模様替えや引越しなどで、家具を買い替えたり、インテリアのテイストを変更したりすることもありますよね。
そのときに元々使っていた家具が浮いてしまうこともあると思います。
しかし全てをその都度買い替えるわけにはいかないですから、そんなときには自分でリメイクするのがおすすめです。
そこで今回は、ダイニングテーブルのリメイク方法についてご紹介してきます。
初心者でも簡単にリメイクできる方法や、本格的なものまで詳しくご紹介するので参考にしてみてください。
クロスを使って簡単にリメイク!
ダイニングテーブルのリメイクにも色々な方法があります。
まずは、汚れが気になってきた古いテーブルや少し雰囲気を変えたいという人におすすめの、クロスなどを使った簡単なリメイク法をご紹介します。
・リメイクシート
近年では、100均などでも購入することのできるアイテムです。
これをダイニングテーブルに貼るだけで簡単にリメイクすることができます。
少し汚れが気になってきた古いテーブルも、リメイクシートを貼ることで隠すことができます。
リメイクシートは防水タイプで、貼って剥がすことができるものを選ぶのがおすすめです。
鍋やホットプレートを置くこともあると思うので、熱に強いものを選ぶようにするとよりいいでしょう。
・タイル
タイルを貼るのも雰囲気が変わっておすすめです。
1枚1枚タイルを貼っていくのは大変な作業ですが、元からタイルが繋がっているタイルシートもあるのでそれを使うと便利です。
また、タイルシートは水にも強いのでダイニングテーブルに使用するのにぴったりです。
ダイニングテーブルを色ぬりで大胆リメイク
ペンキやワックスを使ってダイニングテーブルを大胆にリメイクするのもおすすめです。
DIYの初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、意外と簡単にできるので試してみてください。
・ペンキ
一般的な木目調のダイニングテーブルは、ナチュラルやダークブラウン、ホワイトといったカラー展開がほとんどですね。
これをペンキを使って自分の好きな色にチェンジすることができます。
リメイク方法としては、元々の塗装をやすりで全て落としてから、好きな色のペンキを塗るだけです。
工程は、これだけなので簡単ですね。
ただ、注意点として、しっかり乾燥させてから使うようにしましょう。
・ヴィンテージワックス
DIYをよくする人にはおなじみのリメイク法です。
ダイニングテーブルにヴィンテージワックスを使うことで男前家具に変身させてみましょう。
ヴィンテージワックスはえごまを使用して作られた植物油ベースのものなので、トルエンやキシレンといった有機溶剤は使用していません。
そのことから、ヴィンテージワックスは食事をするためのダイニングテーブルにぴったりな材料です。
使い方も簡単で、スポンジなどでワックスを多めに塗っていきます。
30分ほど乾かしたら、ウエスで余分なワックスを拭き取ります。
すると木目が強調され、ヴィンテージ感がおしゃれな塗装の完成です。
ダイニングテーブルのサイズチェンジをしてみよう
続いてのリメイク法は、ダイニングテーブルのサイズチェンジです。
天板のサイズを変えるリメイク法をご紹介します。
木材を並べて天板にしましょう。
縦と幅を元の天板より長くしそれをダイニングテーブルの上に乗せて使います。
簡単にできますが、テーブルの重量が増すので注意が必要です。
また、大きめの一枚板があればより簡単にすることができます。
天板の上に重ねるだけでは強度が心配なので、新たに取り付ける天板の裏側に、元の天板の大きさの枠を作りはめ込めるようにします。
枠にかぶせるようにすればしっかり固定されます。
少し難しいですが、買い換えることなく大きなダイニングテーブルに変えることができるのでおすすめです。
天板が大きくなるだけではなく、重ねた分高さも少し高くなります。
ダイニングテーブルの脚をリメイク
続いてはダイニングテーブルの脚を変えてリメイクする方法をご紹介します。
ダイニングテーブルの脚を変えると、雰囲気が全く違うものに変化させることができます。
ダイニングテーブルの脚だけが販売されているので、自分でもリメイクすることができます。
簡単ではないですが、雰囲気は変わるので挑戦してみる価値はあります。
天板と脚を分解して、ネジ穴の合う脚に付け替えてみましょう。
手軽に購入することができて、おすすめなのが、アイアンの脚です。
とてもスタイリッシュで男前な雰囲気になります。
アイアンの脚のダイニングテーブルを購入しようと思ったら、数十万円するものがほとんどですが、脚だけなら3万円程度で購入できるものもあるので、リメイクしてみるのもいいでしょう。
また、スチールの脚もおすすめです。
鉄パイプのような見た目でスタイリッシュな印象になるので、おすすめです。
同じ木材の脚なら、アンティーク調の脚もお洒落です。
アンティークなデザインのダイニングテーブルも高額であることが多く、なかなかお気に入りに出会えなかったりしますよね。
色々な種類の脚があるので、お気に入りが見つかればリメイクで自分好みにしてみましょう。
ダイニングテーブルに引き出しをプラス
ダイニングテーブルに引き出しをつける方法をご紹介します。
見た目を変化させるリメイクも楽しいですが、一工夫して機能性もプラスしてみましょう。
・既製品の引き出しを取り付ける
100均などで購入できる書類ラックを使って引き出しを作ることができます。
ラックとトレーを置いて使うものですが、ふちの部分に強力両面テープを貼って天板の裏に貼ることで引き出しとして使用することができます。
これならとても簡単ですね。
・木材で引き出しを作る
角材をL字型に組み合わせビスで固定します。
それを向き合うように2つ天板の裏にビス止めしましょう。
大きさの合うバットやトレーをスライドさせれば引き出しになります。
両面テープよりも強度の高い引き出しの完成です。
自分で好きな取っ手などを付けて、お洒落な引き出しにすることもできますよ。
ダイニングテーブルのリメイクをするときの注意点
色々なダイニングテーブルのリメイク法がありましたが、リメイクするときに注意しなければいけない点がいくつかあります。
・完成形をしっかり把握
脚のチェンジなどで解体する場合、元に戻すことができないので慎重に作業する必要があります。
完成形をしっかり把握して、注意しながらリメイクを行ってください。
・安全に注意する
ペンキやヴィンテージワックスを使ったリメイク法もご紹介しましたが、室内で作業する場合は注意が必要です。
窓を開けて換気をしながらマスクを付けて作業するのが好ましいです。
また、床や壁、他の家具にペンキなどがつかないようにしましょう。
特に賃貸物件の場合、細心の注意が必要です。
・ひとつずつ進める
リメイクをし始めると楽しくてつい色々な箇所に手を出してしまいがちですが、ひとつずつ進めることをおすすめします。
完成して、使ってみないと「雰囲気に合っているか」や「使い勝手がいいのか」分かりませんよね。
ひとつずつ完成させて使ってみてからリメイクしていくことで、自分だけのお気に入りのダイニングテーブルを作ることができます。
リメイクすることで自分だけのダイニングテーブルを
色々な方法で、ダイニングテーブルをリメイクする方法がありましたね。
古くなってきたものや、お部屋の雰囲気に合わないものもリメイクすることで自分だけのテーブルにすることができるのはとても魅力的です。
初心者でもできる簡単なものから、本格的なものまで様々なリメイク法をご紹介しましたので、ご自身に合った方法で挑戦してみてください。
そして自分だけのお気に入りのダイニングテーブルにリメイクし、大切に使いましょう。