ユニットバスの床リフォームの方法とは?素材選びも大切

ユニットバスの床にひび割れが生じた場合には、補修リフォームが必要になります。

では、ユニットバスの床の補修リフォームにはどんな方法があるでしょうか。

また、ユニットバスの床リフォームに使用される素材の種類も気になります。

今回は、ユニットバスの床の補修リフォームの方法や素材の種類、かかる費用などを解説します。

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リフォームが必要なユニットバスの床の症状とは

ユニットバスの床は、一般的な浴室よりも下地が弱いという欠点があります。

その理由は構造にあり、多くのユニットバスの床は高床式になっていて、下地のコンクリートと床の間には空間があります。

したがって、高床式になっている場合は、強い衝撃が加わると割れやすいのです。

また、ユニットバスの床の素材には樹脂が使用されている場合が多いです。

樹脂という素材は耐久性があり浴室に向いていますが、経年劣化によって次第にもろくなります。

加えて、ユニットバスは湿気が発生しやすく温度が上下しやすいため、その影響によっても床が割れやすくなっていきます。

また、素材が樹脂の床は、紫外線による影響も受けやすいです。

近年ではユニットバスの照明に白熱電球が使用されることは少ないですが、白熱電球が主流だったときには発せられる微細な紫外線によって劣化が進むケースもありました。

このように、素材が樹脂のユニットバスの床は、長年使用しているとさまざまな原因から割れやすくなってしまうのです。

経年劣化によりひび割れた床は、補修リフォームが必要になります。

ユニットバスの床のひび割れを放置しているとどうなる?

前述のように、ユニットバスの床は長年使用するとともに、さまざまな原因で劣化していきます。

ユニットバスの床を浴室用の椅子でこすったり、重い物を落としたりすると、さらにひび割れしやすくなるため気を付けたいところです。

床と下地のコンクリートの間に空間があることから割れやすいこともわかりましたが、床にひび割れが起きている状態で放置しているとどうなってしまうのでしょうか。

ユニットバスの床がひび割れると、そこから水が入り、下地のコンクリートにまで流れてしまいます。

すると、ユニットバスの床下だけでなく、他の部屋の床下にまで流れた水が回ってしまう危険性があるのです。

こうなると厄介で、床下全体が湿気の影響を受けてしまい、腐敗の原因にもなってしまいます。

また、マンションやアパートなどで、2階以上の部屋に住んでいる方は、床下からの水漏れが下の階の部屋の天井にまで浸水してしまう危険もあります。

そうすると、その修理費用を弁償しなければならないケースもあるため、注意が必要です。

したがって、ユニットバスの床にひび割れが入った際には速やかに補修リフォームを行うことをおすすめします。

なお、賃貸物件にお住いの場合は、管理会社に連絡してから対応を待ちましょう。

ユニットバスの床がひび割れた場合のリフォーム方法とは

経年劣化などでユニットバスの床がひび割れた場合には、専門の業者に補修リフォームを依頼することをおすすめします。

一般的な、バスタブと床が一体になっているユニットバスの床がひび割れした際には、塗料を使って補修する場合が多いです。

ひび割れ部分にガラスファイバーなどで下地処理を施し、上から塗料を塗って仕上げます。

この場合のユニットバスの床の補修リフォームでは、耐水性に長けている特殊な塗料を使用します。

また、ユニットバスの床がタイルの場合のひび割れには、コーキング材やエポキシ系接着剤を使用して補修します。

水に強く、硬化性が非常に高いエポキシ系接着剤は、素材がタイルの床の補修にとても適しているのです。

加えて、ユニットバスの床の素材が床シートの場合のひび割れには、張り替えるリフォームで対応します。

これらの補修リフォームは、特殊な塗料を使っていたり、技術的にも難しいためDIYで行うのは避けた方が良いでしょう。

専門の業者に依頼して行うのが賢明と言えます。

次の章では、これらの方法でユニットバスの床を補修リフォームする場合にかかる費用について解説します。

ユニットバスの床の補修リフォームにかかる費用はどれくらい?

ユニットバスの床がひび割れした場合の補修方法がわかったところで、この章では補修リフォームにかかる費用について見ていきましょう。

まず、バスタブと床が一体となっているユニットバスの床の補修リフォームにかかる費用の相場は、およそ100,000円~200,000円です。

目安となる工期はおよそ3日間となります。

続いて、ユニットバスの床がタイルの場合の補修費用は、およそ30,000円からとなっています。

軽いひび割れで範囲も小さい場合には、1時間程度で補修が完了する場合があります。

しかし、前述したエポキシ系接着剤は、完全に固まるまで12時間程度かかります。

次に、床シートの張り替えにかかる費用は、およそ100,000円からとなっています。

床シートの張り替えリフォームはおよそ半日で完了しますが、コーキング材が完全に乾燥するまで12時間程度かかります。

また、既存の床シートを剥がす際に時間がかかる場合もあります。

ユニットバスの床リフォームに使う素材の種類

ユニットバスの床リフォームに使用できる素材にはどんな種類があるでしょうか。

まず、一般的な「樹脂素材」は、ユニットバス以外に在来工法の浴室にも使用されている汎用性のある素材です。

先ほども少し触れましたが、樹脂素材は耐久性があります。

また、水はけも良くお手入れがやすい素材でもありますが、汚れやすいというウィークポイントもあります。

続いて、近年よく使用されている注目の素材が「FRP素材」です。

FRPとは「Fiberglass Reinforced Plastics」の略で、繊維強化プラスチックという素材です。

ガラス繊維や炭素繊維などの強化繊維をブラスチックに配合することで、強度を出した素材になります。

タフな素材で防水性に長けており、ユニットバスの床にとても適しています。

次に「タイル素材」ですが、こちらは在来工法で多く取り入れられている素材になります。

ユニットバスにも使用されることがありますが、一般的なタイルは水はけがあまり良くないです。

しかし、コルクタイルなどの滑り止め効果のある機能性タイルも存在するため、選ぶ際にはその機能に注目してみると良いでしょう。

ユニットバスの床リフォームに適した床シートとは?

これまでにも少し触れてきましたが、ユニットバスの床リフォームに使用される素材には「床シート」という物があります。

床シートは、ユニットバスの床に貼るだけで簡単に補修リフォームができる素材で、クッション性や防水性に長けています。

もともと床シートのユニットバスの場合は、張り替えリフォームで対応することになりますが、その他の床材の場合には基本的にその上から床シートを貼ってリフォームすることになります。

そのため、既存の床材が経年劣化などで状態が悪い場合にはリフォーム業者に相談して見てもらった方が良いでしょう。

また、床シートの種類には「衝撃吸収型」や「キャスター走行重視型」といった物があります。

衝撃吸収型は凹凸がありクッション性が高い点が特徴で、転倒した際の衝撃を吸収します。

そして、キャスター走行重視型は、福祉施設の浴室などにも用いられています。

浴室を車いすなどで走行した際に、タイルは目地の凸凹で震動が伝わってしまいますが、キャスター走行重視型の床シートは震動が少なく滑らかな走行をすることができます。

ユニットバスの床リフォームは適した素材を選んで!

ユニットバスの床が経年劣化などでひび割れしてしまった際には、専門の業者に依頼してリフォームしましょう。

ひび割れを放置していると水漏れが床下まで回ってしまうこともあり危険です。

また、ユニットバスの床リフォームに使用される素材には、樹脂素材やFRP素材、床シートなどがあります。

費用や機能性などを考慮して最適な素材を選んでみてください。