されているものです。
デザイン性があり、インテリアの一部として活躍します。
小さな子供がいる家庭では、子供が自分で好きな本を選びやすいというメリットがあります。
一方の「収納量が多いもの」は、図書館の本棚のように、背表紙を向けて縦に並んで収納されているものです。
同じスペースでも見せる収納より多くの本を収納でき、文庫分であれば薄型の木製シェルフを選ぶことで、部屋をすっきりと見せることができます。
事前にどちらのタイプにするか決めておくと、だいぶ絞りやすくなりでしょう。
また、本にほこりがつくのを懸念される方は、ブックケースがおすすめです。
ブックケースとは、ガラスなどの扉がついた木製シェルフです。
ほこりを避けることができるのはもちろん、子供が本を勝手に持ち出す心配もありません。
高級感があるので、シックなインテリアの部屋に良く似合うでしょう。
「洋服」のための木製シェルフ!おすすめは?
よく、洋服をポリプロピレンなどの透明のケースに収納している方を見かけます。
それでも収納する分には問題ありませんが、洋服を木製シェルフに収納すれば、部屋がワンランクおしゃれになり、気分を上げることにも繋がります。
また、透明ケースよりも見渡しやすく、目が行き届くことから虫食いを防止することにも繋がります。
洋服の収納におすすめの木製シェルフを以下でご紹介しましょう。
●ショップ風に収納するオープンシェルフ
アパレルショップのように、服を折りたたんで見せる収納にするのがおすすめです。
大きめのオープンシェルフを設置し、洋服をジャンルごとに分けて、畳んで収納しましょう。
どこに何がしまってあるか一目瞭然で、常に空気に触れているため虫に食われる心配もありません。
●ワードローブタイプ
ほこりが気になるなら、ワードローブタイプの木製シェルフがおすすめです。
ワードローブタイプとは、ハンガーポールがついた扉付きの衣装棚のことを言います。
薄型は選べませんが、サイズのバリエーションが豊富なので、コンパクトなものを選べば部屋に設置しても邪魔になりません。
少しヴィンテージ感のあるものがおしゃれでおすすめですよ。
「キッチン」の木製シェルフは薄型よりも大容量で選ぶ
キッチンは物が多いため、生活感が最も出やすい場所です。
そんな場所だからこそ、木製シェルフでおしゃれに演出し、雰囲気のあるキッチンにしたいですよね。
キッチンは水や火を使うことが多いため、木製の家具を使うことを心配する方もいるでしょう。
しかし、木製シェルフは水で濡れしまった場合でも、すぐに拭けば問題ありません。
長い時間放置すると、歪んだり変色したりする原因となるため、水に濡れたらすぐに拭きとりましょう。
また、オーブントースターなどで調理する場合、熱による木材の変形などが懸念されます。
しかし、熱によって天板が傷む心配はあまりありません。
家電製品のまわりのスペースを、ある程度あけておけば熱がこもる心配はないでしょう。
キッチンでおすすめの木製シェルフは以下です。
●カップボード
カップボードとは食器棚のことで、下は食器などをしまう収納棚があり、上は作業台として使うことができます。
作業台には炊飯器などの家電製品を置くことが可能です。
キッチンの広さに合わせて、薄型や大型のものを選びましょう。
●サイドボード
サイドボードは主にダイニングに設置するもので、食器など食卓に関連するものを収納する際に使用します。
機能性よりもデザイン性を重視したものが多く、インテリアに合ったサイドボードを選べば部屋をワンランク上にしてくれるでしょう。
ダイニングが広いなら、ぜひ取り入れたいアイテムです。
おすすめのおしゃれな木製シェルフをご紹介
ここでは、部屋をおしゃれに演出してくれる木製シェルフをご紹介していきます。
【不二貿易:ディスプレイシェルフ】
サイズ:幅120×奥行30×高さ174.5cm
重量:31kg
大容量の収納ができる、デザイン性の高いオープンシェルフです。
背板がないため、どちらからも収納できるので、部屋の間仕切りとしても使用できます。
これをリビングに1つ設置するだけで、おしゃれな雰囲気の部屋に変えることができるでしょう。
組み立て式なので、女性の方は2人以上で作業を行うようにしてください。
【三善:ディスプレイラック】
サイズ:幅80×奥行30×高さ81cm
重量:14kg
スタイリッシュな3段の薄型の木製シェルフです。
木材とパイプを組み合わせたシンプルなデザインのため、どのようなインテリアにも溶け込みます。
コンパクトなので、あまり広くない部屋でも圧迫感を感じることは少ないでしょう。
また、3段タイプのほかに4段、5段タイプがあるため、収納量に合わせて選ぶことができます。
部屋の収納は温かみのある木製シェルフがおすすめ
木製シェルフはシンプルなデザインが多いため、どのような部屋にも合わせやすいという特徴があります。
また、木材特有の温かみや、リラックス効果を感じることができるでしょう。
木製シェルフを購入するなら、事前に収納するものの量や大きさを把握しておく必要があります。
だいたいの高さも決めておくと、アイテムを絞りやすくなるでしょう。
ポイントを押さえて選んで、使いやすい木製シェルフを見つけてくださいね。