カーペットにブラウンを選ぶ際のインテリアコーディネート

最終更新日:2019/02/16

インテリアコーディネートをする上で、ブラウンはとても万能で魅力的なカラーです。

カーペットやインテリアにブラウンを選ぶ場合には、いくつかのポイントを意識してコーディネートする必要があります。

そこで今回は、カーペットやインテリアにブラウンを取り入れる場合のインテリアコーディネートのポイントについて解説します。

ブラウンはインテリアにどんな効果をもたらす?

ブラウンのカーペットやインテリアは、お部屋にどんなイメ―ジを与えるでしょうか。

ブラウンは、色々な表情を持つ魅力的なカラーです。

シックでクールなイメージがありながら、土や木といった自然の中にあるカラーであるため、その温もりを感じることができます。

土は、植物や花といった生命を育てる上で欠かすことのできないのエネルギー源であり、木の幹もまた葉を芽吹かせることから、ブラウンは自然を作る上での礎となるカラーと言えます。

このことから、ブラウンのインテリアやカーペットは家の中に安心感や温もりといったイメージを与えてくれるのです。

また、ダークブラウンのインテリアやカーペットは、高級感や重厚感を与えることができます。

インテリアコーディネートをする上で、ホワイトやベージュといった明るいカラーでまとめた際に、ナチュラルすぎる印象になってしまったときには、アクセントとしてブラウンを取り入れることでメリハリを付けることができるでしょう。

ブラウンのインテリアとカーペットで統一するコーディネート

ブラウンには自然を思わせる温もりや安心感、そして高級感といったイメ―ジがあることがわかりました。

そこで、魅力的なカラーであるブラウンで統一したインテリアコーディネートのポイントについて解説します。

お部屋全体をブラウンで統一する場合には、すべてを同じ色調で統一するのではなく、グラデーションを付けるのがおすすめです。

ブラウンの中にもカラーのトーンが濃いアズティック・ブラウンや、少し明るめのヴァンダイク・ブラウン、明るいウォルナットなどその種類はさまざまです。

これらの色合いが微妙に異なるブラウンを組み合わせることで、自然な印象になります。

例えば、カーペットにはダークブラウンを取り入れ、テーブルやテレビ台、シェルフなどにはカーペットよりも少し明るめのブラウンを、カーテンにはベージュに近いようなブラウンを取り入れると良いでしょう。

ポイントとしては、床から目線が高くなるにしたがってトーンを明るくしていくと、グラデーションが付けやすいです。

また、そのようにグラデーションを付けることで空間に広がりが生まれるでしょう。

ブラウンのカーペットやインテリアを選ぶ際のポイント

ブラウンのインテリアやカーペットをお部屋に取り入れる際には、そのデザインにもこだわって選んでみましょう。

ブラウンのインテリアは、重厚感を与えることができる反面、選び方によっては圧迫感を感じる場合もあります。

そこで、テーブルやテレビ台、シェルフといったインテリアは、ロータイプの物を選ぶことで圧迫感のないコーディネートを実現できます。

ロータイプのインテリアを取り入れると、天井が高く感じ空間に開放感を与えます。

背の高いインテリアを取り入れたい場合には、脚が高い物を選ぶと、下に空間が生まれるためバランスを取ることができます。

また、ブラウンのインテリアは、抜け感のあるデザインの物を選ぶのもおすすめです。

例えば、フレームは木製で天板はガラス製のテーブルや、背もたれが柵のように隙間が空いているチェアなどを選ぶことで、抜け感のあるインテリアコーディネートに仕上げることができます。

カーペットを敷く場合には、床と同系色のブラウンを選ぶと統一感が生まれ、広々としたイメージになります。

ブラウンのインテリアを使ったリゾート風コーディネート

ブラウンのインテリアやカーペットは、お部屋をリゾートホテルのような雰囲気に仕上げたい場合に取り入れるのもおすすめです。

お部屋をリゾート風に仕上げる場合には、インテリアの素材感にもこだわってみましょう。

木製のインテリアに、ヒヤシンス素材やバンブー素材など、異素材のインテリアを組み合わせることで、リゾートホテルのような高級感と温もりのある空間に仕上げることができます。

例えば、ヒヤシンス素材のソファはアジアンテイストな雰囲気も演出できおすすめです。

また、バンブー素材の照明などを取り入れると、南国風な異国情緒溢れるリゾートホテルのように仕上げることができます。

照明は、暖色系の明かりの物を選ぶと、温かみが生まれるでしょう。

バンブー素材の間接照明はインテリアに光を当てることで、お部屋を広々とした空間に演出することもできおすすめです。

さらに、お部屋をリゾートホテルのように仕上げたい場合には、カーペットも含めてインテリア全体の色調をダークブラウンで統一すると、落ち着いてくつろげる雰囲気になります。

ブラウンのカーペットに明るいカラーのインテリアは合う?

これまで、お部屋全体をブラウンで揃えるインテリアコーディネートをご紹介してきましたが、カーペットにブラウンを取り入れる場合、その他のインテリアに異なるカラーを加えるとどうなるでしょうか。

ブラウンは、比較的どんなカラーにも馴染みやすいです。

明るいカラーの中ではアイボリーやホワイトと相性が良く、おすすめできます。

前述のように、ブラウンで統一したインテリアコーディネートの場合は、床から目線が高くなるにつれて明るい色調になるようグラデーションを付けると良いです。

そこで、ブラウンと明るいカラーを掛け合わせる場合もカーペットにはダークブラウンを選び、ソファにはベージュを、カーテンにはアイボリーといったように、高い位置には明るいカラーを取り入れると良いでしょう。

また、カーペットがブラウンのお部屋に、ホワイトやアイボリーのインテリアを取り入れることで、広々と明るい空間に仕上げることができます。

加えて、カーペットがブラウンであることで、アイボリーやホワイトをふんだんに使用しても引き締まった印象になります。

ブラウンのカーペットに暖色系のインテリアをプラス

最後にご紹介するのは、ブラウンのカーペットをベースとしたコーディネートに、暖色系のカラーをプラスするアイデアです。

ブラウンは、ナチュラル系のカラー以外にもレッドやオレンジ、イエローといった暖色系のカラーとも相性が良いです。

例えば、壁がホワイトのお部屋にブラウンのカーペットを取り入れる場合には、テーブルやテレビ台といったインテリアにはブラウンを選び、ソファやチェアにオレンジを取り入れると、メリハリの付いたアクセントになります。

また、木製のブラウンのインテリアの上に、レッドの小物を飾るのもおしゃれでおすすめです。

シェードがレッドの置き型の照明や、フォトフレームなどでアクセントを加えるだけで、お部屋をおしゃれに演出してくれます。

さらに、ベッドルームの場合には、カーペットやベッドをブラウンで統一し、フットスローにオレンジやレッドといった暖色系のカラーを取り入れることで、アクセントになります。

カーペットにブラウンを選ぶ際はインテリアとのバランスを

カーペットにブラウンを選ぶ場合には、他のインテリアとのバランスを意識することが大切です。

ブラウンで統一する場合にも、カーペット以外のインテリアに明るいカラーを取り入れる場合にもグラデーションを付けるようにコーディネートすると、開放感のあるおしゃれな雰囲気に仕上げることができます。

インテリアの素材感やデザインにもこだわって、お部屋をおしゃれにコーディネートしてみてください。