賃貸の場合は、基本的にご自分で勝手にカーテンレールを取り付けることはできないでしょう。
しかし、中古物件を購入した際には、ご自分でも取り付けることは可能です。
それでもカーテンレールの取り付けをご自分で行うのは難しいと感じる場合もあるでしょう。
その場合は、業者に取り付けを依頼するといいでしょう。
一般的な工務店からカーテンの専門業者、レールの販売店との提携業者など、様々な選択肢があります。
業者へ依頼するメリットやデメリット、特に気になる取り付け費用についてもまとめてみました。
少しでもコストを下げる裏技や、業者選びに役立つサイトなども紹介しつつ、業者への依頼について考えてみましょう。
カーテンの取り付け業者は様々!
カーテンの取り付けを請け負ってくれるのは、どのような業者でしょうか。
一般的に、大手のカーテンやカーテンレールの販売店が発注する、工務店がこの業者の1つに当てはまります。
この工務店というのは、内装屋や設備屋、美装業者とも呼ばれ、主にクロスの張り替えやキッチン、トイレ、ユニットバスなどの取り付けを行う業者の総称です。
カーテンに関する仕事に特化しているわけではないので、取り付け場所やレールの種類によっては、作業に時間が掛かることもあるといわれています。
もう1つは、カーテンやレールの販売店と提携している専門業者が挙げられます。
カーテンに関する深い知識をもった専門の業者なので、レールの取り付けをはじめ、取り外しや修理などを一緒にお願いすることもできます。
しかし、これらの工務店や専門業者の場合、基本的にはマージン料が発生するので、少し割高になることもあります。
更に、カーテンやレールを自社で販売し、取り付け工事を行っている業者もあります。
カーテンやレールを購入すると取り付けまで行ってくれるので、作業がスムーズに進み、取り付けの費用も他の業者に依頼するよりも、安く済むこともあるでしょう。
まずは、このような各業者の特徴をしっかり理解しておきましょう。
カーテンの取り付けを業者に依頼するメリットは?
ご自分でも取り付けることは可能といわれているカーテンを、業者にお願いするメリットを考えてみましょう。
カーテンの取り付けは、レールの取り付け作業がメインになってきます。
このレールには様々な種類のものがあり、取り付け場所によっては特殊な工具がいる場合もあります。
専門の業者なら、どんなレールにも素早く対応し、必要な工具も用意されていますので、作業がスムーズに進みます。
ご自分で取り付けを行うと、ものすごく時間が掛かることもありますが、業者次第でもありますが、業者の方の手に掛かれば、1箇所につき15分ほどの作業時間で済みます。
もちろん、カーテン全般に対する知識も深く、それに伴った技術も持ち合わせていらっしゃるプロの方ばかりなので、仕上がりに関してはいうまでもありませんね。
また、基本的にレールの取り付けは、高所での作業になることがほとんどですので、安全面を考えても、専門の方にお願いするのが安心でしょう。
更に、業者によっては、取り付けだけでなく、古いレールの取り外しや修理も一緒にお願いできる場合もあります。
このように、業者へ依頼した場合、たくさんの利点が挙げられますね。
カーテンの取り付けを業者に依頼するデメリットは?
カーテンの取り付けを業者に依頼するデメリットは、なんといっても費用がかさむことでしょう。
自分で取り付け作業を行うと、レール代だけで済んでしまうところが、技術料やマージン料が加算されるため、どうしても費用がかかってしまいます。
また、カーテンの取り付け作業においては、規定料金が設定されていないので、各業者ごとに値段の設定に幅があります。
技術料が発生することもありますので、同じレールを取り付けても、請求される額は各業者によって様々です。
更に、まずは見積もりを行い、その後に現場調査をし、改めて取り付け作業日を決めるというように、取り付けまでに手間が掛かるのもデメリットといえるでしょう。
いざ作業に入っても、持ち合わせの工具では取り付けができず、日を改めることになったり、設置場所の環境によって、ものすごく時間が掛かってしまうなんてこともあり得ます。
業者に依頼する場合は、これらのデメリットもしっかり念頭に入れておくことが大切です。
カーテンの取り付け!費用の相場はどれくらい?
