スツールにはいくつか種類があり、部屋のどこに置くかで選ぶスツールの種類も変わると聞きます。
その中でも今回は、「ハイスツール」に焦点を当ててお話をしていきます。
ハイスツールを選ぶときのポイントなどについてお話をし、おしゃれなヴィンテージ風のハイスツールのご紹介もしていきます。
スツールの種類はさまざま!
スツールと一口に言っても、さまざまな種類があります。
まずはスツールにはどのような種類があるのかをお話ししていきます。
代表例としては、下記のものが挙げられます。
●収納スツール
座面がふたになっていて、本体の中に物を収納できるスツールのことです。
●折りたたみスツール
名前のとおり、コンパクトに折りたためるスツールです。
●キッチンスツール
主にキッチンで利用するコンパクトなスツールのことで、座りながら調理することも可能です。
●ハイスツール
カウンタースツールとも呼ばれる、座面の位置が高いスツールのことです。
●ミニスツール
ハイスツールとは反対に、座面の位置が低いスツールのことです。
●スタッキングスツール
使用しないとき、積み重ねて収納ができるスツールのことをいいます。
●ステップスツール
踏み台として使用されることを想定してつくられた、踏み板(ステップ)が付いているスツールです。
●キャスター付きスツール
キャスターがスツールに付いているため、座ったままでも移動ができる便利なスツールです。
このようにさまざまなスツールがあり、中にはヴィンテージ風や北欧風のデザインのスツールもあるので、ご自宅に合った雰囲気のスツールを選ぶことも可能です。
スツールを選ぶときのポイント
前述したように、スツールの種類はさまざまです。
家に置くことを検討している場合、どのように選べば良いでしょうか。
スツールを選ぶときのポイントとしては、3点挙げられます。
●部屋のどこに置くか
●いつ使用するのか
●好みのデザインはどのようなものか
前の項でお伝えしましたように、スツールには折りたためるものや座面の位置が高いもの、ステップが付いているものなどがあります。
そのため、いつ、どの部屋で、どのように使用するかなどで、選ぶスツールが違ってくるかが想像つくかと思います。
また、アメリカンヴィンテージや和モダンなど、人によって好みのインテリアも違ってきますから、スツールのデザインにも意識を向けたいところです。
では数ある種類の中で、ハイスツールはどのような場合に選ぶと良いのでしょうか。
ハイスツールは座面の位置が高いことが特徴的なスツールで、カウンタースツールとも呼ばれていますので、カウンターキッチンのご家庭にはおすすめといえます。
ハイスツールを一緒に置くことで、カフェ風のようなダイニングにもなり、おしゃれなティータイムを過ごすこともできそうです。
そんなハイスツールの選び方については、次の項でお伝えします。
つい
ヴィンテージ風や北欧風などのデザインもポイント!ハイスツールの選び方
ここでは、ハイスツールの選び方についてお話をしていきます。
選び方のポイントとしては、大きく3点挙げられます。
1つめは「カウンターに合った高さのものを選ぶこと」です。
カウンターキッチンのカウンターの高さと、ハイスツールの高さが合っていなくては、座ったときのバランスが悪くなってしまいます。
一般的には27~30cmほどの高さの差があると良いそうですので、こちらを目安に選ぶのがおすすめです。
ハイスツールの中には、昇降機能が付いたものもありますので、こちらを選ぶと便利かもしれません。
2つめのポイントは、「座り心地で選ぶこと」です。
ハイスツールだけでなく、座り心地の悪いイスには誰しも座りたくはないはずです。
コーヒーや紅茶を飲んで一息付けたいときも、座り心地のあまり良くないハイスツールだと、心身ともにリラックスできないですよね。
そのため、座り心地の良さは重要視すべきポイントともいえます。
3つめのポイントは、「ご自宅の雰囲気に合ったデザインのものを選ぶこと」です。
ハイスツールはインテリア性の高いアイテムともいわれていますので、お部屋のテイストと合っているデザインであるかは確認したいところです。
アメリカンヴィンテージテイストであれば、脚部がアイアンのハイスツールが良いでしょうし、北欧テイストであれば木製のハイスツールが合いそうですね。
これらのポイントを意識して、お好みのハイスツールを選んでみてください。
3つのポイントと併せてプラスαの機能も検討しよう!
