理想のダイニングにするためのテーブルレイアウトとは?

最終更新日:2019/10/02

普段どのようにダイニングテーブルをレイアウトしていますか?

近年、食事だけでなくお子様が宿題をしたり家計簿を付けたりと、ダイニングテーブルの使用方法も多様化しています。

ここでは家族みんなが使いやすく、センスの良いダイニングにするためのテーブルレイアウトをご紹介します。

ダイニングテーブル=食事のためだけじゃない!

ダイニングテーブルは、主に食事をするためのものなので、キッチンの近くや配膳しやすい場所に設置している方も多いと思います。

しかし、近年は食事をするだけではなく仕事や晩酌、パソコン操作など、食事以外に使う方が増えてきています。

特に多いのが勉強スペースとして活用することです。

ダイニングテーブルは、ほとんどの場合学習机より広さがあるため、宿題やプリントを広げやすく、伸び伸びと勉強することができます。

また、子供部屋を設けずリビング学習をする家庭も増加傾向にあります。

親の目の届く範囲で宿題をする場所として、ダイニングテーブルはあると便利でしょう。

このように食事以外でダイニングテーブルを使用する場合は、レイアウトがポイントです。

食事の準備がしやすい位置に配置するのはもちろんなのですが、子供に目が届くよう、カウンターに寄せたり、コミュニケーションが取りやすいレイアウトを心がけてみましょう。

生活・家事動線を意識したダイニング作り

ダイニングテーブルは家具の中でも大きいものなので、使いやすさとレイアウトを意識することが大切です。

中でも生活動線と家事動線は必ず意識したいポイントで、その後の生活しやすさに大きく関わってきます。

例えばキッチンにカウンターが付いている場合、ダイニングテーブルをカウンターにくっつけて配置するのが一般的かと思います。

カウンターから料理を渡しやすいですし、食後の後片付けもカウンター越しに行えるので、家事動線を意識したオーソドックスなレイアウトと言えるでしょう。

反対に、カウンターから離して設置するとカウンターとダイニングテーブルの間にスペースが生まれます。

そのスペースを行き来したり、ゴミ箱やマガジンラックを置くこともでき、カウンターにくっついていないので、掃除機をかけやすいといったたくさんのメリットを得ることができます。

スペースを有効活用できるほか、家事や生活動線の見直しにもつながる可能性もあるので、ぜひ試してみてください。

テーブルの大きさと家族の人数を考えたレイアウト

ダイニングテーブルの大きさやレイアウトは、家族の人数や部屋の大きさによって異なるかと思います。

家族が多ければその分大きなサイズが必要になりますし、一人暮らしや二人暮らしならコンパクトなタイプを選ぶのではないでしょうか。

特に子供がいる場合、少し大きめタイプを選ぶと、テーブルを広く使えますし、将来子供の人数が変わったときにも対応でき便利です。

子供がいると、ママ友やご近所付き合いでホームパーティを開くことも増えると思います。

人数変更にも対応できるよう、家族の人数より少し大きめのものを購入しておくと後々利かもしれません。

また、今は伸縮するダイニングテーブルも多く販売されています。

人が集まるときは最大サイズまで伸ばし、少ない人数のときはコンパクトにして使用することができます。

近年この伸縮タイプのダニングテーブルはとても人気があり、各家具メーカーから様々なデザインのものが販売されています。

ダイニングスペースに余裕がないときは、この伸縮タイプをぜひ検討してみてください。

サイズ選びで悩んだときも、使い分けが可能な伸縮タイプがおすすめです。

ダイニングの広さによってレイアウトを変える

ダイニングスペースは家庭ごとに広さが異なると思います。

ダイニングとキッチン、リビングが分かれている家もあれば、LDKとして全て一体化している間取りも多いです。

広さのあるダイニングの場合、ダイニングテーブルの設置場所は特にこだわらず好きな場所にレイアウトしても大丈夫です。

大きめのダイニングテーブルを設置しても圧迫感をさほど感じることなく生活できるかと思います。

しかし、狭いダイニングの場合はなるべく壁に寄せるように設置するのがおすすめです。

そうすることで空間が広がり、ダイニングテーブルを置いても狭さを軽減できます。

また、可愛らしくて近年人気の丸型テーブルは、狭い空間には不向きなので注意が必要です。

ダイニングテーブルの使用時には椅子を使用しますので、椅子の出し入れするスペースも必要なのでその分場所を取ってしまいます。

四人掛けや六人掛けの場合は、かなりの場所を取ると考えて良いでしょう。

丸型や楕円型のテーブルを使いたいときは、スペースの確保を特に重視するようにしましょう。

ゲストを招くときにも意識したい!理想のテーブルレイアウト

食事会や家飲み、ホームパーティを開くときにもダイニングテーブルは必須です。

友達や親戚、たくさんのゲストを呼んで開く食事会は楽しいですよね。

しかし、楽しさと同時に招く側としてはゲストに満足してもらうためのおもてなしをすることが必須です。

食事や飲み物の準備やテーブルコーディネートなどを行い、楽しんでもらえるよう細かな心配りも必要なのではないでしょうか。

そこでも意識してほしいのがダイニングテーブルのレイアウトです。

レストランのようなみんなが向かいあって座る対面式が理想ですが、人数や子供の有無などによって正餐式などを取り入れるのがおすすめです。

子供連れのゲストはずっと椅子に座っている事が難しくなるため、ママや子供達が動きやすい動線を意識してみてください。

もてなす側としては、食事がスムーズに運べて、食べ終わった食器はすぐに片付けられるようなレイアウトにすることがポイントです。

レイアウトが変わると気分も変わる!

ダイニングテーブルのレイアウトを変えるだけで、お部屋の模様替えをしたような気分になります。

例えば長方形のテーブルを横向きから縦向きに変えるだけで、ダイニングの印象がガラッと変わるのです。

レイアウトを変更することで見た目に変化があるのはもちろんなのですが、食事をしたときの景色にも変化があります。

同じダイニングテーブルで食事をしているのに、見える風景が変わると別の場所で食べているように気分も変化するのが不思議です。

丸型テーブルや楕円型テーブル、変形テーブルの場合は、椅子の位置を変えると同じような雰囲気を味わうことができます。

また、テーブルにお花を飾ったり卓上の照明を置いたり、テーブルクロスやランチョンマットなどを使用してテーブルコーディネートを楽しむのもおすすめです。

手軽に模様替えをしたいときや、いつもの食事の雰囲気を変えたい時は、上記のようなことを試してみてください。

理想のダイニングレイアウトで居心地のよい空間を!

ダイニングテーブル=食事をする場所という概念は年々薄れ、勉強や仕事などをするスペースとして今は活用されています。

リビング同様、暮らしの中心とも言えるダイニングテーブルを素敵にレイアウトし、居心地の良い快適な生活を送りましょう。