ユニットバスの排水口の詰まり!対処法と掃除方法は?

最終更新日:2019/03/10

ユニットバスの排水口の流れが悪い、逆流するといった状態の場合は、排水口の詰まりが考えられます。

もし、排水口が詰まってしまった場合の対処法や、排水口の掃除方法についてご紹介していきます。

普段からユニットバスの排水口の掃除を行なっていれば、詰まりの発生も軽減できる可能性があります。

基本的な掃除方法で、詰まりをしっかり予防していきましょう。

ユニットバスの構造を知ろう!排水口はどうなってる?

ユニットバスの排水口の詰まり予防、掃除方法をご紹介する前に、ユニットバスの排水口の構造について知っておきましょう。

どのような構造になっているのか知っていれば、もし詰まりが発生した場合などでも問題解決しやすくなります。

また、普段から詰まりやすい箇所がわかっている方が掃除もしやすくなるでしょう。

ユニットバスの排水口は、浴槽内の水を排水する排水口と洗い場の水を排水する排水口の計2箇所の排水口があります。

それぞれの排水口は床下で繋がっています。

基本的には、浴槽内の排水が洗い場の排水に合流する形になっていることが多いです。

そして、合流した水が下水管などの排水パイプに繋がって、部屋の外に排水されていきます。

また、浴槽と洗い場の排水口の下にある排水パイプの中は、常に水がある状態になっています。

全ての水が下水管に流れていくわけではありません。

これは、下水管からの臭いをシャットアウトする役目があります。

しかし、長期間使用していなかった場合には、中の水が蒸発し、下水の悪臭が排水口から漏れてくることもあります。

また、詰まりに関しては、これらの排水口内で髪の毛やゴミなどが引っかかり、溜まることで発生します。

では、詰まってしまった場合の対処法からご紹介していきましょう。

ユニットバスの排水口が詰まった!対処法をご紹介!

ユニットバスの排水口が詰まってしまった場合の対処法をご紹介していきます。

まずは、詰まりの原因について考えていきましょう。

上記でも触れましたが、排水口のつまりの原因は、髪の毛やゴミ、石鹸カスや皮脂などの汚れが主な原因として挙げられます。

詰まりの対処法としては、市販されているパイプクリーナーを使ってみることが、まずおすすめです。

「パイプユニッシュ」などの掃除用品で、詰まりの多くは解決できると言えます。

手順としては、まず洗い場の排水口にお湯を入れて排水口内を温めておきます。

排水口内を温めておくことで、よりパイプクリーナーが効果的に使うことができるからです。

次に、洗い場の排水口にパイプクリーナーを流し込んでいきます。

流し込んだら、15分~30分ほど放置します。

使用するパイプクリーナーによっては、放置時間や使用量は異なりますので、説明に従って行ないましょう。

放置したら、多めの水で流しましょう。

このときにしっかり流れているか確認して、問題なければこれで詰まり解消となります。

このように対処法をお伝えしましたが、普段掃除をこまめにしておくことで予防することができます。

対処しなければならないほど、詰まる前に掃除を行いましょう。

続いて、ユニットバスの排水口の掃除方法についてご紹介していきます。

毎日こまめに!排水口の掃除方法をご紹介!

先程もお伝えしましたが、ユニットバスの排水溝を詰まらせないようにするためにも、普段からこまめに掃除しておくことが大切です。

ちょっとした簡単なことでも、詰まり予防になります。

そこで、毎日できる簡単な排水口の掃除方法をご紹介していきます。

詰まりの原因となるものは、上記で取り上げました。

つまり、それらを毎日取り除けば、詰まりの予防に繋がります。

毎日することなので、なるべく簡単にできることが重要です。

まず、用意するものとしては、ティッシュと割り箸があれば大丈夫です。

髪の毛や石鹸カスなどは、お風呂の使用後に出るものなので、毎日お風呂から出る際に行なうのがおすすめです。

お風呂から出るときに、シャワーを使って軽く浴槽内を洗い流します。

このとき浴槽内に付いた髪の毛などを集めるように流すのがポイントです。

あまり流しすぎてしまうと、そのまま排水口に流れていってしまうので注意しましょう。

排水口付近に集まった髪の毛や汚れを、ティッシュを使ってまとめて取ります。

また、排水口に引っかかっているゴミは割り箸を使って取りましょう。

これだけでも、毎日行なえば詰まりの予防になります。

ユニットバスの排水口を徹底的にキレイにする掃除方法!

