ユニットバスのおすすめは?おしゃれで機能的なメーカー紹介

最終更新日:2019/04/02

近年はユニットバスの機能性が上がり、見た目もおしゃれなデザインのものがたくさんあります。

そのため、どこのメーカーを選んでも、快適で気持ち良く使えるお風呂であることは間違いないでしょう。

しかし、種類が豊富であるからこそ、その中から自分にとって最高のひとつを見つけたいものです。

今回は、各メーカーのユニットバスの特徴やおすすめ商品をご紹介します。

ユニットバスのメーカーを選ぶ時は何を重要視するべき?

新築やリフォームでお風呂を新しくする時、何を重要視するかでユニットバスメーカーの選び方は変わってきます。

ここでは、ユニットバスを選ぶ時に見るべきポイントをご紹介しましょう。

ユニットバスは見た目がおしゃれで好みのデザインのものであることも重要ですが、水回りであるからこそ大切なこともあります。

・お手入れがしやすいこと
・エコであること
・洗い場の使いやすさ、広さ
・浴槽のサイズ、さわり心地
・耐久性
・機能性
・安全性

お風呂は常に湿気があるものですから、換気扇や窓があるだけでは完全なカビ対策にはなりません。

日々のお掃除が重要になりますので、できるだけ簡単にお手入れができる仕様にしたいものです。

体格の大きな方は浴槽のサイズが大きい方がリラックスできますし、子どもと一緒にお風呂に入る方は洗い場が使いやすく広い方が良いでしょう。

しかし、広くても水道代やガス代が高くなるのは避けたいものです。

長く使うための耐久性、お風呂が楽しく便利になる機能性、高齢者や小さな子どもが安心して入れる安全性も叶えてくれればいうことはないでしょう。

しかし、全てを叶えることは難しく、多くの機能を取り入れると掛かる金額もそれだけ大きくなります。

お風呂を新しくする時には、まず自分の家はどのようなお風呂を求めているのか、明確にしておきましょう。

断熱クッションの快適な床が人気!おしゃれでバランスの取れた「TOTO」

それでは、早速おしゃれでおすすめのユニットバスのメーカーをご紹介しましょう。

まず、おすすめしたいのは、TOTOのユニットバスです。

・TOTO:SAZANA(サザナ)1坪タイプ 1616サイズ

メーカー標準仕様価格(目安の価格帯として):700,000~1,167,000円(税抜)

TOTOのユニットバスで特に人気が高いのは、なんといっても「ほっカラリ床」でしょう。

膝をついても痛くない床は、やわらかい断熱クッションが入っていて温かく、そのまま座ることもできます。

滑りにくい上にものを落としても衝撃をやわらげてくれるので、ご年配の方や小さな子どもでも安心して入ることができます。

また、乾きやすくお手入れもしやすい形状になっているので、カビの発生も抑えてくれるでしょう。

シャワーは独自のノズルで勢いよく水が出る「コンフォートウエーブシャワー」を採用していて、節水しているのに心地良い浴び心地となっています。

浴槽は浴槽断熱材が入っていて、2枚の蓋も高断熱構造となっているので、お湯が冷めにくく保温力が高い仕様でガス代や電気代を節約できそうですね。

壁をおしゃれに彩るカラー展開は48色となっているので、きっと気に入るカラーを見つけることができるでしょう。

お手入れのしやすさや洗い場の使いやすさなど、あらゆる点でバランスの取れたユニットバスといえます。

おしゃれなデザインで女性からの人気が高い「リクシル」のユニットバス

おしゃれなデザインのメーカーといえば、女性から人気の高いリクシルのユニットバスを挙げる方も多いでしょう。

中でも、高価格帯の「スパージュ」は、まるで自宅のお風呂ではないようなくつろぎの時間を作ってくれる高品質のユニットバスです。

・リクシル:スパージュ

メーカー標準仕様価格(目安の価格帯として):940,000~2,578,000円(税抜)

スパージュのコンセプトは「湯を、愉しむ。時を、味わう」ということで、一般的なユニットバスには見られない様々な工夫がされています。

●アクアフィール(肩湯)

浴槽で肩が当たる位置から厚さ4mmのお湯が注ぐ肩湯は、少ない湯量でも肩周りを温めてくれるので一般的な入浴方法よりも血行促進などの効果が期待できます。

お湯は浴槽の湯をそのまま循環させて使うため、水道代を考えることなく使うことができます。

●アクアタワー(打たせ湯)

温泉やスパのような打たせ湯の心地良さを、自宅のお風呂で味わうことができます。

●アクアタワー(オーバーヘッドシャワー)

ハンドシャワーとは別に、天井に設置されたアクアタワーから全身を包み込む広がりのあるお湯がシャワーとして使えます。

両手を自由に使って、全身でたっぷりとしたシャワーを満喫できるのです。

他にも、オプションでアクアシアターやフルデジタルサウンドシステムを採用することができるので、お風呂をお風呂としてだけでなく、リラックス空間として使用したい方へ向いているユニットバスといえるでしょう。

