こたつをもっとおしゃれに!テーブルやカバーもDIYしよう!

最終更新日:2019/04/19

古風で野暮ったいイメージのある「こたつ」ですが、暖房器具にしては消費電力が安いといった、うれしいメリットも見逃せません。

そこでこの記事では、こたつをもっとおしゃれにするための「DIYアイデア」をまとめてみました。

こたつテーブルの天板や上掛けカバーも自分らしくアレンジして、インテリアコーディネートをたのしみましょう。

こたつテーブルの天板は「リメイクシート」で簡単DIY!

こたつテーブルの印象をもっとも左右しているのは、目に入りやすい「天板」ではないでしょうか。

まずは、簡単なDIYで天板の雰囲気を変えてみましょう。

天板のイメージを変えるときには、市販の「リメイクシート」を使用します。

リメイクシートとは、裏側が粘着面になっている塩ビフィルムシートのことで、ホームセンターや100円均一ショップなどでも手に入れることができます。

リメイクシートを貼るときは、事前に「ゴムヘラ」を用意しておくといいでしょう。

ゴムヘラを使いながら作業すると、シート内に気泡が入りにくくなります。

きれいに仕上げることができるので、ぜひ活用してみてください。

リメイクシートを選ぶときは、お部屋や家具のテイストを意識していきましょう。

ナチュラルインテリアの場合、木目調のリメイクシートがおすすめです。

リアルな模様だと風合いが増し、本格的な仕上がりとなります。

また、軽やかな空間にしたいときは、明るめのカラーリングを選び、重厚感のある空間を目指す場合には、暗めの落ち着いたカラーリングにしてみてください。

木目調だけでなく、さまざまなデザインパターンがありますから、お好みのものを探してみましょう。

「タイルシート」でDIY!オリジナルの天板づくり

前項でご紹介したリメイクシートよりも、オリジナリティをプラスしたいときにおすすめなのが、「タイルシート」を使用したDIYです。

タイルシートとは、タイルの裏面がシールになっているアイテムで、こたつテーブルの天板にも使用することができます。

タイルには目地加工が施されていますから、面倒な処理は必要ありません。

手軽にタイル貼りを実現できるため、DIY好きな方々から注目されています。

こちらのタイルシートですが、天板全面に貼るよりも、アクセント使いするといいでしょう。

天板の端だけをグルリと囲ってみたり、角だけに貼ってポイントにするというような使い方です。

DIY上級者になると、本物のタイルを中央に敷き詰め、その周りを木枠で囲っている例なども見かけます。

ツルッとした質感がクールなタイル貼り天板で、こたつもスタイリッシュな印象に生まれ変わるはずです。

また、どこかカフェ風な雰囲気も持ち合わせていますから、さまざまなインテリアスタイルに対応できるでしょう。

木製こたつテーブルはペイントすると個性が出る!

ここからは、少しレベルアップしたDIYアイデアをご紹介していきます。

木製のこたつテーブルをお持ちであれば、大胆に色を塗り替えてみるのはいかがでしょうか。

「リメイクシートでは満足できない!」「もっと自分好みの色にしたい!」という方におすすめです。

テーブル全体を塗るのは少し大変かもしれませんから、天板だけでもいいでしょう。

ここでは、天板のみを塗り替えることと想定し、大まかに作業の流れをお伝えします。

〈用意するもの〉

・作業着
・やすり
・お好みのペンキ
・ペイントブラシ
・仕上げ剤

〈作業手順〉

①汚れてもいい服装に着替えておく

必要であれば、マスクや手袋も用意し、作業場所にも配慮してください。

②ペイントする面にやすりがけする

ゆっくり丁寧にやすりをかけていきますが、「電動やすり(サンダー)」があると便利です。

③ペイントブラシを使い、ペンキを下塗りする

一度塗ってから少し乾かします。

④再度ペンキを塗る

きれいにペンキが塗れたら完全に乾かします。

⑤仕上げ剤を薄く塗っていく

数日おいて乾燥させたら完成です。

こたつテーブルの「脚」だけ変えてみるのもアリ!?