上記でご紹介した掃除方法でも、ユニットバスの排水口をある程度キレイにすることができます。

しかし、徹底的にキレイにしたい場合には、上記以外の掃除方法があります。

毎日行なうのは大変なので、こちらは定期的に行なうのがいいでしょう。

では、その掃除方法をご紹介していきます。

用意するものは、ゴム手袋と使い古しの歯ブラシがあればいいでしょう。

まず、ゴム手袋を装着して排水口の蓋を外しましょう。

蓋を外すと、さらに外れるカップのような部品があります。

それも外していきます。

そして、それらの部品を歯ブラシを使って磨いていきます。

細かい汚れも歯ブラシで落とせると思います。

部品が磨き終わったら、次に排水口の内部を磨いていきましょう。

歯ブラシを使い、届く範囲で磨いていきます。

このような掃除方法で、汚れはかなり落とせます。

しかし、大変な作業になるので、定期的に行なうようにしましょう。

便利な掃除グッズを使った簡単掃除方法をご紹介!

最近では、手軽に使える掃除グッズが豊富にあります。

便利な掃除グッズを使った、簡単なユニットバスの排水口掃除方法をご紹介していきます。

【Andexi:ユニットバス用 ゴミ受け ヘアキャッチャー】

排水口の直径76mm~100mmに対応したゴミ受けです。

排水口に取り付けておくだけで、髪の毛などをキャッチしてくれるので、楽にゴミを取ることができる商品です。

ユニットバス用となっていますが、サイズが合えばキッチンなどでも使える優れものです。

価格は、ホームセンターやネット通販などで1,000円以下で買うことができるので、おすすめです。

【ガオナ:これカモ お風呂の排水口シール】

こちらも使い方は上記のものとほぼ同じですが、使い捨てになっています。

取り付けておくと、どうしても汚れていきますが、こちらは毎日付け替えることができるので衛生的です。

直径100mm、120mm、150mmと対応しているので、上記のヘアキャッチャーでは小さいという人におすすめです。

サイズや枚数によっても価格が異なりますが、ホームセンターやネット通販などで、1,500円前後で買うことができます。

ユニットバスの排水口の詰まり解消を業者に依頼した場合の費用は?

しばらく、排水口の掃除をしていなかった場合には、やがて排水口が詰まってしまいます。

また、普段しっかりとした掃除方法で掃除でしているにもかかわらず、詰まってしまったという人もいるかもしれません。

そんなとき、上記でご紹介した方法などで詰まりを解決できなかった場合は、業者に依頼するという形になってしまいます。

その場合は、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

できれば回避したい出費ですが、ユニットバスの排水口の詰まりでかかる費用についてご紹介していきます。

排水口の詰まりの場合、詰まりの程度や状態により前後しますが、5,000~20,000円の間がおおよその目安としてこの価格が挙げられています。

詰まりを発生させないためにも、こまめに掃除してなるべく無駄な出費を抑えましょう。

日ごろのこまめな掃除は確実に詰まり予防になる!

日ごろからこまめに排水口の掃除を行なっていれば、確実に詰まりの予防になります。

少し面倒かもしれませんが、便利な掃除グッズの活用や、定期的な排水口の掃除でしっかりと詰まり予防しましょう。

また、排水口の汚れが目立つユニットバスよりも、キレイで清潔な方が入浴していても気持ちいいものです。

衛生的なユニットバスを保つためにもこまめな掃除を心がけましょう。