座椅子に合ったローテーブルはどう選ぶ?おすすめをご紹介!

最終更新日:2020/04/26

手軽な座椅子は、床での暮らしが馴染み深い日本人にとって、安心感のあるくつろぎアイテムです。

そんな床の暮らしにマッチする座椅子には、脚の短い「ローテーブル」が欠かせません。

洋風から和の座卓まで種類は様々ですが、ローテーブル選びでまず求められるのは、テーブルの高さがちゃんと座椅子と合っているかという点です。

この記事では、座椅子に合わせたローテーブルの選び方や、おすすめのローテーブルについてお話ししていきます。

床文化と相性抜群の座椅子!ぴったりなローテーブルを選びたい

座椅子に合ったおすすめのローテーブルについてご紹介する前に、まずはローテーブル選びに重要な座椅子の特徴についてよく知っておく必要があります。

そもそも座椅子とは、地べたに直置きする脚のない簡易な椅子で、背もたれに寄りかかるように使用します。

旅館などの和室では、座布団と共に使われることが多く、畳やコタツのような床文化を持つ日本特有の椅子といえます。

近年では、ソファさながらの弾力あるふかふかな座椅子も増えており、さらに背もたれを調節するリクライニング機能も一般的に見られるようになりました。

また、小ぶりな座椅子は、ソファのようにスペースをとらないことも大きな魅力で、コンパクトで快適な空間を手軽につくりだしてくれます。

そんな座椅子にぴったりのローテーブルを選ぶことができれば、文句なしのくつろぎ空間を手に入れられ、暮らしもより心地良くなるはずです。

では、次項からローテーブルについて詳しくお話ししていきましょう。

そもそもローテーブルとは?

そもそもローテーブルとは、ソファの前に置いて使う背の低いテーブルを指します。

リビングで用いられることから、「リビングテーブル」や「センターテーブル」と呼ばれることもあります。

歴史的には、西洋においてコーヒーを飲むためにつくられた「コーヒーテーブル」が起源とされ、今ではソファの座面と同じくらいの高さのローテーブルとセットにお茶を楽しむのが基本のスタイルです。

また、ローテーブルの一種に、日本の「座卓」が挙げられます。

座卓とは、畳に座って使う脚の短いテーブルで、いわゆる一家団欒の象徴でもあるちゃぶ台などを指します。

いわば日本の昔ながらのローテーブルといえます。

近年では、フローリングにマッチした洋風座卓も多く登場していますが、厳密に西洋でいうローテーブルとの違いは、座卓のほうが高さが低いことです。

というのも、床と切り離された西洋では、ソファや椅子の座面と同じ目線でテーブルがつくられていることに対し、日本では床と同じ目線でテーブルがつくられています。

そのため、座椅子に合わせてローテーブルを選ぶ場合、一般的なローテーブルでは座椅子に対し少し高めとなり、座椅子と合わないことが考えられます。

したがって、座椅子に合わせるには、座卓の高さを目安に検討することがおすすめとされます。

座椅子に合ったローテーブルの選び方!テーブルの高さをチェック

座椅子に合ったローテーブルを選ぶためには、座卓の高さを目安にすることがおすすめで、要は使用用途によってテーブルの高さの違いを把握することが大切です。

これを把握していないと、座椅子に合わせてローテーブルを買ったはずが、「テーブルの高さが高すぎた」という事態になりかねません。

では、座卓の高さを目安にするとはいえ、具体的にローテーブルの高さはどのくらいがおすすめなのでしょうか。

まず、ちゃぶ台などの座卓でお茶を飲んだり作業をする場合、テーブルの高さは床から30~40cmが望ましく、これは人間工学的に座りやすい高さとも言われています。

つまり、座椅子の場合も、座卓を参考にした30~40cmの高さのローテーブルを選ぶのがおすすめでしょう。

なお、一般的なソファと合わせたローテーブルを選ぶ場合は、座卓よりも少し高い40~45cm、座面の高いソファであれば、55~65cmの高さを目安にすると使いやすいでしょう。