こたつテーブルのDIYとしては、脚の部分にも注目してみましょう。

低いこたつを高さのあるものに変えると、ダイニング空間にも合わせやすくなります。

お手持ちのダイニングソファやイスの高さに合わせ、寸法を決めてから木材を用意しましょう。

もともとこたつテーブルについていた脚を外したら、用意した木材を骨組の四隅にネジで固定していきます。

念のため、底面には補強用の横板をつけておくと安心ですね。

複雑な施工ではないものの、きっちりとプランニングしてから作業してみてください。

サイズの大きなこたつでは安定感が出にくいため、あまりおすすめできませんが、コンパクトなこたつであれば問題ないでしょう。

しかし、脚の高さを変えるということは、上掛けカバーも新たに手作りする必要があります。

上掛けカバーのDIYについては、次項でお話ししていきます。

お部屋の雰囲気に合わせて!こたつの上掛けカバーをDIYしてみよう

テーブルの天板と同じく、こたつのイメージを決めるポイントとなるのは「上掛けカバー」です。

自分好みの生地で手作りしてみると、さらに愛着も沸いてくるでしょう。

カジュアルな雰囲気を出したいときには、「デニム生地」がおすすめです。

パッチワーク風に縫い合わせてみたり、ヴィンテージ加工されたデニム生地にワッペンをプラスしてみると、とてもおしゃれな印象になります。

一方、ナチュラルでやさしい雰囲気を出したいときには、リネンやコットンなどの「自然素材生地」を使用してみましょう。

カラーリングもオフホワイトや生成り色で統一すれば、あたたかみがあり穏やかなイメージになりますね。

また、既製品の上掛けカバーをリメイクするのもいいアイデアです。

端にレースやフリルをあしらえば、一気にガーリーテイストになるでしょうし、フリンジやタッセルをつけると今風のアレンジになります。

インテリアテイストに合わせて、自分好みのDIYアクセントをプラスしてみましょう。

買い替えるなら!おしゃれなこたつテーブルを

ここまで、こたつテーブルや上掛けカバーのDIYについてお話ししてきましたが、今後買い替えるご予定があるなら、おしゃれなデザインのこたつを選んでみましょう。

近年は、フローリングのお部屋にも馴染みやすい、スタイリッシュなこたつが販売されています。

いくつかピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【リセノ:こたつテーブル Anika(アニカ)長方形 幅105cmタイプ】

猫脚風のデザインがかわいらしく、優美でエレガントな印象です。

どちらかと言えば、女性向きのこたつテーブルと言えますね。

ヒーター部分が薄型設計になっているため、上掛けカバーを外してもスッキリとした見た目になります。

【リセノ:こたつテーブル Laura(ラウラ)ヘリンボーン 長方形 幅105cmタイプ】

ヘリンボーン柄になっている天板が特長です。

丸みのあるフォルムなので、どこかやさしい雰囲気に仕上がっています。

一見こたつとは思えないような、個性的なデザインが魅力でしょう。

【古材風アイアンこたつテーブル ブルック 長方形 100×50cm】

・取扱店:ミロク屋(楽天市場店)他

古材風のメラミン天板は、お手入れ簡単でとてもタフです。

アイアン脚を使用していますが、電源を入れても熱くならない設計になっています。

フラットタイプのヒーターは、ゆったりとした使用感なのがうれしいですね。

今回は、三点のこたつテーブルを厳選してみましたが、いかがだったでしょうか。

こうしたおしゃれなデザインの既製品を参考にしながら、自分でDIYしてみるのも面白いですね。

こたつだっておしゃれにアレンジできる!

この記事では、こたつのDIYアイデアを中心にお伝えしてきました。

こたつテーブルの天板は、「リメイクシート」や「タイルシート」を利用すれば、簡単にDIYすることができます。

また、自分でペイントしたり、脚の高さを変えてみるのもいいでしょう。

おしゃれなデザインのこたつを手に入れて、インテリアコーディネートの幅を広げてみてください。