丸い天板の円卓テーブルは、おしゃれな見た目が魅力のひとつです。
また、家族のコミュニケーションを円滑にしてくれるため、リビングやダイニングにピッタリのテーブルですよ。
ここでは、円卓テーブルの特徴として、メリットとデメリットをお伝えします。
また、円卓テーブルの選び方やおすすめの商品もご紹介しますので、参考にしてみてください。
テーブルの形状には種類がある!
一口にテーブルと言っても、天板の形状によって種類が分けられます。
これから、それぞれの形状と特徴を簡単にご説明しましょう。
◯長方形
一般的なテーブルでよく見られるのが長方形です。
4人掛け、あるいは6人掛けのサイズが多いようです。
無駄を生まない形状のため、室内のレイアウト時にあまり困ることはないでしょう。
◯正方形
コンパクトなため少人数で使われることが多いのが正方形です。
一人暮らしをしている方にとっては使い勝手がよいでしょう。
◯楕円形
横長で丸みを帯びているのが楕円形です。
長方形と同じく4~6人掛けサイズが多いでしょう。
角がないため優しい雰囲気を感じられます。
◯角丸形
四つ角が丸い形状なら角丸形です。
長方形と楕円形の中間と言ったところでしょうか。
こちらも4~6人で使われることが多いテーブルです。
◯円形
この記事の主役の円卓テーブルが当てはまります。
丸い形で3~4人掛けのサイズが多く、おしゃれなものも揃っているようです。
円卓テーブルはおしゃれ?メリットとは
円卓テーブルは、前項でご紹介した円形の形状に含まれます。
別名丸テーブルとも呼ばれ、リビングやダイニングなどに置かれることが多いタイプです。
その円卓テーブルのメリットについて、ご紹介していきましょう。
◯おしゃれ
先ほども少しお話ししましたが、円卓テーブルは見た目がおしゃれです。
くわえて、置くだけでその空間をおしゃれに見せてくれる働きも持っています。
◯コミュニケーションがとりやすい
どこに座っても全員の顔が見えるため、会話が弾みやすくなります。
コミュニケーション不足を解消してくれるのではないでしょうか。
◯部屋が広く見える
角がない円卓テーブルは圧迫感を生みません。
室内を広く見せる視覚的効果が期待できます。
◯座る場所が限定されない
丸い形状は座る場所を限定しないため、自由な位置で会話や食事などを楽しめるでしょう。
また、座れる人数にも幅を持たせることができます。
おしゃれな円卓テーブルに潜むデメリット
円卓テーブルはおしゃれさをはじめ、さまざまなメリットを持っていました。
しかし、デメリットを抱えていることも事実です。
これから円卓テーブルに潜んでいるデメリットについてお話しします。
△配置が難しい
角がない円卓テーブルは、壁に沿っての配置ができません。
壁際に配置したとしても、円卓テーブルの一部分がデッドスペースとなってしまいます。
これは、円卓テーブルの「コミュニケーションがとりやすい」「座る場所が限定されない」というメリットを脅かすことになるでしょう。
△天板の端に物を置きづらい
円卓テーブルの天板は、端が直線ではなくカーブを描いています。
天板の端部分を有効活用できないため、物を置けないケースも考えられます。
△テレビ鑑賞などに弊害が出るケースがある
みんなで囲んで座ることになる円卓テーブルは、全員の視線を円卓テーブル外の一箇所に集中させるのに向いていません。
そのため、1台のテレビをみんなで視聴して楽しむという使い方は難しいでしょう。
円卓テーブルは脚の種類で選ぶ!
いくつかのデメリットはあるものの、おしゃれな円卓テーブルはリビングやダイニングにぜひ選んでほしいアイテムです。
ただ、選び方を間違ってしまうと、使いにくい円卓テーブルになってしまうので、正しい選び方を覚えましょう。
まず注目してほしいのが脚です。
脚の本数によって、それぞれ特徴があるのでご紹介します。
■1本脚
円卓テーブルの中央に脚が1本付いているだけなので、どの位置から座っても脚が邪魔になることがありません。
来客時でも、椅子の数によって万能に対応してくれるでしょう。
また、椅子を奥までスムーズに格納でき、スペースも無駄に使わなくて済みます。
■3本脚
3本脚の円卓テーブルは、個性があるためおしゃれな空間に合わせるのにピッタリです。
ただ、偶数人数だと使いづらいため、奇数人数のご家庭におすすめします。
■4本脚
4本脚でしっかりと固定された円卓テーブルは、いわゆるオーソドックスなデザインです。
1本脚と比べると、脚は細いタイプが多いでしょう。
種類も豊富に出回っているので、理想の円卓テーブルにきっと出会えるはずです。
まだある!円卓テーブルの選び方
円卓テーブルを選ぶときには、脚以外にも注目ポイントがありますので、ご紹介しましょう。
■天板サイズ
円卓テーブルの端、カーブを描いた部分は、おしゃれな見た目にしてくれる反面、使い勝手があまりよくありません。
そのため、長方形や正方形などの、角と辺でできたテーブルと同じ感覚でサイズを選んでしまうと、手狭に感じることがあります。
円卓テーブルを選ぶ際の目安のサイズとしては、次の通りです。
・1~2人用:直径約70センチ
・3~4人用:直径約100センチ
・5~6人用:直径約120センチ
このサイズに加え、円卓テーブルをどのような用途や目的で使うのかで前後させて考えてください。
■機能
円卓テーブルのなかには、さまざまな機能が付いた物もあります。
高さを変えられる物から、折り畳み式の物まで、使い勝手がよくなる円卓テーブルが揃っているので、理想とする生活に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
使いやすくおしゃれな円卓テーブルのご紹介
それでは最後に、おしゃれでいて使いやすいおすすめの円卓テーブルをご紹介します。
【LOWYA:2人掛けダイニングテーブル】
LOWYAの4本脚円卓テーブルです。
2人掛けにピッタリで、天板のサイズは直径約90センチです。
ウォルナット調とホワイトの2種類が展開されており、天板を彩る木目の美しさが味わえます。
【unico:アディ ラウンドダイニングテーブル】
木材の表情を活かしたナチュラルな雰囲気の4本脚円卓テーブルです。
4人掛けにちょうどよい、直径約110センチの天板です。
天板の下には細かなものを収納できる棚板が付いています。
【イサムノグチ:サイクロンテーブル】
彫刻家としても有名なイサムノグチがデザインした円卓テーブルです。
サイクロンという名の通り、天板の中央から伸びたロッドワイヤーの脚が、ねじれて回転しているようなおしゃれな見た目です。
直径約120センチの天板は、複数の人数でも居心地のよいスペースを提供してくれるでしょう。
【アイルス:昇降テーブル】
こちらは、天板が折り畳める上に昇降機能も付いた便利な円卓テーブルです。
ライフスタイルの変化に合わせて、姿形を変えて対応してくれます。
片面を折りたたんで壁にくっつけたり、両面を折りたたんでコンパクトなサイズにしたりと、シーンごとに使い分けられます。
脚・サイズ・機能に注目して円卓テーブルを選ぼう!
円卓テーブルには、メリットもありますがデメリットもあります。
メリット・デメリットを理解したうえで円卓テーブルを選べば、おしゃれでいて使い勝手がよいスペースを手に入れられるでしょう。
円卓テーブルを選ぶときは、脚のデザインや天板のサイズ、機能性に目を向けてください。
おすすめの円卓テーブルをいくつかご紹介しましたので、選択肢の候補のひとつに入れていただければ幸いです。