新築物件では、カーテンレールの取り付けは引っ越してから行うことが多いです。
1箇所だけなら、ご自分での取り付けを考える方も多いでしょうが、各部屋の窓の数だけレールを取り付ける作業は、なかなか大変ですので、業者にお願いするのがほとんどともいえるでしょう。
ここで、取り付けにかかる費用が気になってきますよね。
一般的に、レールを何箇所取り付けるかによって、費用が決まってきます。
1箇所~5箇所までが1~2.5万円、5箇所~10箇所までが2~5万円というのが相場でしょうか。
工務店や専門業者に依頼すると、技術料やマージン料が上乗せされることもあり、もう少し高くなることがあります。
また、レールの購入先で、レール代プラス工賃という形式で取り付けを請け負っている場合なら、2~3千円程度の取り付け費用で済むこともあります。
どちらの場合でも、ここにレール自体の費用がかかってくることも忘れてはいけません。
たくさんの専門業者や工務店、レール販売店がありますので、その中で費用も微妙に変わってきます。
上記の相場を参考に、いくつかの業者をあたり、見積もりを依頼して、比較することをおすすめします。
少しでも費用を抑えたい!業者に依頼する際の裏技!
カーテンレールの取り付けを業者に依頼することを決めても、やはり作業にかかる費用を抑えたいと多くの方がお考えでしょう。
ここでは、少しでもコストを抑える方法について考えてみましょう。
まずは、レール自体の購入から見直してみましょう。
カーテンのレールには大きく分類して、デザインにこだわったオシャレな装飾性レールと、一般的な金属製の機能性レールの2種類があります。
装飾性レールは、素材やデザインにこだわりがある分、高価なものが多い傾向があります。
一方、機能性レールならホームセンターやインターネットで、比較的安価なものが購入できます。
ご自分で安価なレールだけを購入しておいて、取り付けだけを専門業者に依頼すると、全体の費用を抑えることができますよね。
また、レールのメーカーや機能性にこだわりがないようでしたら、各業者の過剰在庫を聞いてみるのも1つの手です。
型落ち品になりますが、かなりコストを抑えられますし、同時に業者さんに取り付けについて問い合わせてみると、工賃も考慮していただける場合があるかもしれません。
カーテンの取り付け!業者を探すなら!
実際に調べてみると、カーテンレールの取り付けを行っている業者の数が多いことに驚かれると思います。
業者それぞれの取り付けにかかる費用やサービスを比較し、問い合わせ、見積もりをお願いする時間がないという方も多いでしょう。
このような方には、住宅や店舗の修理やリフォームにおいて、職人や専門家による施工が必要な作業の見積もりが、簡単に依頼できるサイトの利用をおすすめします。
このようなサイトには、全国の100社ほどの工務店、専門業者が加盟しています。
自宅近くでカーテンの取り付けを行ってくれる工務店や専門業者が、効率よくパッと探せますよ。
また、複数の加盟店から見積もりを取り寄せることも可能なので、作業にかかる費用の比較が簡単にできるのも、このようなサイトの魅力です。
「なるべく費用を抑えたい」
「要望にあった作業をしてほしい」
「今日すぐにでも取り付けてほしい」
などという要望に応えてくれる各業者を、簡単に探せることのできるようなサイトも、上手に活用してみましょう。
上手な業者選びでカーテンを取り付け!
カーテンレールの取り付けは、数箇所になってくると、やはり業者の手を借りることになるのが一般的です。
特殊なレールであったり、設置場所が高所であれば、特に業者に依頼することをおすすめします。
数箇所の取り付けになると費用もアップするため、いくつかの業者で見積もりを出して比較してみましょう。
レールの販売業者に、過剰在庫や取り付けサービスについて問い合わせることも、1つの方法です。