ユニットバスの換気扇が動かない!原因や修理方法は?

最終更新日:2019/03/11

いざ換気扇をつけようとしたときに、「ユニットバスの換気扇が動かない」となりますと困りますよね。

入浴中などのときに、換気扇が動かないと湿気がこもってしまいます。

今回は、ユニットバスの換気扇が動かなくなってしまったときの原因や対処法、修理方法などについてご紹介していきます。

このような事態に陥ったときに、慌てず対応できるようにしっかり確認しておきましょう。

ユニットバスの換気扇が動かない?まずは確認してみよう!

ユニットバスの換気扇が動かない、動いていない場合は、まずは慌てずに状態を確認してみましょう。

リモコンなどでスイッチは入るのか、動いていないのか、吸い込んでいないのか、換気扇の状態がどのようになっているか把握しましょう。

換気扇が動かない場合、経年劣化による故障の可能性があります。

おおよその寿命とされているのが、8年~10年ほどと言われています。

取り付けから10年前後で換気扇が動かない、といった状態になっているのであれば、経年劣化による故障を疑ってみてください。

また、年数がそれほど経っていない場合でも、使用時間などによっては故障する可能性があります。

特に24時間換気している人は、目安よりも寿命が少し短くなることを覚えておきましょう。

リモコンなどでスイッチが入らない場合には、換気扇自体に問題がなかったとしても、リモコン側、電源スイッチ側の故障で動かないということがあります。

電源が入っても、吸い込んでいない、吸い込みが弱いといった場合には、換気扇が動いていないということが考えられます。

この場合は、換気扇のフィルターなどに埃が溜まって換気扇が回っていない可能性があります。

一見、正常に動いているように思えますが、確認してみると吸い込んでいないことがわかるはずです。

この場合も実際には動いていないことになります。

換気扇の状態によって対処法が異なるので、状態をしっかりと確認してみましょう。

経年劣化による故障で換気扇が動かない場合

上記でお伝えしたように、ユニットバスの換気扇もキッチンなどの換気扇と同様、経年により劣化していきます。

取り付けから長期間が経過している場合には、換気扇が動かないのは経年劣化による故障と言えるでしょう。

換気扇本体の故障の場合には、換気扇の交換作業が必要になりますが、リモコン式などの場合には、リモコンのほうが故障していることもあります。

リモコンの交換などの対応で、換気扇が動くようになることもあるので、換気扇本体とリモコン両方の確認が必要です。

まずは、換気扇に電源が通っているか確認してみましょう。

ブレーカーが落ちていないか、ユニットバス内の照明はつくか確認してみて、照明がついても換気扇が動かないといった場合は、換気扇の故障であると判断できます。

リモコンも同様に、電源が通っているかどうか確認してみましょう。

リモコン側でスイッチが入るのに換気扇が動かない場合は、やはり換気扇の故障と言えます。

リモコン側のスイッチが入らない場合は、リモコンの故障ということも考えられます。

どちらの場合でも修理が必要になります。

ユニットバスの換気扇は自分で修理できる?

ユニットバスの換気扇が故障して動かないとわかったら、修理や交換をしなくてはなりません。

換気扇は自分で修理できるものなのでしょうか。

詳しくご紹介していきます。

換気扇の修理や交換作業は有資格作業となるので、多くの人は自分で修理することはできないことになります。

そのため、業者に依頼することになるでしょう。

電気工事の資格を持っている人の場合は、自分で交換作業を行なうことはできます。

しかし、専門知識が必用になるので、不安な場合などにはしっかりとした専門の業者に依頼したほうがいいでしょう。

配線トラブルなどで、交換した換気扇に不具合が生じてしまったり、漏電などによる火災の可能性もあるので、無理に修理はしないほうがいいと言えます。

資格が必要になるので業者に修理依頼しよう!

上記でお伝えしたように、ユニットバスの換気扇の修理、交換作業には資格が必要になります。

たとえ資格を持っていたとしても、少しでも不安な場合は業者に修理依頼しましょう。

では、業者に修理依頼した場合には、どれほど費用がかかるのでしょうか。

換気扇が動かないといった故障の場合の修理費用をご紹介していきます。

おおよその修理費用の目安を下記にまとめるので、参考にしてみてください。

【換気扇の修理費用相場】

約5,000円~15,000円

【換気扇の交換費用相場】

約25,000円~40,000円(交換する換気扇のタイプにより、費用は大きく前後すると言われています)

換気扇の修理の場合は故障箇所によりますが、比較的安く修理できるようです。

換気扇の交換の場合は、費用も大きくなります。

経年劣化による故障の場合には、ほとんどが交換になります。

いくつか業者があるようであれば、見積もりをとることも大切ですね。

ユニットバスの換気扇が動かないのは埃のせい?

換気扇の故障ではない場合は、埃が原因となっていることもあります。

ユニットバスの換気扇が動かないのは、定期的な掃除が行なわれていなかった場合にも起こります。

電源やスイッチが入っても、換気扇が動いている様子はなく、吸い込んだりもしていない場合は、埃でフィルターやファンが詰まっている可能性があります。

業者に依頼する前に、自分でチェックしてみましょう。

換気扇のカバーは簡単に外すことができるので、1度開けて中を見てみましょう。

しばらく掃除していないといった人は、換気扇が動かないのは、埃による詰まりが原因であることが多いです。

ユニットバスは意外にも埃が多く発生します。

気づかない内に少しずつ埃が換気扇に吸い込まれて、やがてファンが回らなくなるほどに詰まってしまうこともあります。

その場合は、換気扇の掃除をして、埃を除去することができれば、再び換気扇は動くようになります。

定期的な掃除をしていないという人は、まず換気扇の掃除をしてみましょう。

ユニットバスの換気扇の掃除方法をご紹介!

ユニットバスの換気扇の掃除方法をご紹介していきます。

換気扇が埃で詰まって動かない、ということがないように定期的に掃除を行ないましょう。

ユニットバスに限らず、お風呂の換気扇の掃除はなかなかしづらい印象があります。

しかし、掃除をしないでいると、上記のように埃が詰まったり、換気扇本体の寿命を縮めてしまいます。

まずは、換気扇のスイッチを切りましょう。

換気扇が回っていると非常に危険なので、必ずスイッチがオフになっていることを確認しましょう。

換気扇のカバーを外し、本体内部のファンを掃除していきましょう。

キッチン用の中性洗剤を染み込ませた布を用意し、ファンを拭いていきます。

その後ファンをしっかりと乾かして、カバーを戻して終了です。

目安として、3ヶ月に1回ほど定期的に行なうのが理想です。

埃が溜まることで、カビの発生などにも繋がるので、こまめな掃除で清潔に保ちたいですね。

定期的な掃除が大切!故障場合は業者に依頼を!

ユニットバスの換気扇は、定期的な掃除をすることで、本体寿命をなるべく縮めず使うことができます。

埃が詰まって動かないこともあるので、こまめな掃除は大切です。

また、経年劣化による故障の場合は、専門の業者に修理依頼をしましょう。

原因を突き止め、慌てずに正しい対応をできるように、しっかりと確認しておきましょう。