ただし、これはあくまでも目安の高さなので、実際に選ぶときは持っている座椅子の高さはもちろん、体型などを考慮して検討するようにしてください。

座椅子にしっくり使いやすい!おすすめの「おにぎり型折りたたみテーブル」

これまでに、座椅子の特徴やローテーブルの選び方についてお話ししてきました。

ここからは座椅子の高さを踏まえて、おすすめのローテーブルをご紹介していきましょう。

一つ目にご紹介するのは、年間500本の売り上げを誇る「koti おにぎり型折りたたみテーブル」です。

まず、このローテーブルの特徴は、天板の形がおにぎり型である点です。

天板には、一般的に円や長方形などの形がありますが、おにぎり型であるのはなかなか見たことがない形ですよね。

この形は人間工学的な使いやすさが反映されたもので、例えば大人3人が使う場合、自然に向き合う形になります。

それに加え、おにぎり型は複数人で使ってもスペースが確保できるような設計になっていて、横幅は約80cm、テーブルの高さは35cmなので、座椅子に座りながらゆったりとくつろげます。

それでいて、折りたためる収納性も人気要素の一つでしょう。

また、天板には和洋いずれの家庭にも馴染むウォールナットが採用され、強度はもちろん、美しい木目でインテリア性を損ねることもありません。

なお、参考価格は8,963円(税込み)とリーズナブルです。

気になる方はぜひチェックしてみてください。

座椅子に合うおすすめのローテーブル!「ニトリ 伸長式座卓」

次におすすめする座椅子に合ったローテーブルは、「ニトリ 伸長式座卓(リベラルDBR)」です。

前項でご紹介したテーブルよりも天板が120cmとやや大きいですが、何よりも注目したいのは「伸長式」という利便性です。

テーブル中央をスライドすることで、収納された天板を取り出せ、120cmから最大150cmのサイズにすることが可能です。

将来家族が増えたときに、座椅子に座りながら一家団欒で過ごすことはもちろん、人を招いてホームパーティーをするときなどにも活躍します。

また、テーブルのカラーはライトブラウンとダークブラウンの2色で、和洋問わない合わせやすい色を展開しています。

デザインも丸みを帯びたやわらかな和モダンで、飽きがこないシンプルさが魅力的ですね。

なお、参考価格は20,268円(税込み)です。

テーブルの高さは29.5cmなので、座椅子にぴったりのローテーブルです。

シャビーシックなインテリアにおすすめ!「OLD ASHIBA 折れ脚座卓」

最後にご紹介する座椅子に合ったローテーブルは、「WOODPRO OLD ASHIBA 折れ脚座卓」です。

こちらのローテーブルは、何よりも味わい深い古めかしい風合いが魅力的で、近年流行しているシャビーシックインテリアとして人気を集めています。

天板は何年も使い込んだ足場板古材が厳選されたもので、シャビーシックな風合いを醸し出しています。

実用的なテーブルとしての機能だけでなく、和洋問わずに部屋のインテリアにぐっと深みを持たせてくれるので、部屋のおしゃれにこだわりたい方にはおすすめのローテーブルといえます。

また、カラーバリエーションは、無塗装から透明、薄茶、鶯(うぐいす)茶、錆茶、濃茶、灰白などの塗装仕上げがあります。

無塗装であれば、自分好みのカラーで塗装をすることもできるので、DIYが好きな方にはおすすめです。

さらに、折れ脚座卓なので、使わないときには脚を内側にたたむことで収納しておけます。

なお、受注生産になるため、納期は10日~2週間程度かかることを把握しておきましょう。

テーブルの高さをよく確認しよう

ローテーブルには、一般的なソファの高さに合わせたテーブルや座椅子に合った座卓がある、ということを把握しておく必要があります。

購入してから「座椅子と合わなかった」という事態にならないように、あらかじめテーブルの高さをしっかり確認しておきましょう。

座椅子に合ったローテーブルで、より快適にくつろぎライフを送りましょう。