耐久性抜群のメーカー「タカラスタンダード」のホーローユニットバス

タカラスタンダードといえばホーローを採用しているメーカーとの認識も高いでしょう。

タカラスタンダードのユニットバスは、その通りホーローの浴室パネルを採用することでお手入れがしやすく、カビも生えにくいずっとキレイな状態を保つことができます。

ホーローにはマグネットも付くので、収納もマグネットにすることで使いやすい位置を自由に選ぶことができますし、お掃除の時には取り外すことも可能です。

床の磁器タイルは、頑丈なので強く擦っても傷つくことがなく、耐久性があります。

今回おすすめするのは、高級ホテルでも採用されている鋳物ホーロー浴槽を自宅で体感することができるユニットバスです。

・タカラスタンダード:プレデンシア プレミアム <1616>1坪サイズ

メーカー標準仕様価格(目安の価格):1,226,000円(税抜)

浴槽は人造大理石やステンレスなど様々な素材を揃えているタカラスタンダードですが、中でも「鋳物ホーロー浴槽」は熱伝導率と保温性が高く、全身をゆっくりと温めることができるので人気の高い浴槽です。

表面はなめらかなガラス質となっていますが硬度が高いので傷は付きにくく、その美しさとなめらかさから見た目にもおしゃれで、最高の入り心地を楽しむことができます。

カウンターは高級人造石を使用したクォーツストーンカウンターなので、天然水晶の輝きが高級感あふれるお風呂へと変身させてくれています。

さらに、タカラスタンダードはお風呂をリフォームする時に、間口と奥行きのサイズをオーダーすることが可能です。

そのため、横幅などがサイズオーバーで一般的な規格だと無駄になっていた部分も、無駄なく広いお風呂として使用することができます。

見た目も大切だけど、いつまでも丈夫で汚れにくいお手入れのしやすさを重視される方には、非常におすすめのメーカーだといえるでしょう。

いつでも暖かい!冬におすすめのメーカー「クリナップ」

寒くなると、お風呂に入ってから温まるまでの時間がつらいと感じたり、ヒートショックが怖いと感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そのような寒さの悩みに答えるメーカーがクリナップです。

クリナップのユニットバスは2種類展開となりますが、どちらにも保温材で包まれた高断熱の浴槽が採用されていて、さらには天井から床まで浴室全てを保温材が包んでいるために入浴後30分経っても浴室温度を20℃以上に保つことができるのです。

また、主力商品であるアクリアバスは、さらに暖かさにこだわった商品となります。

・クリナップ:アクリアバス 1坪タイプ 1616サイズ

メーカー標準仕様価格(目安の価格):1,104,000円(税抜)

標準装備として「床夏シャワー」が搭載されていて、カウンターから一気に噴出するお湯が1分で床温度を25℃まで上昇させてくれます。

短時間で温めるのでコストはあまりかからず、スイッチが脱衣所で操作できるのも大きなポイントです。

暖かい機能に特化しているだけではなく、ステンレス製のヘアキャッチャーが装備されていることや、カビがつかないようにパッキンを内部に収めるなどお手入れのしやすい工夫もされています。

収納スペースは目立たないようにサポートバーの後ろにスッキリと一列に収めたことで、シンプルなおしゃれを実現した空間となっています。

さらに特筆すべきは、浴室のドアのホコリや汚れが溜まりやすい換気口を、外してそのまま丸洗いできることです。

悩まされるドアのお掃除を一気に爽快感へと変えてくれる画期的なシステムといえるでしょう。

開放的でおしゃれな空間を演出する「パナソニック」のユニットバス

最後にご紹介するメーカーは、家電でもおなじみのパナソニックです。

パナソニックのユニットバスは家電メーカーならではの機能性のみならず、おしゃれな空間を彩るための様々な工夫がされています。

・パナソニック:L-CLASS グラリオカウンタータイプ ベースプラン 1616サイズ

メーカー標準仕様価格(目安の価格):1,641,000円(税抜)

浴室に一歩入るとまず目を惹くのが、壁いっぱいに広がる大開口窓です。

小さな浴室を開放感ある空間に変え、季節によって異なる雰囲気を楽しむことができます。

有機ガラスのなめらかな浴槽は、カウンターと繋がる重厚感のあるエプロンに収めていることで、美しい調和を生み出しています。

また、浴室の雰囲気を損なわないために、暖房換気乾燥機などはセンサーで乾燥する最新機器にもかかわらず、見事に天井に溶け込んで主張し過ぎません。

オプションでも、水面に幻想的なゆらぎを演出する「水盤LED照明」や、浴槽でオイルヴェールを楽しむことができる「酸素美泡湯」、空気の泡を含んだ「エステケアシャワー」など、女性に人気の機能がたくさんあり、どれを選んだら良いのか迷ってしまうことでしょう。

機能性とリラックスできるやわらかい空間を持つパナソニックのユニットバスは、ワンランク上のお風呂を求めている方におすすめです。

求めているものを形にしたユニットバスを選ぼう

冒頭でも述べた通り、どのメーカーのユニットバスでも標準仕様で十分なデザインも機能性も揃っているため、満足のいく入浴タイムを得ることはできるでしょう。

しかし、その中でも自分が求めているものをピンポイントで形にしてくれるメーカーを選ぶことができたら良いですよね。

お風呂は、毎日の疲れをとる大切な儀式ともいえます。

できるだけ楽しく、心地良く過ごせる空間にしてみましょう。