先ほどお伝えした3つのポイントを意識して選ぶとともに、プラスαの機能も検討すると、なお良いかもしれません。
例えば、「背もたれを付けるか」などです。
元々のスツールは、背もたれやひじ掛けのないイスのことでしたが、近年は背もたれやひじ掛けの付いたハイスツールも多数販売されています。
背もたれがあったほうが座り心地が良いという方は、こちらを選んでみてはいかがでしょうか。
ほかにも、キャスター付きや折りたたみ式、足置き付き、座面の高さを調節できる昇降機能付き、などがありますので、付けたい機能があるようでしたら検討してみてください。
それでは次の項から、おしゃれなヴィンテージ風のハイスツールのおすすめをご紹介していきます。
デザイン性が高いだけでなく、ここでお話ししたプラスαの機能が付いたハイスツールもありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
天然木のヴィンテージ座面がおしゃれなハイスツール
ではここから、ヴィンテージ風デザインがおしゃれなハイスツールをご紹介していきます。
「バーチェア 木製 おしゃれ ハイスツール Lewis〔ルイス〕」
座面が天然木、脚はスチールでつくられてた、ヴィンテージテイストのハイスツールです。
目を惹いてしまうくらいの美しい木目が空間のアクセントにもなり、ひとつ置くだけでおしゃれな空間にもしてくれるでしょう。
脚の裏には厚めのゴムが付いているので、床を傷つけにくくしてくれるのも嬉しいポイントです。
こちらの商品はネット販売のエア・リゾーム・インテリアで取り扱っています。
「宮武製作所:INDUSTRIAL(インダストリアル) 【KNC-A400】」
ヴィンテージ加工された丸い木製の座面と、特徴的なフレームの脚がおしゃれなハイスツールです。
無機質で無骨なデザインが、少し重厚感のあるスツールに仕上げています。
このスツールには昇降機能と足置きリングのほか、足裏にはアジャスターが付いています。
これにより、床のデコボコなどによるがたつきを軽減してくれるので、安定感のある座り心地を味わえます。
機能性も充実!背もたれ付きのヴィンテージ風ハイスツールもご紹介
次にご紹介するのは、背もたれ付きのハイスツールです。
「バースツール(背もたれ付き) レザー&アイアン&木製背部 uni8144」
取扱店:システムK
ヴィンテージ感のあるレザーとアイアンを使った、シックな雰囲気のハイスツールです。
背もたれが木製なので、インダストリアル風なデザインもまたおしゃれです。
昇降機能と足置きリングも付いているので、デザイン性だけでなく機能性も高いのは魅力的ですね。
「高級感ある背もたれ付き(クッション付き) 木製バーチェア uni8153」
取扱店:システムK
木×PUレザー×スチールが使われた、ヴィンテージ感のあるデザインのハイスツールです。
背面は木製でつくられていて、身体をゆったりと包み込むカーブの形状により、快適な座り心地を味わえます。
左右非対称のデザインになっていて、角度によって見え方が変わるのは、少し大人な雰囲気のハイスツールともいえそうです。
こちらには、360度回転する機能や昇降機能、足置き、滑り止めの機能も付いていますので、機能性も充実した一品ですね。
ハイスツールでおしゃれなひとときを!
スツールの中でもハイスツールについてお話をしてきました。
カウンターキッチンのある家には特におすすめですので、選び方のポイントを参考に、ご自宅のインテリアにもぴったりのハイスツールを選んでみてください。
あると便利な昇降機能や足置きなどのプラスαの機能も併せて検討し、ハイスツールでおしゃれなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。