ユニットバスの換気扇が故障しているかを確認!修理は可能?

最終更新日:2019/03/10

自宅がユニットバスで、「換気扇の調子が良くない」と困っている人はいませんか?

今回は、ユニットバスの換気扇が故障しているのかどうかを確認する方法や、修理方法などについてご紹介していきます。

また、注意事項などもお伝えしていくので、しっかりと確認して自宅の換気扇をチェックしてみましょう。

壊れていなくても故障だと思い込んでいることがありますから、1つずつ見ていきましょう。

ユニットバスの換気扇の調子が悪い!修理が必要?

「なんだか最近、自宅のユニットバスの換気扇が調子悪い…」という場合でも、すぐに修理をしなければならないというわけではありません。

まず先に、幾つか確認してみて、それから判断しても遅くはないのです。

換気扇の調子が悪いという場合には、次のことを確認してみましょう。

【換気扇の使用期間を調べてみよう】

ユニットバスの換気扇にも寿命があります。

自宅のユニットバスの換気扇の使用期間がどれくらいなのか、を調べてみましょう。

【定期的に掃除はしているのか確認しよう】

ユニットバスの換気扇の掃除は定期的に行われているのか、を確認してみましょう。

【異音がするかどうか確認してみよう】

ユニットバスの換気扇のスイッチを入れて、動かしてみて異音がするかどうか確認してみましょう。

まずは、上記のことを確認してみましょう。

ユニットバスの換気扇が10年以上経過!修理できる?

自宅のユニットバスの換気扇が「調べてみたらすでに10年以上経過している」という場合には、経年劣化による故障である可能性が高くなります。

その場合、修理はできるのでしょうか。

ユニットバスの換気扇は他の家電などと同様に、使用開始から10年ほどで寿命を迎えると言われています。

しかし、10年というのはあくまで目安であり、使用頻度や環境などによっては、大きく前後することがあります。

例えば、24時間換気扇をつけている場合には、ユニットバスの換気扇の寿命がもっと短くなることでしょう。

そこで、自宅のユニットバスの使用頻度なども考慮して、使用期間がどれくらいなのか調べていきます。

明らかに経年劣化であることがわかる場合には、修理よりは交換になることがほとんどかと思います。

もちろん修理もできることはありますが、交換するよりも費用がかかってしまったり、交換するよりもっと労力を要したりすることがあります。

自宅のユニットバスの換気扇が古いタイプの場合には、修理するにも部品がなかったりすることがあるので、その場合には修理することは難しくなるでしょう。

また、修理の際には注意事項もあるので、後に記載します。

ユニットバスの換気扇を掃除しているのかチェックしよう!

次に、定期的に自宅のユニットバスの換気扇が掃除してあるのか、チェックしてみましょう。

もし、「最近換気扇の掃除はしていない」という場合には、換気扇の調子が悪いのは、掃除をしていないことによる埃の蓄積に原因がある可能性があります。

その場合には、まずユニットバスの換気扇の掃除をしてみましょう。

修理を考える前に掃除をしてみることで、問題が解決することがあります。

換気扇の羽根部分などに埃が付着して、上手く換気できていないことや、羽根が回っていないこともあります。

埃を取り除くことができれば、再び正常に換気できるようになることもあるので、しばらく掃除していない場合はきれいにしてみましょう。

定期的に掃除をすることで、埃などによる換気扇のトラブルも少なくなるので、こまめに掃除することがユニットバスの換気扇の寿命を延ばすことにも繋がります。

また、調子が悪くなってから換気扇の掃除をすると、埃の量なども多くなってしまい、掃除するのが大変になります。

しかしながら、定期的に掃除をしていれば毎回の作業も簡単になるはずです。

期間を決めて掃除する習慣を身につけましょう。

ユニットバスの換気扇から異音がするか確認しよう!

自宅のユニットバスの換気扇のスイッチを入れてみて、換気扇から異音がするかどうかをチェックしてみましょう。

上記のように、しばらく掃除をしていない場合にも、換気扇から異音がする場合があります。

また、換気扇の回転軸のオイル不足により、換気扇から異音がする場合もあります。

スイッチを入れてみて異音がするようであれば、埃の他にも確認してみることがあるので、ご紹介していきます。

換気扇の回転軸のオイル不足の場合には、潤滑油を足してみましょう。

スムーズに回転できるようになり、異音が解消されることもあります。

注意点として、最近の換気扇には潤滑油不要の素材が使われていることもあるので、潤滑油を足す場合には、そのことも同時に確認しておきましょう。

さらなる故障の原因になる可能性があるので、その場合は修理が必要になってしまうことがあります。

また、換気扇のカバーなどに、がたつきがある場合なども異音がすることがあります。

その場合には、ビスなどがしっかりと固定されているかどうか確認しましょう。

もし、カバーなどが緩い場合は、もう1度しっかりと締めなおすことで、異音を解消できることもあります。

スイッチを入れても動かない!修理方法は?

自宅のユニットバスの換気扇が、スイッチを入れても動かず、掃除も定期的にしていて、使用年数がかなり経過していた場合には、換気扇の寿命を迎えたと判断できるでしょう。

その場合の修理方法にはどんなものがあるのか、ご紹介していきます。

換気扇の修理や交換などには資格が必要になります。

「電気工事士」という資格が必要になるので、資格を持っていない人は作業をすることはできません。

これは、換気扇は配線をしなくてはいけないので、その配線工事などが電気工事になるからです。

修理や交換をするときに、配線ミスなどにより漏電、感電などの危険性があることから、資格を持っていない素人が行うと非常に危険です。

換気扇の取り付け自体に資格は必要ないようですが、結局電気を通さなければ換気扇は使えないので、資格を持った業者に依頼することになるでしょう。

寿命を迎えた換気扇は、修理というよりは交換になるので、近所の電気屋さんや管理会社、大家さんなどに連絡してみましょう。

ユニットバスの換気扇の掃除や点検時の注意事項

ユニットバスの換気扇の掃除や点検時、修理時などの注意事項についてまとめてお伝えしていきます。

事故や怪我の原因になることもあるので、しっかりと確認しておきましょう。

まず、上記でもお伝えしましたが、換気扇の配線工事などには資格が必要になることを覚えておきましょう。

繰り返しになりますが、もし素人が配線などをした場合には、漏電、感電などの危険性があります。

また、場合によっては火災に繋がることもあるでしょう。

「慣れているから大丈夫」ということはありませんので、資格がない場合には素直に業者に依頼してください。

次に、換気扇の掃除や点検時の注意事項ですが、換気扇の掃除、点検をする際には、必ず換気扇のスイッチをオフにして、ブレーカーも落としておきましょう。

もし、内部の羽根を掃除しているときにファンが動き出したら、大怪我してしまうかもしれません。

掃除をする際やがたつきを点検する際には、スイッチやブレーカーがオフになっていることを確認してから作業しましょう。

「カバーのチェックだけだから」という場合にも、念のためオフにしておくと安心です。

しっかりと安全を確保して作業を行うことが、なによりも重要です。

上記の注意事項をしっかりと確認しておきましょう。

換気扇の修理・交換は業者に依頼しよう!

定期的な掃除や点検は、換気扇の寿命を延ばすことに繋がり、よりトラブルも少なくなります。

しかし、長年使用していたりする場合には、換気扇は寿命を迎えてしまったり、どうしても調子が悪くなってしまいます。

そうなった場合は、修理や交換が必要になります。

修理や交換をする際には、プロの業者に依頼しましょう。

プロの業者に依頼したほうが、より的確に、安全に換気扇の修理や交換ができます。

決して無理をしないことが大切です。